還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

袴田さん

2014-03-29 22:37:42 | 日記
48年間
人の一生において何とも取り返しのつかない重さだ。
30歳からの48年間も死刑執行の恐怖の中での獄中生活は想像を絶する。
それも身に覚えのない無実の罪での死刑判決によってである。

一人の人間の一生をこうも簡単にメチャメチャにしてしまう国家権力とは、何と恐ろしいものであることか。
本当に証拠が捏造されていたとすれば、捏造した警察官こそ万死に値する。
その責任追及はどうするのだろう。
警察には仮にその犯人が既に死亡していたとしても真実を明らかにする責任がある。


卒業式

2014-03-24 22:58:41 | 日記

「暑さ寒さも彼岸まで」との格言をあざ笑うかのごとく、昨秋は10月に30℃以上を記録、今春は彼岸の中日に雪が降りました。
そんな異常気象もようやく峠を越え、今日はポカポカ陽気の中、市内の各小学校で卒業式が執り行われた。
近くに住む初孫も本日卒業式を迎え、ジジババも参列してきました。

我が子の卒業式には仕事のため出席できなかったので、自分自身の卒業式以来の小学校卒業式になります。
卒業証書授与、校長先生の訓辞、来賓挨拶等の式次第は昔と変わりません。

昔は生徒総代による送辞や卒業生代表による答辞でしたが、今回は一人ひとりがワンフレーズづつ、そして大事な部分は全員が声を合わせて、6年間の様々な思い出や先生や家族に対する感謝、そして通学の見守りをしてくれた近所の人たちへのお礼の言葉を述べていました。
いつ頃からこんな形になったのか知りませんが、形式ばらずに感動的でした。

「いちねんせいになったら、いちねんせいになったら、友だちひゃくにんできるかな♪」と保育園を送りだされてから6年間、友だち関係に悩んだり、本当にいろんな経験をしながらこの日を迎えました。
ジジババも孫の顔色から喜んだりハラハラしたりの6年間でした。
それでも数少ない保育園からの友達の他、新たな親友も増え明るい表情の孫の顔は今日の天気のようにジジババをほんのりと暖かくしてくれました。

小学生時代の牧歌的な雰囲気は姿を消し、これからは嬉しい事や楽しい事もあるでしょうが、いろんな事に悩み、迷いながらのつらい日々も増える事でしょう。
イジメ問題や進路についての様々な悩みもあるかも知れません。
それでもいろんな事に悩みながらも力強く生きていってほしいと切に祈りたいものです。

酸度計比較

2014-03-19 23:54:08 | 家庭菜園

家庭菜園を始めた頃(10数年前)に購入したが使い物にならなかった土壌酸度計です。
長さ15cmの2本の電極があります、間隔は約2cm。
電極は亜鉛と特殊合金(水素電位と同一起電力のもの)の2本で、土壌中の水素イオンによって起電しメーターを振らせる。
即ち電池と同じ原理を利用してPHを測るものです。

当初購入した物は、畑に充分水やりをしてから測定しても針はほとんど動いてくれなく、お蔵入りとなっていました。
(電極間隔が広すぎるのが原因ではないかと想像しています)

最近になって友人のブログに酸度計の事が書かれていて、それらしい値を示しているとのことでした。
PH測定の必要性は十分痛感していたので、早速同じ物をホームセンタで購入しました。
竹村電機製作所のDM-13というものです。
これは本体の下部に2本の電極が3㎜の間隔で垂直に並んでいます。

以前の酸度計は針は振れていませんが、DM-13は6.6位を指していてどうやら使い物になりそうです。

畑の畝毎に測定してみましたが、概ね6.2~6.8の範囲でした。
石灰は土を固くしてしまうと聞いていて石灰は控え目にしていた(実験的に2~3年無石灰で栽培したことも)ので、もっと酸性気味ではと危惧していました。
しかし測定結果は(この酸度計の精度を信用すると)意外と野菜作りに適した値となっています。

これは鶏糞主体の有機肥料しか施していないせいではないかと思っています。
鶏のエサには貝殻を砕いたものが入っているので、鶏糞には石灰成分が含まれているから石灰はやらなくても良いという記事を読んだことがあります。


私流ジャガイモ植付

2014-03-15 21:32:29 | 家庭菜園
種イモを分割して8日目になり、切り口もコルク状になってきたので(先日の雨でやや湿っぽい畑でしたが)本日植え付けました。
まず畝を壊して平らにします。
一畝に2筋分植え付けるために、やや広めにします(できれば1m幅くらい、私は都合で約80cmにしました)。

スコップで深さ約30cmの溝を掘ります。

ジャガイモは栽培期間が4カ月弱と短いので元肥主体になるので、たっぷりと鶏糞を施します。
私は1mあたり柄杓2杯分(柄杓1杯は両手に山盛り位の量です)の鶏糞を入れました。
(これが多いのか少ないのかはよくわかりませんが・・・)

土を5cm位戻して、その上に種イモを置いていきます。
株間は30㎝位(私は畝数と種イモ数から25㎝間隔にしてみました)

掘り上げた土を覆土します。
この辺りでは5月初旬頃までは遅霜の恐れがあるそうなので、芽が地上に出るのを少しでも遅くするために、やや深め(20㎝強)にしました。
ジャガイモは霜に遭うとイチコロですので、今年の天候状態を見ながら、場合によってはビニールトンネルをかけるつもりです。
畝はまだほとんど平らな状態です。
生長と共に土寄せをして畝立てをします。

こうするとイモの露出はほとんどなくなり、後の管理が楽になります。
最近はずっとこのやり方で育てています。

リニューアルした「太閤の湯」にて

2014-03-12 23:11:19 | 日記
リニューアルした有馬温泉の日帰り温泉「太閤の湯」に久し振りに行ってきた。
平日なので空いているだろうと思っていたが、予想外の混雑であった。
最近はどこの観光地でもアジア系外国人が目立つが、ここもご多聞にもれず同じようだ。
ハングル文字の書かれた観光バス8台が横付けされていたので嫌な予感がしたが、やはり入浴客の9割方は韓国からのツアー客だった。
別に韓国人が嫌だと言っているわけではないのだが、タオルを湯船に浸ける、湯船の中で顔を洗うといった入浴マナーが我々日本人とは違っている。
おかげでいつもきれいな湯面には垢が浮いていて、せっかくリニューアルしてきれいになったのにいささか興ざめであった。

日本の経常収支改善のためにも外国人観光客の誘致は重要な選択肢なのだろうから、誘致する側も外国人観光客に対して日本流の入浴マナー等を徹底させるような行いを徹底して欲しいものだ。
金の湯や銀の湯等の説明書きにはハングル、中国語、台湾語、英語表示も併記されているのだから、もう一言付け加えて頂きたい。
「郷に入れば、郷に従え」と。

入浴後の休憩室では国会中継が放映されていたので何気なく見ていると、
民主党の小西洋之議員がNHKの長谷川三千子、百田尚樹両経営委員の罷免を求めて追及していたが、安倍首相は論点をはぐらかしてまともに答弁していない。
俺達は選挙で信任を得たのだから国会論戦は適当にやり過ごして、自分達のやりたい事はごり押しでも押し通していくという姿勢が滲み出ていた。
55年体制と言われた昔であれば当然とっくに首にされているようなNHK会長や経営委員だが、現政権につながっている人達なので首は安泰と安心しているようだ。

こんな政治状況を作り出したのも我々国民なのだが、それにしてもちょっとやり過ぎだと感じている国民も多いと信じたい。

続いて質問に立った公明党の議員は最低であった。
自分の宣伝と総理のよいしょだけで貴重な国会審議時間の無駄遣い以外の何物でもない。

さらにその次のみんなの党の議員にいたっては、「北朝鮮が内乱状態になった時に、拉致被害者を救う為に自衛隊を派遣できるように憲法改正を行え」と安倍首相の尻を叩く始末。
拉致被害者救出という誰もが反論できない事象を持ちだして、憲法改正を側面支援する巧妙な論点ずらしだ。
当面選挙がなく、我々の思いを活かせる機会がないのが何とももどかしくて仕方がない。


種イモの準備

2014-03-07 16:02:36 | 家庭菜園
昨年はちょっと作り過ぎたジャガイモ(北アカリとメークイン合わせて4kgの種イモ)。
連作回避の為、今年は合わせて3㎏にしました。

確実に発芽させるために、初めて浴光催芽に挑戦しました。

室内で日光に当てて発芽を促します。
温度が20℃以上になると発芽しないらしいが、この時期暖房していない部屋では心配無用です。

2月22日から始めて約2週間、細い芽がたくさん出ています。
この状態になると全てに芽をつけて3分割出来るので安心して植え付けられます。

しばらくこのままにして切り口を乾燥させてから植え付けます。
以前は切り口に木灰をつけてから植え付けていたのですが、植付後に雨が降ると木灰が水を吸ってイモが腐りやすくなるので、最近はいつもこの方法で植え付けています。

プロの農家の方の話では当地では5月初旬頃まで遅霜の恐れがあるそうですので、植え付け後は透明マルチでもかけておこうと考えています。

高齢化のバロメーター

2014-03-04 23:33:27 | 日記
当地に越してきて26年が経ちました。
新しく開発されたニュータウンの募集に第一次から応募し、第3次の補欠でようやく当選。
バブル直前で倍率が高い所では100倍以上、平均で20倍位だったように思う。
当時は人口増加率が10年連続で日本一と騒がれたものでした。

30代最後の年に越してきたが、同時期に入居したのはほとんど同世代の人が多かった。
マンションや社宅といった集合住宅から戸建てに入居した人の憧れは、庭でのバーベキューと犬を飼うことのようで、近所を見ていてもほとんど例外なくやってました。
当時はゴールデンレトリバーとか柴犬といった中型犬や大型犬が人気で、我が家の犬は中型犬でしたが、これが中々力が強くて、散歩中にうっかり油断していると引っ張られて転びそうになります。
散歩中に犬に急に引っ張られて骨を折ったというような、笑うに笑えない話もよく耳にしたものです。
そのせいでしょうか、四半世紀が過ぎ飼い主の高齢化と共に、散歩している犬はプードルとかの小型犬が目立つようになりました。

地域の子供会の参加者よりも敬老会の参加者の方が圧倒的に多くなり、他のニュータウンと同様の悩みが深刻になりつつあります。
もう暫くして老人ばかりの街になると、今度は室内犬ばかりになるのでしょうか。

未知のニュータウンを訪れた時、その街の高齢化具合は散歩している犬の種類を見れば大体想像できそうです。
犬も散歩していなくなれば、いよいよ深刻です。

当時壮年だった私めも今日で晴れて65才、高齢者の仲間入りです。
犬は飼っておりません。

根深ネギ播種と大根保存経過

2014-03-03 22:10:33 | 家庭菜園

先週あたりからようやく春らしい陽気になってきました。

昨年、苗を購入して初めて栽培した根深ネギ。

今年は種から育ててみることにしました。

畑の土に牡蠣殻石灰と鶏糞、油カス、それと段ボールコンポストで作った生ゴミ堆肥をよくかき混ぜて種蒔きポットに入れ、その上に5㎜ほど種蒔き培土で覆土。

たっぷり灌水後、温室代わりの衣装ケースに入れて発芽を待ちます。

 

昨年12月16日に保存した大根、今日で77日目になります。

中には白っぽい綿くずのようなものが出ているものも有りますが、洗い落せば充分食べられます。

今日は大根おろしにしましたが、まだ瑞々しくて新鮮さは落ちていないようです。

辛味もなく美味でした。

畑の土中に保存していたものよりもこちらの方が状態がいいくらいです。

教えてもらった農家の人の話では4月頃までは充分保つそうです。

 

もっとも大根の場合は「大根役者」の語源(何をやっても当たらない役者)になったように、仮に腐ったものを食べても食当たりすることはないようです。

但しもし仮に食当たりしても、当方では一切責任は持てませんので悪しからず・・・。