還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

時代は変わる

2015-09-29 22:48:51 | 日記
3年前の三光汽船の破綻に続いて、海運会社では日本で6番目の売上高を誇る第一中央汽船が破綻した。
既に鬼籍に入ってしまった高校時代の友人や同級生の多くが船舶通信士として活躍していた懐かしい会社である。
もうすでに船舶通信士という職業が無くなって久しいが、当時を知る者にとっては時代の流れとは言え淋しい限りだ。

一方、10年ぶりの優勝が消えた我が阪神タイガースでは和田監督と関本選手が引退との報道。
中日の山本昌投手、和田外野手、小笠原内野手、オリックスの平野内野手、谷外野手やかつて日本ハムで新庄選手と一緒にユニークなパフォーマンスで楽しませてくれた森本外野手・・・等々、今年も懐かしい名前の選手がプロ野球界から姿を消すことになった。

残された春秋が短くなったせいだろうか?
時代の流れとともに消えていくという事がたまらなく切ない思いを誘う。

「人間の死は二度ある」と言われる。
一度目は物理的に死んだ時、
そして二度目は死んだ人の思い出を持っている人間がこの世からいなくなる時。

そうやってだんだん時代は変わっていくのだろう。
変わらないのも淋しいが、変わるのも淋しく感じる今日この頃である。


公明党(大阪選挙区)


白菜の生育状況

2015-09-24 22:05:25 | 家庭菜園
白菜の育苗はなかなか難しくてどうしても徒長苗になりがちです。
地温が高すぎるのと水やり過多が原因と聞いたので、今年は注意していたつもりですがやはり徒長してしまった。

これは8月20日に播種したものです。

最初は7月27日に播種したのですが、やはりこれは時期が早すぎたようで根元が溶けたようになって失敗。
これは地温が高すぎるからだそうです。
7月下旬の菜園教室で白菜、ブロッコリーの播種時期だと言われ、(なんせ人間が素直(?)なもので何も考えず(=ただのバカ))信じたのが失敗でした。


9月8日に徒長した苗(まだ定植するには小さいが)の首まで土中深く埋めて定植。
株回りにオルトランを施しペットボトルをかぶせ、その上から不織布をかけておいた。


9月11日 不織布がコオロギの格好の住処になってしまっていたので不織布を外し、ペットボトル上部に網をかけた。


9月24日 ペットボトルを外す。
幼苗期の虫害は致命的になることが多いが、このペットボトル防虫法は大成功でした。
天候不順で比較的涼しい日が続いたが、ペットボトルが温室効果を発揮したようで思ったよりも早く大きな苗になっていました。

軽く油カスを追肥し、
苗の周りに卵の殻を砕いたものを撒いておきました。
これは土中にいるヨトウムシの被害を防ぐためです。
土の表面に出てくる時にチクチクするのでヨトウムシが嫌がると菜園教室で教わりました。
効果を確認するため、残り半分の苗には撒かずにおいておいた。

外からの害虫の侵入を防ぐため不織布で根元までしっかりと覆いました。
(手前はキャベツの苗)
今年は立派な白菜が収穫できそう・・・かな?


自民党(大阪選挙区)




安保法案の問題点

2015-09-18 22:54:18 | 日記
これから来年の参院選挙まで毎回拙ブログの頭に貼り付けます。
公明党比例代表



>9条で平和を守れると信じる人たちと
>9条では平和を守れないと思うひとたち
>どこまで行っても平行線ですね
>悲しいですね

昨日のブログに対して頂いたコメントです。
確かに悲しいことではありますが、これは個々人の信念というか考え方の問題なのでいくら議論しても交わる可能性は少ないでしょう。
仮にどちらかの考え方に全国民が統一されるなら、それは先の戦時中と同じことになると思うのです。
国家としてどうあるべきかは過半数の国民の意見に従うしかないのです。

そこで私が考える今回の法案の問題点は3つあります。

まず第一は
どう考えても憲法違反の法律であること。

二つ目は
先の選挙で国民の支持を得たとして強引に押し進めたが、
実は選挙制度の因により、議席数は圧倒的多数を占めているが、得票率からいえば国民の過半の支持を得たとは言えないこと。
おまけに「消費税率アップの時期を遅らせる」といった庶民受けの良い政策を前面に出し「まっすぐ景気回復」をスローガンに、安保法案については隠すようにして戦った結果の議席だ。
まるで、注意事項を目立たない所に小さな字で書き、客をごまかして膨大な利用料を取る「ワンクリック詐欺」のようなものだ。
それなのに国民の圧倒的な支持を得たとして、どう考えてもスジの通らない屁理屈のような答弁を繰り返して国民を小馬鹿にした国会運営。
政権べったりの産経や読売新聞の世論調査でさえ過半数の人が反対と言っているにもかかわらずだ。

そして3つ目は
重要な判断が時の政府の恣意にまかされていることだ。
憲法学者の木下昌彦さんが、法律では
例えば「自動車は60キロ以上の速度を出してはならない」と規定されるのだが、
今回の法律では「運転手が総合的に判断し、危険と思われる速度を出してはいけない」と言っているようなものだと指摘されていたが全くその通りの危険な法律であること。

最低この3点を解決するには、野党が「安保法廃止」を統一公約にしてで参議院選挙を戦うこと。
そして続く衆議院選挙でも同様の勝利をおさめられるように、戦争法案に反対するみんな一人ひとりが思いを継続させることだ。





安保法案ぜひ強行採決を!

2015-09-17 19:35:02 | 日記
ゆ党の切り崩しに成功した政府与党は審議を打ち切り、強引に参院本会議で採決に持ち込もうとしています。
公聴会における市民の意見表明は「ただ聞きおく」だけのセレモニーなのか?
地方公聴会といいながら首都圏の横浜にしたのは、セレモニー終了後すぐに国会にとって帰し、その日の内に採決するためというミエミエの選定だ。
本来ならば市民の意見も考慮して審議を尽くすための公聴会なのに・・・。

政府の答弁を聞いていると、政府でさえこの法案を完全に理解してないのではと思わせるような危うさを感じる。
それなのに何故こんなに急いで成立させようとしているのだろう。
その答えは山本太郎議員が指摘したように、すべてアメリカの指示による法案だからではないのだろうか。

自公は予想外の野党の抵抗で衆院での再可決も視野に入れ出したようです。
国会さえ通してしまえば、次第に国民の熱も冷めて忘れてくれるだろうとの魂胆だ。
過去を振り返るとその恐れなしとも言い切れないところが残念なところですが、
SEALDsの若者たちの熱気が来年の参院選まで続くことを願い、我々年寄りもこの怒りを胸に抱き続けたい。

老い先短い身ではあるが、参院選で自公の議員を落選させるための運動を一人ででもやって行きたい。
その為には参議院で強行採決をやって頂きたい。
自公の候補者に「私は戦争法案に賛成してない」という言い訳をさせないために。

そしたら地元の自公の候補者名を書いたこんなポスターを目立つ場所やマイカーのリヤウインドウに張り付けてみたい。
事実を記載しただけなので、名誉棄損にも選挙違反にも問われません。
その為に、ぜひ強行採決を!

白菜定植

2015-09-11 23:56:31 | 家庭菜園
降雨続きで日照不足気味の9月ですが、秋冬野菜の植付時期です。

毎年失敗ばかりの育苗ですが、今年も相変わらず徒長してしまった。
定植するには少し幼すぎる苗ですが、このままではヒョロヒョロになるばかりなので思い切って8日に定植しました。

植え穴の底に元肥として鶏糞を移植ゴテ1杯づつ施し、軽く覆土した所へ植え付けた。
幼苗期の虫害は致命傷になるので念入りに虫対策をしました。

苗の周りにオルトランを撒き(無農薬に拘っているのですが白菜にだけはオルトランのやっかいになっています)、ペットボトルを半分に切ったものをかぶせました。
この上から不織布をかぶせていたのですが、今日畑に行ってみるとコオロギの格好の住処になっていました。

不織布を外してペットボトルの上部に網戸用の網を張り付けて見ました。

これで虫対策は完璧の筈です、多分。

あとは大根(YRくらまと総太り)を二畝に蒔きました。

以前は3粒づつ点蒔きしていたのですが、昨年から畝に5cm位の深さの溝を掘ってスジ蒔きにしました。
約5cm間隔で種を軽く土の中へ押し込み、覆土後に籾殻を軽くかけています(雨による土ハネ防止)。
こうすると幼苗が風で倒れることが少なくなり、土寄せもやりやすくて便利です。

閑話休題
伝統の阪神ー巨人戦は2試合共、その名にふさわしい好ゲームでした。
例年ここ一番というところで無様な大敗を喫することの多かった我がタイガースですが、タイガースらしからぬ(?)見事な粘りを見せ、ひと時も目を離せませんでした。
残念ながら2試合目はもう一歩及ばず一勝一敗となってしまったが、この粘りがあればひょっとしたら・・・と思っていたら、
今日は広島の黒田に全く歯がたたず完封負け。ついに首位陥落。
このままズルズルと行くなよ、あと二つは必勝だぞ。

でもこの時期までプロ野球を見続けることができるなんて暗黒の時代からすれば夢のようなことなんだが、10年に一度くらいは優勝を・・・
ほんまに頼んまっせ。

鴨川にて

2015-09-08 23:27:25 | 写真


9月に入り急に秋めいてきた京都を歩いてきました。

眼光鋭く獲物を・・・


発見 すばやくキャッチ


シメシメ


ヨーシ オレも


最近はどこへ行っても外国(特にアジア系)からの観光客が目立ちますが、
さすがに平日の京都は日本人観光客よりも外国人観光客が圧倒的に目立ちますね。
アベノミクスによる円安の唯一の収穫でしょうか。

今年の阪神は

2015-09-06 18:11:53 | 日記
強気を助け(対巨人7-13)弱気をくじく(対中日15-8)、まるで悪代官のような今年の阪神タイガース。

今日も勝って中日に3連勝かと思われたが、どちらもそんなに球速のない岩崎と若松の投手戦となり残念ながら惨敗。
以前の真弓監督の時には素人目にも首をかしげるような采配もあったが、和田監督は(暗いしかめっ面はいただけないが)采配面では納得できるものだった。
そんな監督だったが、さすがに今日は迷いがあったようだ。

7回表、6番今成がヒットで久し振りのチャンス。
但し打順は下位打線に・・・
思い切って7番伊藤に打たせるのかと思ったら、送りバントで1死2塁に、8番藤井はサードゴロで2死2塁。
確実に1点を取りにいく采配なので、好投の岩崎だったがてっきり代打かと思ったらそのまま岩崎に打たせて得点出来ず。
その裏のピンチで岩崎交替、替った安藤が打たれて2点のビハインド。
9回はビハインドゲームなので歳内でも登板かと思いきや、勝ちゲーム用の福原に投げさせて3失点。
今日は全て裏目裏目に・・・。
指揮者の迷いは選手にも微妙に伝わるのだろう。

それにしても今年は首位にいるとは云え、全く強さを感じない。
それは418得点に対し失点は490もあり、打率は巨人に次いで下から2番目、ホームラン数は71と中日に次いで下から2番目、防御率も3.63とDeNAに次いで下から2番目と言う数字がそう感じさせるのだろう。
もしこのまま阪神が優勝すれば多分史上初の珍事となるのだろう。

それにしても最近のゴメスの不調が痛い、ゴメスが調子良ければ楽に勝っていた試合がどれだけあったことか。
オマリーさん何とかしてよ。

歌舞伎

2015-09-05 23:50:45 | 日記

外国でホームステイすると、日本人でありながら日本の事をよく知らない事に気付くことが多いようです。
「外国では自分の国の歴史や伝統に誇りを持っているのに、私は・・・」と言うように。
外国の人の方が日本の伝統芸能などに興味を持っていて、日本人でありながら歌舞伎や文楽といった伝統芸能を見た事がないと言う若者にびっくりされることがあるようです。
恥ずかしながら私も例外ではなく、つい最近まで歌舞伎なるものはわかりにくくて面白くないものだといった先入観を持っていました。
多分同じような感覚の人も多いのではないでしょうか?

でも最近は(もっと以前から試行していたのかも知れませんが、私が知ったのが最近という意味で)現代歌舞伎や新作歌舞伎といった新しい試みでファン層を広げています。
先月は市川右近主演の「新・水滸伝」を初めて鑑賞しましたが、言葉づかいも現代語でテンポも速く歌舞伎のイメージが一変しました。

昨日は京都南座で始まった「あらしのよるに」を見てきた。
いま旬の中村獅童・尾上松也主演で、同名の絵本が原作なのでストーリーはわかりやすく、しかし伝統的な立ち回りや義太夫、長唄と歌舞伎の要素が充分に詰まった親しみやすい歌舞伎だった。

狼と山羊といった食うか食われるかの関係にある者同士が、嵐の夜にひょんなことから友達になる。
(絵本が原作なので「友情」となっている。本当は男と女の愛情とした方がストーリー的にはしっくりくるようだが・・・)
友情と欲望の葛藤、仲間との微妙な関係を歌舞伎らしい演出で退屈することのない3時間だった。
おまけに花道のすぐ脇で役者の顔の汗まではっきり見える席だったので、迫力満点で舞台の美しさとともに充分に堪能してきました。

自分の事を棚にあげて言わせてもらえば
道徳の授業も結構ですが、子供達に伝統芸能を鑑賞し日本の良さを再認識するような機会を与えることも大事ではないだろうか?
と思った一日でした。


夏終わる

2015-09-01 22:33:16 | 日記

アサガオや ラジオ体操 いそぐ朝

早朝に我が家の前を通り過ぎるラジオ体操に急ぐ子らの声も聞こえなくなり、
孫達にとっては長い夏休みが終わり、今日からまた学校生活が始まる一日です。

新聞によれば9月1日は若者の自殺が飛び抜けて多い日だそうです。
1学期に学校で嫌な経験をした子にとっては追い詰められる重苦しい日になるのでしょう。
今年は何とかそんなことの起きないことを祈りたいものです。

閑話休題、
さんざん物議をかもしてきた「東京オリンピックのエンブレム」問題ですが、ついに使用中止が決定されました。
新国立競技場の問題といい、大きなケチが二つもついてしまいました。
一体こんどの東京オリンピックはどんなオリンピックになるのだろうか?
前回の東京オリンピックのように日本人みんなが誇りに思うような大会にできるのだろうか?
そもそも全世界に向かって「福島の放射能は完全にブロックされている」と大ウソをついて誘致を決めたことがケチのつき始めだったような気がします。

二度ある事は三度ある
戦争できる普通の国になった暁に、アメリカを恨みに抱いているイスラム系のテロが東京オリンピックを標的にしないことを祈るばかりです。