還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

島勝灯台(三重県)

2016-06-30 10:55:48 | 灯台巡り
しまかつ灯台
2015年10月22日(1615-1630)訪問

昭和38年(1963) 2月  初点灯

初点プレート
三重県北牟婁郡紀北町 海山区島勝浦 129
(34.06.49N  136.17.35E)
高さ  地上~塔頂:9.3m  水面~灯火:53m
白色塔形コンクリート造タイル貼り

灯器 LED灯器
灯質  単閃白光 毎5秒に1閃光
光度  6000カンデラ
光達距離 19海里(約35km)

尾鷲市のすぐ北側に位置する島勝湾を包むように張り出した岬の先に建つ灯台です。
三重県の灯台巡りも4日目となり大分南側まで下ってきました。

その間、大王崎で一度入浴しただけで、それ以来風呂に入っていない身体は汗だく(冷や汗や脂汗もあり)です。
昼前に道の駅「紀伊長島」に到着、ここで近くの日帰り温泉を教えてもらい「きいながしま古里温泉」へ。

町営(?)のせいか入浴料は510円と安い、おまけにシニア割引で410円で入浴できました。
「無茶しょってやけど、アンタええかげん年でっせ」と言われているような気がしないでもないが、100円でも安いのは有難い。
ゆっくりと湯に浸かってもまだ4時前、ついでにもう一つ灯台を訪ねてみようとやってきたのがこの灯台です。

R42で南下し県道734から県道202に入り、第二島勝トンネルへ入る手前を左折し旧道に入ると、頂上付近のカーブミラー横に灯台への道がある。

付近にはかろうじて駐車も可能です。

こんな歩きやすいなだらかな道を下っていきます。

灯台まで徒歩6分で汗をかくこともなく気持ちよく訪れることができました。






自民党兵庫選挙区

安倍首相の詭弁に騙されるな

2016-06-22 18:41:21 | 日記
いよいよ参議院議員選挙が始まった。
前の衆院選では国民受けの良い消費増税延期を唱え、選挙で勝ったら全てについて国民の信を得たとばかり、特定秘密法や解釈改憲、安保法制(戦争法)を強引に成立させた安倍首相。
今回も全く同じ論法で、アベノミクス推進と消費増税の再延期を声だかに叫んでいる。
本音の憲法改正は公約の片隅にわずかに触れただけで、自らの不利になる争点は表面に出さずに野党共闘を口を極めて攻撃する。
今回も選挙で勝てば前と同じ論法で強引な政権運営を行うのは目に見えている。

国会で追及された待機児童問題の時でもそうだったが(*)、データの背景をよく理解せずに数字だけを自分の都合の良いように解釈してウソをつくのは安倍首相の十八番だが、
今回も民主党政権時代に比べると大学生の就職率は史上最高、高校生の就職率も高くなったと宣伝している。
確かに就職率の数字は良くなっているが、それは我ら団塊世代がほとんど一線を去ったその穴埋めの結果だろうに・・・。

声高に宣伝されると深く考えずにそうかなと思ってしまう有権者も悪いのだろうが、ちゃんとその辺を理解して反論する野党議員がいないのも問題だ。


(*)「今年、待機児童は前年より増えてしまった。安倍政権発足以来、女性の就業者が90万人以上増えたから、無理もないことであります」「その意味で嬉しい悲鳴ではあるのですが、待機児童ゼロは必ず成し遂げなければなりません」とシャアシャアと述べたが、民主党の山尾志桜里議員から
「子育て期の働く女性の数の推移は、この6年間ほぼ横ばいで、女性就労者94万人増加の要因は65歳以上(54万人増)だ」と指摘されて尻尾をまいてしまった。
その実態は65歳を超えても働かざるを得ない高齢者の貧困化、待機児童問題の放置、さらに働き盛りの世代が就業することの厳しさを物語っているだけだった。



認知症予防講座

2016-06-21 23:46:46 | 日記
義母がアルツハイマーを患って7年以上が経過した。
薬を処方されてからは緩やかにはなったが進行は確実に進み、すでに夫や娘もわからないような状態に。
先月に義父が亡くなり、せめて最後のお別れにと3年前からお世話になっている施設から連れ帰ってきたが、
しかし「あれ誰? よう寝とってやな・・・」
当初はもし義父が先に亡くなったら、その時から劇的に症状が進むことを心配していたが、それも無用の心配だったようだ(というか症状の方が先に進んでしまった)。

世間でよく言われるような徘徊や、自分の便を壁に塗りたくったり、暴言を吐いたりするような呆け方ではなく、穏やかな可愛い呆け方なのが救いである。
これはひとえに義母のこれまでの生き様がそうさせているのだと思っていたが、真実はどうやら違うようだ。
アルツハイマーは脳細胞が部分的に壊れていく病気であるが、壊れる部所によって呆け方が違ってくるそうです。
仏のように穏やかだった人でも壊れる箇所によっては凶暴な呆け方になる場合もあるとのこと。
認知症は年齢が大きな発生要素であり、長寿になればほぼ全員がなる病気だそうです。
将来自分がどんな認知症になるのかは、まったく運まかせというところが恐ろしい。

今日は自治会主催の「認知症予防講座」が開かれたので、少しでも予防することができれば・・・と夫婦二人で参加してきた。
予防といっても完全な予防法というのはなくて、発症をできるだけ遅らせる(究極は発症よりも先に死ぬこと)のが目的ということ。
その為には
・適度な運動(心拍数が平常時の6割増し位になるウオーキング等)
・身体を動かしながら脳を使う(ウオーキングしながら俳句を作る等デュアルタスク運動)
・青身魚、野菜、果物を多く摂る、またコップ一杯程度の赤ワインも良い
・新しいことに挑戦(新しいレシピで料理をする、苦手なパソコン等に挑戦する等)
・遅れ日記(今日の出来事でなく、昨日一昨日の出来事を思い出しながら書く)等で頭を使う
・対人交流を持つこと
・規則正しい、はりのある生活をして生活習慣病を予防する
ことが大切です。

一方避けるべきことは
・高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満
・高カロリーな食事

ちなみに678人を長期観察し亡くなった後解剖した調査によれば
アルツハイマーの病変が多量にあっても認知症を発症しなかった例が数%あったそうで、このような例では脳血管障害は皆無だったそうです。
これは何を意味しているかと言えば、生活習慣病が発症に大きく関係しているのではないかということです。

呆けることは長寿社会の宿命のようですが、できれば他人に迷惑をかけない可愛いい呆け方をしたいものです。




錦灯台(三重県)

2016-06-16 22:42:01 | 灯台巡り
にしき灯台
2015年10月22日(1120-1140)訪問

昭和21年(1946) 8月24日  初点灯
昭和27年(1952)10月    改築

初点プレート
三重県度会郡大紀町錦796
(34.13.01N  136.23.17E)
高さ  地上~塔頂:9.7m  水面~灯火:44m

白色塔形円形コンクリート造

LED灯器
灯質  等明暗白光 明3秒暗3秒(LEDⅢ白)
光度  110カンデラ
光達距離 5.5海里(約10km)

リアス式海岸の奥まった所にある錦漁港には防波堤灯台を含めると6基の灯台がありますが、錦灯台は漁港入り口左岸を示す中心的な灯台です。

R260を南に向けて走っていると左下の方に灯台が見えます。
有名でない灯台を訪れる場合は、案内表示も何もない所がほとんどで灯台へ続く道を探すのが一苦労です。
進入路さえ間違わなければ何ということのない所でも違った道へ進んでしまった場合は、時として生命の危険さえ感じることがあります。
この錦灯台の場合は
峠に一軒だけある店(コーヒーお食事「名古屋」)が目印です。

前方の矢印がその店で、その手前の道路反対車線側に駐車スペースがあります。
手前の矢印が灯台への入り口になります(お店の約50メートル手前)。

この道を下ると5分弱で灯台へ到着します。






公明党支持者の皆さん、平和を愛するなら、せめて自民党候補を応援するのは止めて下さい。


今年の玉ねぎは

2016-06-13 22:43:08 | 家庭菜園

例年玉ねぎは小粒のものしか採れなかったので、今年は冬の間に鶏糞と油粕を4~5回施し(以前は1~2回)、収穫を楽しみにしていたのだが・・・。
施肥量を増やしたにもかかわらず、例年よりも小さい。
昨日わがタイガースがキリキリマイさせられた大谷君の163キロのボールよりも小さい。
これは我が家だけでなく、近所のほとんどの農家でも同様に育ちが悪いようだ。
今年の気候のせいか、それとも他に原因があるのかはよくわからない。
まあ数だけはたくさん作ったので、今年は数で勝負ということで我慢するしかありません。




役割を終えて

2016-06-02 23:02:38 | 日記

いよいよ田植えがピークを迎えようとする時期に、まるで役割を終えたように義父が静かに旅立っていった。
いろんな思いを全て胸にしまい込み、損な役回りにも文句ひとつ言わない人だった。
兄弟みなが70台前半で生を閉じたが、認知症を患った義母を看取らねば・・・と92まで頑張っていた。
しかし自分を見ても誰かわからないような状態まで義母の症状が進み、「せいがなくなった」のか生を閉じた。
つらく悲しい逆縁に会いもしたが、今頃は全ての煩悩から解放されて先に待つ娘のところへ向かっていることだろう。

葬式仏教と揶揄されることもある仏教だが、「あの世」の存在を信じることが残された者の悲しみをいくらかは癒してくれる。

南無阿弥陀仏