還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

企業の内部留保の活用を

2020-04-16 22:13:02 | 日記
緊急事態宣言が発出されてから10日経ちましたが、この間にも全国での感染者数が9000人を超え(この一週間で2倍に)終息の兆しが見えない。
一体いつになったら希望が持てるようになるのでしょうか?

お隣の韓国の対応と比べても、我が国の対策が遅く生ぬるいと感じるのは私だけではないでしょう。

医療崩壊を恐れる以外にも何らかの思惑があるのか知りませんがPCR検査を抑制し過ぎで、正確な状況把握ができない。

今日のTVの入院患者へのインタビューを見て驚いたのは、陽性判定された患者の家族でさえ検査対象ではないとの理由で検査してもらえなかったという事実。
濃厚接触者でさえ症状が出なければ検査対象にならないとは・・・。
緊急事態である今に至ってもこのていたらく。
なんかおかしい。
無症状の保菌者を把握して感染拡大を防ぐべきなのに、現状はPCR検査数が少なすぎて野放し状態だ。
人との接触8割減を要請するだけの対策では「ザルで水をすくう」ようなもので明らかに片手落ちだと思う。

政府の中途半端な姿勢の背景にあるのは財政面への不安なのでしょう。

東日本大震災では「復興特別税」という形で全国民が負担していますが、今回のコロナ騒動では国民にそんな余裕はなくなってしまうでしょう。

そこで今回は総額約500兆円といわれる大企業の内部留保に1割程度の臨時特別税をかけることを提案したい。
元々、従業員の賃金や消費者である国民の利益の一部を企業内に貯めこんだものなので、こういう非常事態のおりには喜んで拠出して頂きましょう。