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時刻表検定1級
10km33:04、フルマラソン2:46:31

コスモタイガー漂走記~旧美濃路編(4)

2013-01-10 | 旧美濃路run!!

さぁ、久々の美濃路だよ、美濃路!
忘れちゃいけないよ、美濃路を!

長年の流れとして、2月の泉州国際市民マラソンか3月の(※)中日豊橋マラソン(いずれも42.195km)が最大目標となっているコスモタイガーにとって、12月と1月は重要な走り込み時期になるんだけど。
(※2009年の大会を最後に廃止→相性が良かっただけに残念!)

いや、東海道runも超まじめな練習なんだけどね!(またまた…)
いかんせん、往復の移動時間と労力がかかり過ぎ、いわゆるLSD的な練習には不向きな状況。
朝、家の玄関を出て、夜、玄関に戻るまで、ということなら、移動だけで多分8~9時間要してるからね…。

ということで、とりあえず東海道はお預けにし、近場で楽しもう。
そこで美濃路の登場だよ!

で、美濃路はどこまで走ったっけ??
そうそう、国府宮駅南の「高御堂二南」の交差点が前回のゴールだった。
(※旧美濃路編(3)参照)

そこから走っても別にいいんだけどね、折角だから、正月企画として所属している某ランニングチームの掲示板にも同好の士を募り、参加しやすくするために、名城公園スタートとした。
といいつつ、こんなマニアックな企画に乗る人間など居るはずもないだろうと、自分でも思ってたりする。

とはいえ、一応企画した以上、集合場所に指定した名城公園まで車で向かう。
案の定、ペース走やらジョグしたりする知った顔がいるものの、明らかに俺を待つ雰囲気はない。

やっぱりもう少し幅広く、日頃付き合いのある某走友会や勤務先の陸上部にも声かけた方が良かったかな?なんて今さら思ったりもする。
次回以降、企画する機会があったら、ぜひそうしよう!

ってことで、予定通り?今日も気ままな単独走。
名城公園をスタート。
今日はとにかく3時間走と自分で意識しているからね、楽しみながら頑張ろう。

名城公園を南下、左手に名古屋城を見ながらお堀沿いに走る。
しばらくして右手にちょっと目立たないけど歯科医院があるから、そこを右折。
以降はしばらく、美濃路編(2)(3)と重複しているからね、詳細は省略。
でも何回走っても美濃路は楽しいな。

枇杷島の街並みを過ぎ、清州城の脇を通る。
清州宿もわずかに面影を残す。

岐阜街道との分岐、四ツ家追分も 確かに記憶に残ってるな。
長束正家邸跡も再度確認し、県道136号を走って名鉄の線路を渡ると、「高御堂二南」。
ここまでですでに90分弱。
といってもまだ予定の半分だけど。

さぁ、気持ちを入れ替え、ここからが前回の続きやね。
前述の通り、所々で分離するものの、基本は県道136を走ることになる。

左手に団地が見えたら、道なりに右斜めに走る。
「曙橋北」の交差点で、県道136号はLの字になってるけど、ここは直進するのは明らかだ。

やがて閑静な住宅街に入ってくるとまもなく、右側にショボい木の札がかかっている。
相当注意しないと発見は難しいけどね。
これが「稲葉一里塚跡」。

「小沢3丁目西」の交差点を越えた辺りからが稲葉宿の始まりだ。
名古屋宿、清州宿と通過し、美濃路三番目の宿場町だ。

ここは現代では稲沢市に属するんだけど、「稲沢」は「稲葉村」と「小沢村」が合併して生まれた合成地名だ。
その稲葉村と小沢村が共同で維持していたのが稲葉宿と云われている。

突き当たりを左折するけど、その角に大きな碑があり、「稲葉宿本陣跡」と書かれている。
すぐに脇本陣跡もあり、それ以外にもレトロ感たっぷりの街並みが続く。

ただ、静岡県内の東海道runに慣れた?せいか、街並みの割に交通量が多く感じられるけど。

県道136の標識に従い、右折し、さらに左折。
するとかなり広い道に出る。
「西尾張中央道」という主要県道だね。

ここでいったん美濃路は消失。
「石橋南」の交差点をそのまま北へ直進。

またすぐに県道136が分岐するからそこを左折。
稲沢市上下水道局の北側に出て、再び北上するところから美濃路が復活する。

特に見所はないけれど、静かな郊外の道を気持ち良く走る。
この辺りで行政区域が稲沢市から一宮市に代わるらしい。
また広い道に出るけど、県道136に従い、左折してそのまま走り続ける。

1km以上、そんな状態が続き、小さな橋を渡ると再び、うねりのある昔ながらの道らしくなる。
すぐに「高木の一里塚跡」。

左側に公民館と高木神社。
この道が旧街道であることが確認できて安心。

さらに進むと、県道136は左折してしまうが、ここは直進するのが正解。
郊外の住宅地の、何の変哲もない生活道路にしか見えないけどね。
すぐに左折し、さらにまた右折。
広い道(県道513)に出て左(西)に行くと、「串作」という交差点にでる。

南北に横切るのは国道155線ね。
そのまま横断して西へ直進。

名鉄尾西線の線路を踏切で渡る。
南側に萩原駅がある。

疲れてきたな。
ここでやめたい衝動に駆られるけど、我慢我慢。
今日はLSDだ。

目の前に萩原商店街の看板が。
この辺りから、萩原宿が始まるらしい。

萩原、といえば舟木一夫だね。
人生の大先輩の方々にとっては「高校3年生」が名曲なんだろうけど。
俺にとっては「燃えよドラゴンズ99」のイメージがある。
♪あとは任せたソンドンヨル~、の歌詞が印象的だった。

ナゴヤ球場からドームに移ってのはじめての優勝。
それまで打撃のチームだったドラゴンズを、広いドームに対応するため、投手力を前面にするチームに改革したのが、ときの星野監督。
そしてそれが花開いた瞬間だった。
サムソン→落合(英)→岩瀬→宣(そん)、の豪華リレーは凄かったなぁ!

その燃えドラ99のB面だったと思うけど、一宮がどうとか、萩原が故郷だとか、そんな歌が入ってた記憶がある。
疲れてるせいか、なぜかそんなことを思ったりする。

星野監督についてはその後、阪神の監督になったりして、ドラゴンズファンの中にもいろいろな意見があるようだけどね、コスモタイガーとしては、この転換期を乗り切った功績は計り知れないと思っている。
88年・99年と、2度もドラゴンズの監督として宙に舞ったことは紛れもない事実だし、その感動は自分の中で、今も色褪せてはいない。

他球団に移ったからといって、それまでの功績すら否定する考え方は、正直、違和感を感じる。
感動という名の宝物に泥をかけられたようなもので、ちょっと受け入れられないなぁ。

のちの落合野球も、その投手力を武器に、さらに大きな花を咲かせることになった。
両監督とも俺は大好きなのさ。

生まれながらのドラファンとしては、「この選手をダメにした」とか「あの試合の采配は…」なんて、点の話じゃなく、1本の線としてドラゴンズを愛してほしいよね。

さすがに疲れてきて、集中力ないね。
話が逸れちゃった。
ってか、LSDだから、そんなに集中する必要もないんだけど。

萩原宿も昔の面影が残っていて、思わず足を止めたくなる所が多いけど。
両側には古い商店が並ぶ。

「萩原下町」の交差点で、再び県道136になり、そのまま直進。

左正面に「正瑞寺」。
ここはかつての高札場跡で、美濃路(県道136)はここで右折。
曲尺手(かねんて)やね。

今度は右側に、本陣跡と脇本陣跡。

美濃路はすぐにまた左折するんだけど、資料によれば、右に入ってすぐのところに萩原城跡があるらしい。
かつての城主は長尾吉房なる人物。
関白豊臣秀次(秀吉の甥)の実父らしいね。

秀次の失脚に伴い、廃城。
徳川時代には茶屋御殿として活用された由緒ある場所。

資料通りに、2本目を右折。
その場所には鉄筋コンクリートの殺風景なビルが…。
これはもしかして…?

やっぱりね!
某電話会社の萩原交換所じゃね~か!
ここが城跡らしい。
当然ながら、当時の面影をしのぶものは何もない。

美濃路に戻ってそのまま西へ進む。
小さな橋を渡った辺りが、萩原宿の出口になるのかな?
道なりに右折し、北上。

特段見所はないけどね、懐かしいニオイを感じさせるのどかな道を走る。
1本道だからね、迷うこともない。

右手に秋葉神社があり、そこを過ぎるとちょっとだけややこしい五叉路。
ここも県道136(直進左側)を選択すれば良いのさ。

有名な「富田一里塚」は近い。
両側に当時のまま現存している、貴重な史跡だ。

すぐそば、左側に大きな道標がある。
「左駒塚道」。

時計はまもなく3時間になろうとしている。
さぁ、もう少し頑張ろう。
道なりに進むだけだ。

歩道橋の下をくぐった辺りからかな?
起(おこし)の街並みに入った。
起宿やね。

美濃路としては5番目の宿場町なんだけど。
今日だけで4つの宿場町を通ったことになる。(清州、稲葉、萩原、起)

起宿の見所は、脇本陣かな?
旧林家住宅として、当時のまま保存されている。(写真)
ちなみに道路反対側には本陣跡だけど、碑が建っているのみ。

旧林家住宅は、資料館として一般公開もされているし、すぐ隣には資料館の別館もあり、ボリュームがあって楽しそうだ。
ただ、さすがに3時間超走って疲れた!
というわけで、ここをゴールとし、見学は次回のスタート前にしよう。

実走何kmなんだろう?
道草もしてるしねぇ。
多分32~33kmぐらいだと思うけど。

ダウンがてら、起の街を少し散策。
静かで良いところだなぁ。

資料館からそのまま美濃路を200mほど歩くと、広い2車線の道に出る。
ここを右に曲がってすぐ、名鉄バス「起」の停留所がある。

名鉄バス!
東海地区の人間には説明不要だね。
ここんとこ、聞き慣れない?バスに乗る機会多かったからね、逆に新鮮だけど。

この起の集落と、名鉄一宮駅を約25分で結び、ほぼ15分間隔で運行されており、利便性も高い。
起地区内をぐるっと循環し、再び名鉄一宮駅に戻る路線だけど、大半の客はここまでに入れ替わってしまうようで、事実上、この起バス停が起終点のような感じだ。
乗客は俺しかいなかった。

でも市内中心部に向かうにつれ、どんどん乗客は増え、駅に着くころはほぼ座席が埋まっている感じ。
休日の日中、という条件を差し引けば、それなりに需要の高い路線のようだ。

腹減ったよ。
一宮駅構内でかなり遅めの昼食とし、名鉄・地下鉄を乗継、名城公園に戻った。

日はだいぶ傾いているとはいえ、まだ明るいうちに名古屋市内に戻ってきたわけだね。
それ自体、久々だけど。

さてと、あとは車でゆっくり帰宅しようっと。


※2015.12.14追記 地図を作成しました(美濃路編3の続きの部分のみ)。(ここをクノリック

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