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思索 電子回路 論評等 byホロン commux@mail.goo.ne.jp

FFCC

2009-12-01 22:59:41 | その他レビュー
ファイナルファンタジークリスタルクロニクル(FFCC)は2003年8月8日にスクエアエニックスから発売されたニンテンドーゲームキューブ用のソフトで、別売のケーブルでゲームボーイアドバンスと繋ぐことで最大4人まで同時プレイができた。

魔物や瘴気から村を守っているクリスタルを、年に1度清めなければならないので、そのために必要なミルラ(命)の雫を探しに旅をするキャラバンたちの物語。全32種類のキャラクターのうち好きなキャラを選んで、名前、職業も決めることができた。

ゲームは雫を3滴集めればその年は終わり、また次の年と進んでいくので終わりがないように思えるが、特定のイベントをこなしてラスボスを倒せばエンディングをみることができる。つまり、どこで雫を取るかは自由、いつエンディングを見るかもプレイヤーの自由だった。

このゲームは1人プレイでもそれなりに楽しめるが、マルチプレイにおいてこのゲームならではの真価が発揮される。FFシリーズとしてはかなり趣が異なっており、FFが好きな人もそれほどでもない人も、ともに楽しめる秀作だと思う。
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しつけ

2009-12-01 22:47:47 | 思索
しつけ(躾)。この言葉ほど嫌いなものはない。字も気持ちが悪い。子供は育てるのではなく、育つのだ。「親はなくとも子は育つ」。自分はどうしたいのか?この局面で自分はどうすべきか?周囲を観察しながら、あるいは自ら体験しながら、子供は自分の基準を作り判断力をつけていく。そして大人へと観念を固めていくのだ。親、あるいは大人が子供に自分の価値観を押し付けるのは極めて馬鹿げている。子供の可能性を奪うな!子供の人権を踏みにじるな!と声を大にして言いたい。

しかるに、いい歳をした大人に対してまで「しつけ」を声高に、また誇らしげに謳う大バカ者の会社や職場がある。役所や時代遅れの大企業に多く見られるが、5Sはもはや「しつけ」を外して、世間では4Sなのだ。もし5Sと言っても、しつけではなく「習慣化」に言い換えられている。「しつけ」、言い換えれば「洗脳」。ゾッとするよ。

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