コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

佐々木 真 フルートリサイタル 銀座 王子ホール

2008-12-31 | 記憶の断片
本年は、佐々木康監督の一年になりました!

今まで知らなかった、東映京都の大監督佐々木康監督。
色々と調べてみたら、戦前から松竹蒲田から大船で若くして活躍し、現代劇無声映画から映画人生が始まったそうです。また戦後、松竹歌謡映画で高峰三枝子さんを育て女優育成監督として名をあげ、東映京都では時代劇黄金時を築いた監督と再認識し驚いている次第です。

そんな中で、映画雑誌「映画論叢」で監督佐々木康生誕百年祭のコラムを掲載させて戴きましたが、その雑誌をその御家族にお送りしましたら、今回御招待してくれました。

フルートは友人の兄妹ユニットポップ系”ねこカフェ”の妹が吹いているので身近でもあったんですが、やはり東京交響楽団で首席フルート奏者を佐々木真さんがクラシックの曲を奏でるとまたフルート曲が厳荘で心地よい旋律を体に振動させるを感じ、心に浸透してくる感動を強く得ました。
フルートという楽器は不思議なものと改めて感じた次第です・・・・。

なお、このコンサートは、若杉光夫監督が旅立ち、その葬儀の前日に聴きにいった次第です。前日は、私一人で若杉監督とお別れのご挨拶をさせて戴き、翌日この佐々木真さんの演奏会にいった次第です。若杉監督の告別式でフルート献奏があったことも不思議です!

写真はその当日の演奏ホール会場の様子です・・・・。
クリスマス前のコンサートでしたが多くの方が聴きに来られていました。

曲は、難曲でありながら先のように心に沁みてくるフルート演奏でした!
特に私のお気に入りは二曲目のF.メンデルスゾーン:ヴァイオリン ソナタ ヘ長調 (1838)(フルート版)でした。
フルートがメインの演奏と思いましたが、ピアノが先に先導し、そのリズムをフルートが追い、不思議な旋律がフルートとピアノが共演奏でる様子は観ていても圧巻であり、聴いてぞくぞくする体験が楽しかったです。
これは、家でのCDでは体験できないと思いますので、実際にライブコンサートに行って体感して下さい! GOODです!
また、佐々木真さんのコンサートを聴きにいけたらと思う次第です・・・・。


佐々木 真 フルートリサイタル (主催:みゆずメソン)
2008 12 20(土) 14:00   銀座 王子ホール

佐々木 真(フルート)/石井 克典(ピアノ)

演奏曲
1.W.A.モーツアルト:ヴァイオリンソナタ 変ロ長調 K.378 (フルート版)
2.F.メンデルスゾーン:ヴァイオリン ソナタ ヘ長調 (1838)(フルート版)
3.A. ジョリヴェ:リノスの歌(1944)
4.F. シューベルト:   「しぼめる花」の主題による序奏と変奏 Op.160 , D.802

        

みゆずメソン 佐々木 真 コンサート情報


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