コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

女優有馬稲子さんの記事が・・・ 錦之助祭りの時のお話がー そして わが愛!

2010-04-24 | -お知らせ-
 錦之助祭りでお世話になり、京都、東京とトークショーでゲスト出演して戴き話されたお話
 舞台「はなれ瞽女おりん」での右ひざとの戦いが
 「女優 有馬稲子さんの物語舞台にささげた右ひざ」 という題でWEB読売に載っていましたので・・・・

   「女優 有馬稲子さんの物語舞台にささげた右ひざ」 YOMIURI ONLINE yomiDr記事

 この記事は以前読売新聞の健康欄に載っていましたが、今日WEB版でも紹介されていましたのでー。

 最近、日経新聞で衝撃な告白していました有馬稲子さんですが、
 やはりタカラジェンヌらしく精神から入り演じる女優さんであるとつくづく思います。
 さっぱりし単刀直入にズバッと言う性格が魅力的な女優さんでもあります。
 私から言うののも烏滸がましいのですが・・・・。
 また最近フイルムセンターで五所平之助監督 有馬稲子さん主演映画「わが愛」'60(松竹)
 鑑賞してきました。話は現代から考えるとこの有馬さん演じる女性は何かしっとりしませんが、
 舞台が戦中、戦後の話で、17歳から慕った一人の男を思い続ける一途な女性像をこの作品では
 しっとりと演じていて何とも言えない魅力を画面いっぱいに発散していました。

 以前有馬さんは有馬稲子「わが愛」(吉岡 範明著)というタイトルで '85年講談社から出版されていて
 どうも気になっていたからですがー。また今回の激白にも驚き調べたくなったkらでもあります。
 映画「わが愛」は純愛の物語でありますが役柄はお妾二号さん、側室の立場の愛人関係での
 激愛映画です。
 この映画公開の次の年'61年に錦之助さんと一緒になりますので、映画「愛人」
 (原作 森本薫の名戯曲「華々しき一族」)からこの制作公開までの'60年迄の間の有馬稲子と
 いう女優が凝縮されていると思うのは私だけでしょうか・・・・・。
 この何とも言えない科白以上の有馬さんの身体全体から発散される魅力はこの精神的な物から
 生まれていたと確信してしまいました。
 蛇足ですが、宝塚の同期の南風洋子のアルバムを見せて戴いた時、この映画の五所平之助監督
 から映画出演後の感謝の葉書がありました。五所監督は紳士で俳優を大変お気をつかうようです。
 南風さんと同じ宝塚、映画、民芸へと環境を変えた有馬さんにもその様にお気を使っていたと
 おもいます。この様に推測するなら、この役は五所監督が有馬稲子さんの心中を知っていて
 この役に抜擢したのではないかと推測さえしていまいました・・・・。
 この何とも言えない感じな映画はそんな精神的なことがバックボーンになっていたいたと思うと
 なお奥が深い作品に思われ愛着がわきます・・・・。

 嗚呼、原作の鳥取の山深い日南町福栄へ行ってみたい!
 現地には井上靖記念館(野分の館)もあるそうですのでー。
 ただ、映画の中では、信州の何処かの山のふもとで撮影したようですが・・・・・

 福栄観光マップ(井上靖文学碑・井上靖記念館・福栄神社・サクラソウ ... 

 井上靖記念館「野分けの館」(のわけのやかた) 日南町役場HP

 「通夜の客」より わが愛(1960) goo映画
 
 有馬稲子 わが愛 トークショー 第14回東京国際映画祭


 PS 錦之助ファンで英語 英単語の超記憶術の大家先生がBLOG 錦之助ざんまいで、
   錦之助さんがが亡くなった時、膝の手術をして入院中であった有馬稲子さんが、
   松葉杖をついてこのーわが愛ーの映画のように「お通夜」に参列した事を書いていました
   ので紹介しておきます。
     有馬稲子さんの「私の履歴書」(その2) 錦之助ざんまいBLOG



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