コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

春の季節外れの寒さと桜に雪模様の各地気象ニュースをみて、傑作映画「本陣殺人事件」を思い出しー

2015-04-08 | 映 画
 映画『本陣殺人事件』'75 ATG 予告篇


 夜、報道番組を見ていましたら各地で季節外れの気象ニュースが流れ、北之宮宇都宮でも雪が降り、また他でも桜に雪が降っているニュースが映しだされ思い出したのがこの数年前に亡くなった、仲間内の自主映画を一般映画に昇進させた一人高林陽一監督の代表作「本陣殺人事件」をUP

 確か映画では春の寒い季節外れの雪が降る日の物語だと記憶していますので・・・、なお原作では、戦前の晩秋11月だった気がしますがー。

 高校生の時観て一変で気に入った作品の一本です! 名作です!! その後、数回劇場で、またビデオ、DVD等でも観ています!!!

 なおその後、高林監督の初期短編「石っころ」(1960年 8ミリ 白黒30分サイレント)を観た時、フランスのカミュが「シーシュポスの神話」( Le Mythe de Sisyphe)で先の小説「異邦人」の無意味なことを続けなければならない「不条理」性を説明したエッセイを思い出し、その共通点がさらにWり好きになりました。奇しくもカミュが亡くなった年(1960年1月4日享年46歳)にこの「石っころ」は撮影されています。
   高林陽一の世界ー初期 短・中編作品(8ミリ)

   映画「本陣殺人事件」'75 ATG 1975年9月27日(土)公開 movie.walkerplus

   高林陽一監督 wikipedia




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