いつも作っている タイルとは違った技法で作ったタイルが出来上がりました。
私が好んで作っているのは ぷくっとした質感のある クエルダセカ という技法なんですが
今回は マヨルカ っという技法で ~~~ す。
この技法は 筆遣いなど水彩画の要領とよく似ていて 素焼きのタイルに白色の錫系釉薬をかけ、
その釉が乾いた上に 色顔料を使って絵付けしていくのです。
要するに 一応は下書きを写すのですが 水彩画を描くように描いていかないと駄目なんですよ~~!

それで 正直 絵の描けない私には無理! って事で今まで全くこの技法の作品には 手を付けなかったんです。

ところが ネットで見つけたイラストが あまりにも可愛かったので 先生に 「 これ!私に出来るでしょうか?? 」
って聞くと 「 大丈夫! 出来るからやってみよ! 」 っと言われたので マヨルカ技法に 挑戦してみることにしました。

そのイラストが



ねっ! 可愛いでしょう~~~~!!

最初、イラストをコピーした トレーシングペーパーのイラストの線の上を 千枚通しのような針で穴を開けていきます。


そして 穴の空いたトレーシングペーパーを 錫系釉薬かけして乾いたタイルの上に置いて 上から黒い木炭粉を
版画を作るようになでます。 すると、穴から粉が落ちて タイルに図案が写るでしょう ~~!

そこまで出来ると その図案上を 色顔料を使って 絵付けしていきました。
だけど ・・・ 私にはやっぱり 結構大変で ・・・・

細かい所は 適当に描いて~~ って言われたって ・・・ どの点が 何処と繋がってるんだか ・・・

その適当がわかんないから 描けないって~~~~~~~~~!!

もう正直 ギブアップ状態で ・・・

図案の点を 筆で黒色で なぞっていくところだけ 先生が描いてくださいました。

そして ~~~ 先生のおかげで 何とか出来上がったのが



いかがですか~~??? まぁ~~ なんとか出来上がりましたが これはやっぱ私には難し過ぎました。

今回の出来映えには私は 満足しているのですが ・・・・
マヨルカタイルは 私には 向いていないなぁ ~~ 絵が描ける人でないと ・・・・ っと つくづく実感しました。

これは、挑戦したくなりますよ。
・・・で、若干助けられたとしたって、原画より、素晴らしい絵になってます。
原画では、地に紛れていた居眠り猫ちゃんに、存在感が。
全体が、微笑ましいのは、ここがポイントですから。
筆で黒い線を入れるのも太さが一定にならなかったり・・・
怖々描いているから余計にまっすぐな線にならなかったりねヾ(´▽`;)ゝエヘヘ
この絵だからごまかせた部分もあるのですが・・・
原画より良い!なんて言っていただけたら何か気恥ずかしいですσ(^◇^;)