5月8日
ベンガラ館を出て、吹屋ふるさと村に向かいました。
標高550mの山嶺に塗込み造りベンガラ格子の堂々たる町家が立ち並んでいるのは
銅工業地としてと ベンガラという特産品の生産のお陰のようですね
街中にはベンガラ色があちらこちらで見受けられます。
吹屋街道を拠点として、銅や 中国山地で生産される砂鉄、薪炭、雑穀を集散する問屋も多く
旅籠や、飲食店の立ち並ぶ参観の市場町としても繁昌していたそうです。
吹屋よいとこ 金掘るところ 掘れば掘るほど金が出る
当時の俗謡にこんなのがあるそうですよ!羨ましい限りですよねぇ~~
「旧片山家住宅」 片山家は1759年の創業以来 200年あまりにわたって吹屋ベンガラの
製造販売を手がけた老舗だそうです。 立派なお家ですよねぇ~~。
中にも入れたんですが 当時の繁昌ぶりが見て取れました。
郵便局も周りの景観と合わせてこんな風に・・・・
そしてこれ! 何か判りますか
プールが見えているから判るかなぁ???
はい!これで判りますよね! 「吹屋小学校」なんで~す。
岡山県重要文化財に指定されていて吉岡銅山本部跡地の寄付を受けて明治33年に平屋校舎が
42年に2階建て本館建てられたそうです。
和洋折衷の当時としてはモダンな建物で、町予算の数倍という巨費を投じて建設されたそうですよ!
ドアップをもう1枚! この小学校 今も実際に使われているそうですよ!
銅やベンガラの生産で財を成し、子孫に教育を・・・その気持ちが伝わってくるような
佇まいですねぇ~~。こんなところで学べる子供達が羨ましいです。