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なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

令和

2019年05月04日 | 
って、一発変換かあ、すごいな~~。

 ということで、宮家の方々って、なにか発言すれば一々何か言われる、お気の毒だなあと思うことが多くて。

 皇后陛下なんだけど。雅子様が外交官のままでいらしたら、どうだったんだろうと思うことが結構あったんですよ。例えば、韓国との関係なんか、もちっとなんとかなってたのではないかとか考えちゃって。

 以前オバマ大統領が広島に来てお話をする、という歴史的な事件があった。この時、大統領が来れるように尽力したのがケネディ大使。本当にデリケートな折衝を繰り返してそこまで持っていったらしい。もちろん、彼女ご自身の資質もあっただろうし、かのケネディ大統領のお嬢さんという箔もあっただろうし、情勢的な運も多分よかった。けれど、結構これはあったかも、と思うのは、ケネディ氏が女性だったという事。女性といっても、ピリピリイライラじゃしょうがないですけど、そうじゃなくて、なんとなく物事を柔らかく進めることができる場合がある、ということね。

 でねえ、雅子様が例えば、韓国に大使として赴任されてたら、もう少しうまい方法で色んなごたごたを解決・または改善する方向に持っていけてたかも、と思ったりしてて。

 韓国の慰安婦等々、これ、レイプ被害と考えると、当事者でもない男にいくら謝られても、はい、まあ、納得しましたわ、となる女ってほぼいないと思うんだよね。他にもゴタゴタしてますけど、結局、この辺のゴタゴタは、元をただせばすべからく戦争が招いたこと。戦争したのが悪いのだ、要するに。そういう意味でも、戦争って、ぼろくそ生産性がない。負ばっかり後に残してるじゃあありませんか。それで、まーだ戦争がどうこう言ってるオヤジって、何考えとるんだ、と思っちゃう。

 韓国の日本への対応で、文句を言ってる日本人もいるようだが(別に多くはないでしょ)、「被害意識」>>>>「加害意識」なのは、ヒロシマを見ればよく分かるわけで。やられたことに対しては、人間いつまでも根に持つ、のはどっちみちそうだということ。となると、暴力で決着をつける、くらい愚かしいことってないでしょ。後々まで面倒が尾を引く事態が続くだけ。

 雅子様が皇后陛下になられたことで、ようやく外交等々に彼女の力量を発揮できるかもしれない。がんばってほしいです。大変だと思うけど。

 即位後、陛下が述べられた中に必ず「世界の平和」という言葉が出てきてて。この言葉、普通の人間が言ったらひたすら「青臭~~~」となりそうだけど、陛下はずうっとそれを考えていたんだろうなあと思う。ちゃんとその言葉を捉えて考えろと言いたい。



 あと、婚約の話。これねえ、400万返せっつってるオヤジ、えーかげんにせーよ。

 金貸した=金あげた、と同じでしょ。笑っちゃったのよ、最初にその話を読んだとき。だってなあ、そんなの「なんでも鑑定団」にゃしょっちゅう出てくるもん。いわゆる「借金のカタの掛軸」シリーズね。皆さん凄いですよ訳分らん掛軸をカタにして、何十万~何百万ホイホイ貸してて。で、ほぼ100%とんずらこかれてる。で、掛軸の価値はたいがい1万円くらい~~、という結末。

 おっさんが、最初に男気を見せて、「400万出したんです、彼の成長を期待して。ここまでになるとは~~~!!!」とかなんとか言ってたら、話は全然違ってただろうな。ていうか、普通はそうでしょ。大体400万ごときでがたがた言うなっての。ケツの穴がちっっすぁい~~~~~~。と思ってバカにしてるのは自分だけなのかな

 ので、秋篠宮様&お嬢様方がお気の毒でならない。ほとんどいじめじゃないですか、と思っちゃって。人んちに余計なくちばしを突っ込む、みっともないぜよ。

 要するに、女は黙ってニコニコしてりゃいいんだ、という連中の真っ黒な悪意を感じるんだよね。いやらしい。キモイ。

 ということで、令和はそういうオヤジが絶滅するといいなあと思う。

暴走事故

2019年04月26日 | 
って、道具で解決できないもんですかね?

 65歳以上に売る車には、アクセル踏み込み過ぎたらブレーキが自動的にかかる道具をオプションで絶対に付けて売る、みたいな法律とか。いや、別に法律じゃなくても、自動車業界でそういう規則を作って対策を打つとか。

 オートマ車なのが問題だ、という患者さんの意見もありましたっけ。ゴーカートと同じ楽勝オートマだから、いつまでも運転できる気になっちゃうって。マニュアル車だったら、こりゃダメだ、と思って、すんなり免許返納になってるのではって。

 自分の対策は「左足ブレーキ」。左でブレーキを踏んで、右でアクセル、と足の役割を分けた。最初はドキドキものだったが、慣れれば楽。まあ、これですべて解決とは思いませんけどね。

児相

2019年02月06日 | 
や学校や教育委員会が叩かれてる、子供殺し。まーた、子供、しかも女の子が殺された。で、その父親と名乗ってた人物(形は父親なんでしょうけどさ)に恫喝されてどうこう。。。か。

 恫喝等々、こういうのに対処するには、悪質クレーマーとかに対応している専門職の人とかの研修とかをきちんと受けて、対応策に精通するようにする、のが基本原則なんじゃないかと思う。非難の方向性が間違ってます。

 こういう場合って、対応は「愛情」だの「話せばわかる」だのじゃない、危機管理の話で、これは技術だから。技術を身に着けるべきだと。

 行政の人達は基本へっぴり腰だよね。こないだ、図書館から「ご予約の本が入りました」っていう電話をいただいた(予約内容をすっからかんと忘れていた)んだけど、職員の人がおどおどしているのが、電話口で分かるのだ。本来は電話じゃなくてメールでお知らせしたいんですけど、メールが届かなくて、という事。スミマセン、その件は以前も言われた事があって、なのにまーだ直してない、自分が悪いのだ。のに、もしかすると、こういう要件でも電話口で逆切れする奴がいるのかもしれないなあ。

 怒鳴り散らされて、だから何?となる人って、公務員的な人には少ないんじゃないかな。いやんなるが、今は「言ったもん勝ち」的なところがある。だから、言われないように先手を打つ方法、を確保した方がいい。

 その一つとして有力だと思うのは「録音・録画」。口頭で言うんじゃなくて、最初から、張り紙しておくのだ。口頭だと、まーた逆上する場合多々ありがちだから「行き違い等をなくすために録音させていただきます」って貼り出しておく。最近は「録音させていただきます」って予め断ってくる電話(損保の窓口とか)も多い。やればいいと思うんだけど。なにかそういうの、問題あるんでしょうか?なんでも「問題になるかもしれない」病でがんじがらめじゃあ、職員の人を守る手立てがなくなってしまうんじゃないか。

 で、なんといったって、一番悪い奴は、「父親」ですよ。今回は、場合によってはただの「傷害罪」で終わる可能性すらある。こういう奴がまた同じような事を繰り返さないようにする仕組みを考えないと。で、どうやって育てるとこういう奴になるのか、成育歴等々明らかにしなさいよ、週刊誌でも新聞でも、お得意の「取材力」ってのを駆使してさあ。

 この男の親が出てこないのが大変不思議だ。なにやってるんだろう?????
 

自馬

2019年01月26日 | 
を持つ、のに一方では、全然違う理由とルートの人もいる。クラブで散々こき使われてボロボロになった馬って、最終的にはクラブはどっかにポイするケースが多い(多分廃馬といって、殺処分かそれに準じた扱いなんでしょうね。クラブホースとして仕事ができなくなれば、競技馬としてクラブに貢献した馬でも、ただ飯食いってことで容赦なく切り捨てになる。面白いのは、なぜその馬がそういう状況に追い込まれたかを、全く検証しないこと。だから、馬が次々ダメになる)んだけど、それがかわいそうだ、なんとかしてやりたい、という理由で、優しい方が引き取る、というケース。こういう馬は、例えば片目が見えなくなっていたり、顔面マヒを起こしたり、跛行がよくならなかったり、「乗馬」ができない馬というのも珍しくないし、引き取ったところで、別のクラブに預託料を(安くはない。大体アパート借りれます)払って遊ばせとくだけになっちゃう場合も多い。でも、引き取る人はいるのだ。

 で、そういう人に、馬を追い出す側のクラブは金を吹っかける(つまり、馬を売りつける)こともよくあるわけでね。とことんえげつないよなあ。

 ずうっと売ってるハミなし頭絡ですけど。実は、こういうきつい状況のお馬さんが使ってみて、「乗馬馬」復活!になってくれることがあるんだよね。つまり、乗って遊べるようになる。今まで散々人を乗せてきているから、基本は分かっている馬ばかりだし、ハミがないというのは本当に馬を楽にするのだね。だから、引き取った人も馬と楽しめるし、馬もぼーっとしてるだけじゃなくてちょっと緊張したり集中したりしてリフレッシュできるし、一挙両得というわけだ。

 ハミなし頭絡を売っていていて、そういう反響が来ることが割と多いというのも驚きなんだけど。そういう方がいる、ということ、そういう馬がいる、ということ、で、乗馬クラブの常識=世間の非常識、という現実。

 こんなことを書いていると、そこらじゅうの乗馬クラブから文句が来そうですけどね。怖いんですよ、名指しで「あいつに気をつけろ」的なことを言われてるそうなんですけどさあ。

 乗馬クラブは、事故率もひた隠しにする。だから、いつまでたっても全然事故が減らない。仕事に対する真剣みが欠けておる、と言われてもしょうがないんじゃないか?

 また別のパターンだと、自分の馬を持ったはいいけど、その馬との関係がうまくいかなくなっちゃって、馬が怖い、結局金を払って預託してるけど、その馬には一切乗ることもなく、なにか教えることもなく、ひたすら金を払い続ける、というケースが存外多いのだ。馬は草食獣としては割と社会性がある(だから、人の言うことを聞いてあれこれ芸をすることができる)のだが、かなり人との「相性」もあるようなのだ。その相性のすり合わせができないと、どうもうまくいかない、時もあるみたいで。こんな場合も、なぜか、乗馬クラブ側のサポートは一切ないみたいですね。「勝手にやっててください」ってことなのだろうか?クラブ側としては、餌やって放牧でもしとけばいいから、気楽なもんだ、という事なのか。

 こういう人馬のもめ事については、その馬を思い切って手放すのも悪い事ではないように思うのだが。馬は新天地で能力を発揮できる可能性もあるわけだし。責任を取りすぎるというかね。にしても、乗馬クラブという場所の「お客様をちっとも大事にしない」姿勢が諸悪の根源って気もするが。

 お客様を大事にしない=馬を大事にしないってことだと思うんだけどね。お客様を(しかも、相当の額を払ってくれてる)大切にできないというか、する気がないというか、やり方が分からないというか、そういう印象を強く受けるクラブが大半なんだけど、結局、人を大事にできなくちゃ、もっと意思の疎通が難しい馬を大事にはできないわなあ。


 

乗馬

2019年01月22日 | 
が他のスポーツ教室と違う点は何か。テニスや太極拳もやってるので、その辺と比較しつつ。

 乗馬クラブと似たようなスクールシステムを取っているのはテニスだろうか。競技人口が本当に多い。そこら中にテニスコートがあるし、簡単に借りれるし。で、テニススクールもあちこちにある。生徒のレベルに合わせて初級~上級までクラス分けされて、それぞれのクラスに上がるには、コーチさんの認可が必要。スクールによっては試合とかがあるのかもしれない。こうしたクラス分けについては同様のシステムを採用している乗馬クラブも多いが、テニススクールは初級だらけってことはまずない。色んなクラスがまんべんなくあって、どのクラスにいっても楽しめるわけだ。生徒を大事にしてリピーターを増やす、というビジネスモデルですね。で、生徒に他の人を引っ張ってきてもらうという。

 テニススクールのコーチさん達は、やっぱり上手だし、熱心だし、あと、お客様に対する対応が丁寧。お客様から金取ってるんだから当たり前だとは思うのだが、この「当たり前」が全く見当たらない、のが乗馬だったりする。その辺の小規模なクラブだと、本当にひどい場合多々あり。熱心なんじゃなくて、えばる。例えば、くわえ煙草でレッスンつけられたりね。これ見たのが1カ所ではない、2カ所だからねえ。。。くわえ煙草で馬に乗ってる指導員も2カ所で見た。口の利き方もめちゃくちゃ、なのが乗馬クラブ。何様だ、あんたは?と言いたくなること多々あり。

 乗馬クラブのこうした「えばりがちな指導」ってのはどこから来るのかというと、多分スポーツとしてのあり方に問題があるんじゃないかと思う。テニス等々、普通は、自分をどうにかしなくちゃならない、上達=自分が変化すること、なんだけど。乗馬は「馬になんか芸をやらせる」スポーツなんだよね。馬に芸をやらせるのに、えばるのが癖になっちゃう、のかもしれないんだけど。動物は口をきけないから、何やられても行動で返すくらいが関の山、いっくらでも「パワハラ指導」ができるわけでね。客に対しても、その延長で指導してるんだろうなあ。

 で、こういう指導員に対して、全然クレームをつけられないんですよ。小規模なクラブだと「気に入らないなら出てってくれ」となる。ホント、何様な奴が経営者になってるんですよねえ。お客様に対する対応として、「お客様のご要望にお応えして」という姿勢は皆無。これには乗馬クラブ側の言い分もある。お客様のご要望が勝手すぎる、というんだ。どういうご要望なのか、聞かれたことは一度もないんだけど。どうやって「ご要望」とやらを聞き出してるんだか?分からん~~。

 それは特に自馬を持たされた客に対して、きつくなりますね。自馬を持つと上達しまっせ、という乗馬クラブの「悪魔の誘い」にうかうかと乗っちゃう人がいて、お金&暇を馬に食い潰される結果になるのだけど。まあ、自分もその一人かもしれないが。自分の場合は、奴は純然たる「実験馬」だからいいんですけどね。

 クラブ側が勧めてくる自馬については、色々とひどい話を聞いている。特にヨーロッパ等に買い付けに行ってる場合。客を連れてって、試乗した馬をそのままいきなり買わせたり、ろくに見もせずに日本に連れてきて、悪癖を見つけて、それを伏せて客に押し付けちゃったり。普通の人の「自馬候補」になるのは、日本の場合は「クラブホースとしては使い物になりません」という馬で、そういうのをお人好しで世間知らずの客にうまい事言って引き取らせて、後は知らぬ顔の半兵衛、となるケースがマジ多い。そういう問題のある馬・若すぎて、まともに馴致もされてないんですけど、なんて馬、そういうのを結構な値段で引き取って大苦労する、だけじゃなくて、乗馬クラブから馬ごと追い出されるオーナーも数知れず。クラブに馬を人質にされてるから、どうしようもないというわけだ。
  
 自馬をどうです?と言ってくるときのクラブはいかにも「生徒を考えてます、我々は。あなたは私たちに選ばれた人なんですよ~~」的な雰囲気を醸し出してるんですよ。で、コロッと騙されちゃうんだな。

 もっとすごいのは、自馬を買わせて、で、乗せないというクラブ。これは、乗馬クラブの経営者が優秀な馬を買う金がない場合に使われるパターン。「あなたがいきなり乗ると馬が壊れちゃうから、まずは自分が乗って調教します」とかなんとか言って、購入主から馬を取り上げちゃう。で、自分が競技に使っていい成績を上げて、ますます買主が乗れないようにしちゃう。競技志向のクラブに多いですよねえ、これ。買主は、結構これに満足しちゃってる人も多いから不思議なんだけど。自分が乗れないんじゃ、あんた買いなさいよ、というのが普通だと思うんだけど。

ホースメッセ

2019年01月21日 | 
に今年は出店しまして。第3回、参加企業もあれこれ出入りがあって、うちは入った方。屋外では馬車だの引馬だの、という馬自身を使った催しも。エクイマーケットという、1馬具販売店が主催のはずなんだけど、根性入れてるなあと思う。例えば、日馬連なり全乗進なり協賛すればいいのに・・・・・・。

 で、馬をめぐる状況の混沌ぶり、について、今回出店してみてどういうことなのかが見えてきた感じ。成程なあ~~~。


 つまり、こう。馬で、または馬と、何がしたいのか?馬とかかわってどうしたいのか?

 結局、これが見えてないから、混乱するのだね。

 馬について、メインになっているかかわり方は、要するに「乗馬クラブの会員になって、乗馬を教わる」という奴。馬はクラブの借り物ですね。センセーの言うことをよい子で聞いて、そうすると、馬に乗れるようになる、はずなんだけど、なぜかそうはならない。というパターン。この手の「お稽古事」としての乗馬となると、ほぼほぼ女の趣味になるわけですよ。お稽古事だから、怖い思いをしたり、飽きればそこでストップ。大概数年でやめちゃう。乗馬クラブ側としては、新入り会員をどんどこ入れて入会金(入会金というのは一番労せずして手に入るお金なんですよね)をガメる、というビジネスモデルになってしまっている。で、色々道具も買わせて。会員でないと乗れません、とやって、メンバーの囲い込みも凄い。で、生徒の出入りが激しいもんだから、いつまでたっても「中級」だの「上級」だの、というクラスの数が増えない。中級だ上級だとなると、常連のように居ついてるメンバーで固まっちゃってることが多いのだ。

 つまりまあ、その乗馬クラブの状況を知りたければ、クラス分けのレッスンスケジュールを見ればいいわけね。初級クラスばっかりというクラブは生徒を丁寧に育てようなんて気は皆無、と考えていいんじゃないかと思う。

 じゃあ、乗馬クラブで教えてもらうことって何か?というと、まあ確かに馬の「乗り方」なんだけども、これが、いつの間にか「馬場」だの「障碍」だの、という「馬術」ができる=乗馬の上達、と刷り込まれる。まあ、オリンピックを頂点とする競技会があるし、競技団体もあるし、そうなのかなあ~~?なんてなるんだけど。肝心の「乗馬の技術」は一向に伸びない、ような気がしてくるんです。これはどういうことかというと、皆さんお得意の「ハミ受け」がどうこう、とかやってるくせして、現実には駆歩すらまともにできない、かと思うといきなり馬が暴走するわ横っ飛びするわで落馬したり、しそうになったり。


 で、これは技術が悪いのかなあ?と不安になってくる、と2方向に分かれるのだ。馬がまともに調教できないからダメなんだ、うちのクラブの馬はよく調教されたおとなしい馬ばっかりですよ~~、なーんて、どのクラブも言ってますけど。で、そうなのかなあ、と思って別のクラブに移籍してみたりする。しかし、状況は特に変化なし、が、大半。部班(複数の馬でレッスンをつけること)なんかでやるから上達しないし、馬が暴れるんだ、うちはマンツーマンでっせ、というのもあちこちのクラブの常套文句なんだけど、マンツーマンだろうがなんだろうが、結局危険は変わらない。で、挫折。が一方向。

 もう一方向は、人間が悪いんだ、馬の気持ちをもっと理解してあげなくちゃいけません、だからホースマンシップにのっとって、人間がリーダーになってどうこう(これ、今や完璧にすたれた犬のしつけ法の亡霊だよなあ)なんてのが出てくる。こっち方向は、只今大盛況になりつつあるんだけどさ。残念ながら、これやったって、変化なし。馬は借り物だから通用しないし、下手に知った気になって関わるから、かえって大事故を起こしかねない。グラウンドワークをやんなさい、やったってやらなくたって、馬は変わらず、やっぱりまともに乗れるようにはならない。で、挫折。

 これでも挫折しない人は、さらにドツボにはまって、馬に人生を食いつぶされる。それは次回。

2019年01月16日 | 
の集まる場所にありがちな、嫌なこと。

 なんでああ、悪口言うか~~~~~悪口言いあうのが仲良しの証拠、とでも思ってるんか???

 最近は本当にうんざりだ。自分の前で他の人間の悪口を言う自分がいなくなった途端、他の誰かに自分の悪口を言ってるんだろーなー。さぶっっ こういう連中はどこにいるか?大昔バイトしてたスーパーのパートおばさん達がこの種族だな。今は乗馬クラブに出入りしている人間か。しかし、なんでなんだろう?


 最近は、理由についてはもう考えるのをやめた。そういう人種なんだという理解。というか、常に相手と自分を比較して、上下関係の中でないと立ち位置が分からないというめんどくさい人種なんだろう。こうなると、上に立った方がいいんだよね。つまり「冷たくする」と慌てるらしい。で、時っどき、ちょっと優しくしてやると、懐く。のね。ご褒美効果らしい。

 ただし、こういう付き合い方をすると、全くもって、「親しく」はなれない。でもさー、親しくしようったって、どーせ陰で悪口言ってるわけじゃん、そんな連中と親しくなる必要性なんかないよな。こんな技術でもって人付き合いするとめちゃ疲れるんだけどなあ。

 人に物を教える仕事をしてる連中に、こういうツボにはまる人、やたらいるなあと。人にえばることが目的で、ものを教える人種。こういうのに教わりたくありません。

今年のまとめ

2018年12月31日 | 
 今年は最後の最後に非常にきつい出来事が起きたので。どうやら正月気分が吹っ飛びそうなんですが。

 そういえば、来年は病院つくってから20年経過、ということになる。20年ねえ・・・・・。とにかく薬が変わった。進歩進展の著しさがすごい。検査機器なんぞよりか、とにかく薬・食餌の進歩が動物の寿命を延ばしてますね。一方は「動物愛護法」。これが結構影響を及ぼし始めている。

いい点:ペットショップから瀕死の子犬や子猫が来て、買主(まだ、飼い主になり切れてないんですよね)VSペット屋VS獣医という三つ巴の不毛なケンカをすることが本当に減った。あと、訳の分からん野生外来動物(特に爬虫類)の持ち込みが激減。野生動物は飼うな、とは以前から言ってることなんだけど、テレ東のかいぼり番組とかの影響もあるのだろうか、減りましたね~~。売りにくくなった、ということもあると思うが。
悪い点:新しく動物を飼いづらくなってる。なぜかというに、ペットショップの売り動物の値段がやたら高くなってるから。手軽に買って後悔よりはマシだとは思うけど。譲渡会や保護犬とかの場合、とにかく条件が厳しすぎて、どうもマッチングがうまくいかないのも多々あるようで。今なんか、共働きが普通だから、そうなると、引き取りに「誰かが家にいること」なんかを条件にされちゃうと、もう、ほぼダメになっちゃう。この辺りは、ちょっと譲渡会側に考えてほしいところではあるけども。

 あとは、なんだかAIとやらが診断するとかなんとか。。。。どうなんでしょうね?ブラックジャックにそういう話があったような気がするけど。それよりなにより、飼われる動物が減れば、獣医の需要も減るわけで、これからどうなるんでしょ?副業も考えないとまずい?

 ということで、来年もよろしくお願いいたします。

学校

2018年12月22日 | 
が、もうまったくもって「オワコン」になりつつあるんだなあ、と思うことが最近多い。いじめの問題は全然解消されないし、生徒も教師も疲れ果ててて、教師側は過労死寸前までこき使われた挙句、精神疾患だったり。子供はいじめで自殺、までいかなくても、訳の分からないネガティブ思考を刷り込まれちゃう。本来は、高々勉強を教わるだけの施設なのに、なんでこうなったんだか?

 で、最近よく思うのは。結局、あの「勉強」って何だったんだろう?ってこと。大学受験に日本史を取ったのだが(外国語ネームが全く覚えられないというしょうもない理由)、後に姪っ子に教えてくれと言われて年代を言ったら、そりゃ間違いだっていう。なんなんだ?もちろん、歴史なんていうのは、解釈でもってどんどん変化するし、それが「学問の進歩」ってことなんでしょうけどね。
 一方、散々時間を取らされて勉強したはずの英語、未だまったく使い物にならない。どういうこっちゃ?英語こそ、今一番必要なアイテムなのにさあ、もう
 数学というか、算数というか、これ、最も有用なアイテムは「暗算」じゃないかと思うんだが。色んな特殊な計算とか定理とか、やるなら物理と組み合わせて教えたほうが理解も納得もしやすいんじゃないかと思うんだけどなあ。全部バラバラに教えるから、訳分らなくなる。

 ということで、学校で教えたほうがいいんじゃないかと思うのは。
1)簿記:できれば2級あたりまで。そうすれば消費税についてきちんと理解できるし、在庫管理もざっと分かるだろうし(先入れ先出し法とか)、起業するとき楽だし、多分納税についても感情的な対応は減ると思う。
2)契約:結局「振り込め詐欺」なんていうのは、親近の情もそうだけど、契約についての知識も理解もないから被害に遭うわけ。それ以外でも、実印をみんな簡単に押しすぎです。
3)そろばん:これ、日本以外で、算数の授業にきっちり採用している国もあるらしい、というのをテレ東の番組で知った。日本では、こんな優れた道具を邪険に扱ってますよね。自分の記憶では、数回程度の授業でおしまいにしてたような。もったいない。
4)恋愛等々・人間関係の構築法。今はセクハラだ、ストーカーだ、DVだ、って人間関係をぶち壊すパワーワードが盛り沢山だけど、これって結局、学校が「人間関係を学ぶ場」として機能してない証拠です。どうにかしろ。

 あと、実技というか、実践で教えてくれてたらなあと思うのは。
1)ロープワーク:紐や布の結び方で困ってる人って多いよ。風呂敷が普及しないのは、結局結び方がよく分からないからだと思う。
2)カラーコーディネートとか、身だしなみ一般:自己肯定感なんて政府が言ってますけど、どうそれを表現するか、が、身だしなみ。
3)KYT:いわゆる「危険予知」運動のことなんだけど、非常に応用範囲が広い。汎用性があるから、教わったときはかなりショックだったなあ。これ知ってりゃ、と思うことが多くて。

 ところが、こういうのって、今やYOUTUBEでも調べれば、バンバン出てくるんですよ。ということで、別にガッコに行かなくても、なんだってスキルとして身に着けることはできるんで、学校の存在意義がますます低下してるんじゃないかと。だから、不登校が増える。要するに見限られているということ。普通のガッコでやる勉強だって、インターネットでなんでも教われる時代だし。

 じゃあガッコの存在価値って、「共有記憶」くらい?でもねえ、修学旅行だ、運動会だ、楽しかったですか?あたしゃ、全然。こういう同調性を強制する「共有記憶」も、今後は全く意味をなさなくなるでしょう。

 とにかく、何か変えないと、学校にわざわざ行く連中が、むしろ少なくなっちゃう、ってなると思いますよ。保護責任遺棄レベルになってるような親の子供の避難所みたいな。今も、すでに公立校はそうなってるかも。となると、「子育て法」とかも授業に入れたほうがいいか。

「ねほりんぱほりん」

2018年11月24日 | 
っていう番組、NHK攻めてるなあ、と思わせる番組の一つですけど。この回はインパクトありましたねえ、「元極道」の回。いや、それまでも、すんごい人達が次々に現れて、その人達を相手に毎回相当な話を聞き出しているYOUと山里さんにも呆れてるんですが。極道さんが刑務所でくらってた「懲罰房」の話がね。

 こないだまでシリアにいた安田さんという人が話してた独房の話ともろかぶりになるもんだから。というか、安田さんの話を聞いた時、こりゃ黒田官兵衛がやられた事と同じじゃあないですかあ、と思ったものだが、それとおんなじ話を法治国家の日本で聞くとは思わなかったわ。

 シリアの話を聞いて感じたのは、黒田官兵衛と同じ目に遭ったのかあ、じゃあやっぱり、中東は今が「戦国時代」なのだな、じゃ、いわゆる「先進国」的なものの考え方とかが通用するはずない、ということと、安田さんを監禁してた組織のやってることって、尼崎のDV地獄家族と全然変わらんなあ、ということ。つまり、こういう話は、そこらにごろごろしていて、別にシリアなんぞに行かなくてもいくらでも取材できそうだなあ、と。

 人間のやること、思いつくこと、どこ行っても大して変わらなくて、で、それに宗教だの民族だの、という色がちょこちょこつく、程度の話なんじゃないかしら。まあね、「ジャーナリスト」と呼ばれてる人達は、取材で飯食ってるわけだから、意義があるんだあ!と言いたいのは、まあそうでしょうね、とは思うけど。

 NHKはこないだ「クロ現」で、弁護士懲戒請求の話を取り上げてた。こういう話こそ、きちんと「取材」する力が必要で、その結果見えたことは、わあわあやってたのがどうやら500人弱程度。日本の人口1億1千万弱と比べると、実にチャチなんだけど、この程度の人数でぎゃあぎゃあやると、「炎上」とかになる、のかあ、という感慨。そんなんで「世論」なんぞねつ造されてたまるもんかい、とも思う。

 ということで、安田さんにぎゃあぎゃあやってるのは、おそらく300人くらいだから。ちんけな話だが、それでも個人を追い込める、のには唖然。仕事で行ってたんだから、しょうがないじゃん、まあ、なんとかなってようございました。と思ってるのが多分大半じゃないかと。

 でね、「ねほりんぱほりん」に戻るのだけれど、まさに今、法治国家の日本でも「懲罰房」なるものが存在して、そこが機能している、つまり、全くきれいごとが通用しない世界ってもんが相変わらず山ほどあるってことなんです。そこに改めて愕然、という感じだなあ・・・・。

入間万燈まつり

2018年10月28日 | 
が、今年は大盛況。すごい人出でびっくりしてました。

 去年は2日とも雨&寒々という感じで、自分も行く気がせず、結局行かなかったのだが、今年はポカポカ陽気&ピーカンということで、去年分も併せての人出じゃないかと。

 で、露店について。やっぱり、露店こそ、QRコード決済にしてもらえないもんでしょうか?

 毎度毎度めんどくさいどころじゃないんです。焼きそばだって焼き鳥だって、ビールだって飲み食いしたい、で、色々ぶら下げてしまう、とこにまーた、バッグから一々財布出して小銭出して~~~、の繰り返しでしょ、やんなってくるのだ。スリに遭いそうな気もして。スられても、あの人込みじゃあどうにもならないよね。毎回気になっちゃう。
 お店の人も、どうなんだろうか?小銭じゃらじゃら、つり銭不足やら、管理がうまくいかなくなるやら、食品関係の店だと衛生面も気になるような。

 これは、こないだ行った、デパート催事会場でも同じことを思ってね。色んなおいしそうなもの、そりゃあ買いたい、けど、そういうやり取りがめんどい、で、諦めるというパターン。時間もかかるし。

 あと2年くらいでQRコード決済が標準になってほしい。中国にこんなことで後れを取るなんて、おかしいですよ。

台風

2018年09月06日 | 
だ、地震だ、となって、この話がどっかに消えちゃうと困るので。



 しかし、この会見、変なことが多々あり。話がすり替わってるでしょ。あんたの暴力はどうなった?そもそも、その件についてきちんと説明するべきなのに。記者の質問もピントが外れているし。

 いったいどうなってるの?というとこに、今度は映像が出た。これは傷害罪ですわ。警察にお願い。さっさと、この男、逮捕してください。

 速水コーチの暴力動画


 埼玉県というところがミソだなあ。こういうの、身に染みて覚えあり。埼玉県の公立中学(所沢市)で、自分が中学生だった頃、同じことが日常的に繰り返し起きてたから。見覚えがある、映像なんですよ。思い出したくなかったのに、思い出さされて、心底、気分悪い。

 当時、中学の体育教師は、全員こんな調子だった。やくざと同じ、こんな連中が教師でござい、とえばり散らして、で、それに保護者がお墨付きを与えてたんだもの、宮川さんやそのご家族が「体罰(ではなく、これは暴力です)は受けたと認識してない」と擁護するのは分かる。そういう風に洗脳されてたってこと。ぞっとするけどね。というか、自分の子供がこんな目に遭っても容認する家族ってなんなんだ?と思うが、自分の親もそうだったんだから。そういう親を、どうして介護なんかしなくちゃならん?

 で、会見で、この人物が「自分も同じ指導をやられて、感謝してるので」と言った。ってことはだ、この人物に同じ指導をしてた奴がいる、ということで、記者が、どうしてその人物の実名および場所・団体を聞き出さなかったのか?この話が一番重要じゃない。協会上部の人間との軋轢なんざ、どうでもいい話に近い。

 ちなみに、乗馬でも、こんな指導する奴多いですよ~~~。

 競技会に行ったとき、日本乗馬の指導員が、自分の生徒(?)に準備馬場で怒鳴り散らすんだよ。うんざりしてなあ。本番直前に喚いたってしょーがないだろが。よっぽど、そいつを怒鳴ってやろうかと思ったんだけど。


「空とぶタイヤ」

2018年08月03日 | 
という映画を観る。いつも映画の話は「シネマ日乗」のほうに書いてるんですけど、ちょっと色々考えちゃって。

 というのも、そこに出てきた「ホープ自動車」の取締役のオッサン(を、岸部一徳さんがふてぶてしく演じておられましたね。ホントに憎々しいんだよ)と、日大の理事長の田中氏やら、日本ボクシング連盟の山根会長やらが、思いっきりかぶるから。映画の中の人物と全く同じ奴を現実に何匹も見せられる、一体全体、日本のオジサンたち、どうなっちゃってるの?

 まず思うのは人相の悪さ。その筋の人、と思われてもしょうがないレベル。なぜに?と思うのだが、そうやって睨みを利かせてれば周りが勝手にヘイコラするから、そういう顔が染み付いちゃったんでしょうね。今までの人生が悪い意味で顔に出ちゃってる風。次は、口のきき方。何様だよ、とフツーの人は思う、そういう言い方が染み付いてる。誰にも是正されたことがないんでしょうね。周囲5㎞は腰ぎんちゃくばっかり、というのがよく分かる。

 で、言ってることもホントに同じ。まずは全否定、お次は逃げを打つ。だから、その後にあれこれ言っても全然こっちに響かない訳。本当はそう思ってなんかいないんでしょ、と勘繰りたくなる。とにかくオジサンたちの言い訳は、もはや感心する域に達しているよなあ。その方面にはオツムが回るのか。そのオツムを、別の方に使えばいいのにさ。周囲がべんちゃら軍団だと、当人の頭はどんどん悪くなる。使わなくて済むから。廃用萎縮ってやつです。

 日大アメフト部については、調べるほどにろくでもない事実が明らかになって、教育機関としてやる気があるのか?と心底疑ってしまうのだが。加害選手の方に対する脅迫なんか論外。成程、これなら記者会見でもするよりほか打開策がない。よくまあ勇気をもっておやりになったと思いますよ。そこまで選手を追い込んだ奴、クビじゃ済まないと思いますけどねえ。で、こんな目に遭って、その上でアメフトを続ける気になるわけがないよね。脅迫の内容は、アメフトをやってる限りいついつまでもついて回りそうなものだったし。やめちまって正解だと思います。

 そういう現実の話が、映画の中で繰り返されるさまがデジャヴでねえ・・・・。「組織の論理」というけど、そうじゃない。その組織の「ボス」が安泰でいるための論理なんですよね。組織内の地位がそんなに大事か?引退して5年もたちゃ、ただの迷惑ジーサンになり下がるだけ。自営業のこっちとしては、バカバカしくて。

 てなことを考えていたら、今度は日本医科大の女子受験生差別。これには本当に激怒している。日本医科大の2011年以降の男子学生は、全員不正合格者と見てもいい気すらする。そんな医者に診察されたくありませんよ。「女が医者になると、使えない」ってか、失礼な!!ふざけんじゃないよ!!
 というか、受験に限って言っても、これは「詐欺」ですよね。本来合格していた人を勝手に不合格にした挙句、受験料は懐に入れちゃってさあ、どういうつもりなんだ?

 「必要悪」とかなんとか言ってた奴の発言を毎日新聞が紹介してて、その書き方が「必要悪でしょうがないところあります」風だったので、ますます激怒。
 女が医者やると、途中で離職したり休職するから使えない、というのは、男どもの尻ぬぐいをやらされてるからじゃないか。女が働きづらい職場って、男は働きやすいですかあ?あり得ないでしょうが。男にはブラックな働き方を強要して「医療者はそのくらいやるべき」なんて正当化して、医療者をそうやってすり減らして、まともな医療を提供し続けるなんて、できるわけがない。

 簡単に言っちゃえば、システムを変えりゃいい話です。離職も休職も自由にできて、別に誰も困らない仕組みを構築する、そんなに難しいとも思えないんですけどね。ちょっとオツムを使えば済む話。そう考えない=横着という事。

 あ~~こういうオジサンたちが、もうちょっとすると介護施設に溢れかえる。そんな場所でもえばりくさって毛嫌いされる。しまいに施設の窓から突き落とされますよ。
 

オウム真理教

2018年07月08日 | 
がやったテロからもう23年もたったのか、という感慨。ただ飯を23年も食わせていたのか、という感慨です。

 幹部と呼ばれていた人物は、自分とほぼ同世代・かつ、理系の人間も多かった。ので、この件は本当に他人ごとではなかった。まかり間違えば、自分もはまり込んでた可能性は十二分にあったと思っている。いったい、あれは何だったんだろう。

 抑圧、だろうか、一言でいうと。子供の頃からそれは折々に感じていたことだったんだけど。今にして思うと、新興住宅地や団地が学校や地域を形成してたのがまずかったんじゃないかとも思う。そうそう、小学校の校歌、あれ、変な歌だったよなあ。オウムのヘンな歌と張るわ。「昔ながらの武蔵野に、並ぶわれらのニュータウン。団地の子らの良い学校、タウンとともに育ちましょう」ってこれ、タウンの歌だろが。ニュータウン団地なんぞに住んでいなかったので、強烈に違和感ありましたね。まあ子供だから、とにかく覚えて歌わないと怒られるから歌ってたけど。こういう強制、テロ組織と何ら変わらん。この歌、まだ使ってるのか?北小に聞いてみたいもんだ。この歌に代表されるように、訳の分からんものに帰順することを強く要求される。

 色々言われたな、教師に。団地の大人は、お互いやきもちを焼くとか。その内容はTVだの洗濯機だのを誰かが買うと、問題になる、とか。あーこれも今なら分かるのだが、要するに、団地だのマンションだのという集合住宅って、世帯収入がほぼ横並びの人達が入居するんだよね、だから、その中で誰かが収入より外れたことをやると、なんだあいつ、となるわけだ。これは今でもあるそうですけどね、ばからしい。
 最近聞いた話だが、新興住宅地というのはガッコが荒れるんだそうな。昔ながらの規範がないもんだから、どうしても力の圧力でゴリゴリやらないとまとまらないという事なのか。

 あの当時、特に女子はうっとうしかったなあ。どこか全員イライラしていたように思う。男子はケンカばかりしていた。いじめなんか日常茶飯事。大人どもがイラついてたからじゃないかと思うんだけど。確か自分らが小学生の頃、ラジオでは不況だ不況だとオウムみたいに言ってた。金が稼げない、のに働かされる、すでに大人の状況がめちゃくちゃ歪んでたんだじゃないかな。

 大人からすると、じゃあ、子供は何だったのか?邪魔だったんじゃないの。なぜそうか?多分全共闘が悪い。あいつら、親の金で大学=高等教育を受けたクセに、結局テロリストになり下がったわけで、これは当時の大人世代にはただただショッキングだったんじゃないかと。ので、教育はいいけど、なるべく従順な人間になるようにしよう、となったんじゃないですかね。勝手なことを言ったりやったりするのは、子供なら当たり前だけど、それがもう許せない、おっかない、というわけで。

 バカバカしいけど、そこに変なあおりが入った。それが例の「ノストラダムスの大予言」ですねえ。ノストラダムスって誰だよ、と思うし、書かれてた内容は荒唐無稽の一言なんだけど、子供は軽くはまった。1999に滅亡というのは当時の子供にはものすごくシリアスな話だった。だから勉強やめた、なんて子も結構いたと思う。自分的には、なにかのCMで「21世紀をになう子どもたちのために」なーんてナレーションにケッとなってた。理由の一つ目は1999に滅亡すんだから、21世紀なんかないのにってのと、もう一つは21世紀になったら、結局はしょうもない事にこき使われるだけなんでしょ、という絶望と。仕事というのに全く魅力を感じることができなかったなー。

 それに他のあおりが来る。「巨人の星」と「エースをねらえ」ですよ。この漫画の主人公は、どっちも基本的には「自分はダメな奴」で、周囲の人間のいう通りにあーだこーだやって、という、他力本願の塊みたいな人物。で、こういう自己卑下が妙にかっこいいとされた。これも全共闘の「自己批判」とやらの変形でしょうね。そうじゃない漫画も流行ったけど。それが「ベルばら」。ここに出てくる主人公は、自分の頭で考えて行動する。でも、そういう人間は最終的には死んじゃう結末で、いい事ないんですよ。

 困ったことに、エリートとされるような理系の人間が自分に自信がなくなっちゃってたんだ。これは親が悪い。もっといいガッコ・もっといい成績とケツを叩きまくって(その理由は説明しないくせに)自分の問題を子どもにかぶせてたんだ。どこまでやっても、認めてもらえない、その渇望感にすぽっとはまってきたのがオウムだったんでしょ。一生懸命やれば認めてもらって出世できる、すごく分かりやすいものね、構図が。こういう団体って、どんどん過激なことを言ったりやったりする方が認められやすい。歯止めはまず効かない。止めようとしたらこっち、あいつは一生懸命じゃないじゃないかとなって、下手すると殺されますから。

 こういう話は、ついこないだの日大アメフト部事件でも全く同じようなパターンで、監督やコーチの記者会見はホント、麻原みたいだなと思ったんだけど。今回違ってたのは、生徒側が、そういう洗脳を受けづらい、マトモなフツーの人だった、ということ。もう一つは、周囲。情報が即ネットで出回るようなスポーツだった、ということと。逆に言えば、そうじゃなければ、相変わらずそういう団体はあちこちにポコポコできてるんじゃないかと思う。DVなんかもその一種で、家庭というのも一種の団体だから。こういうの、どうすりゃいいんでしょうか?分からないんですよ。少なくとも、オウムが特別という事は絶対にないと言い切れるのだが。 

6月

2018年06月26日 | 
って、通り魔みたいな事件がやたら起こる、と思うんですよ。嫌だな。

 これ、理由があるんじゃないかと考えてる。鬱屈したウツウツ人間は、冬は家に立て籠もってる。寒いから。で、ネットかなんかであちこちに八つ当たりしてる。その時期通り魔的な事がやりにくいのは、出歩いている人間が着込んでるのもあるでしょう。刃物が通りにくいから。

 で、春になって、イライラが募る、とこへGW.あちこちみーんな楽しそうにしている、のでさらにむかっ腹が立ってきたとこへ、6月。蒸し蒸しして、雨がびしょびしょ降ってて。で、人は、軽装だから、被害が大きくなりやすい。

 対策で、一番単純なのは、6月に祝日をつくってみたらどうだろう?と思うんですが。GWで遊び疲れた人が回復する日が夏休みまでない、のがよくないんじゃないかと。イライラ人間も頭を冷やすのに祝日って有効かもしれないし。

 あとは、日本だから刃物が多い。から、防刃機能のある鞄とかを持って歩くようにするとか。本当に嫌だな。