なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

今年のまとめ

2018年12月31日 | 
 今年は最後の最後に非常にきつい出来事が起きたので。どうやら正月気分が吹っ飛びそうなんですが。

 そういえば、来年は病院つくってから20年経過、ということになる。20年ねえ・・・・・。とにかく薬が変わった。進歩進展の著しさがすごい。検査機器なんぞよりか、とにかく薬・食餌の進歩が動物の寿命を延ばしてますね。一方は「動物愛護法」。これが結構影響を及ぼし始めている。

いい点:ペットショップから瀕死の子犬や子猫が来て、買主(まだ、飼い主になり切れてないんですよね)VSペット屋VS獣医という三つ巴の不毛なケンカをすることが本当に減った。あと、訳の分からん野生外来動物(特に爬虫類)の持ち込みが激減。野生動物は飼うな、とは以前から言ってることなんだけど、テレ東のかいぼり番組とかの影響もあるのだろうか、減りましたね~~。売りにくくなった、ということもあると思うが。
悪い点:新しく動物を飼いづらくなってる。なぜかというに、ペットショップの売り動物の値段がやたら高くなってるから。手軽に買って後悔よりはマシだとは思うけど。譲渡会や保護犬とかの場合、とにかく条件が厳しすぎて、どうもマッチングがうまくいかないのも多々あるようで。今なんか、共働きが普通だから、そうなると、引き取りに「誰かが家にいること」なんかを条件にされちゃうと、もう、ほぼダメになっちゃう。この辺りは、ちょっと譲渡会側に考えてほしいところではあるけども。

 あとは、なんだかAIとやらが診断するとかなんとか。。。。どうなんでしょうね?ブラックジャックにそういう話があったような気がするけど。それよりなにより、飼われる動物が減れば、獣医の需要も減るわけで、これからどうなるんでしょ?副業も考えないとまずい?

 ということで、来年もよろしくお願いいたします。

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