<コンサート情報>
~中田喜直没後10年を記念して 水芭蕉忌コンサート in 府中~
中田喜直:夏の思い出、かわいいかくれんぼ、霧と話した、小さい秋みつけた、とんとんともだち、早春譜、
雪の降る街を ほか
ソプラノ:秋山恵美子
コーラス:ボニ―・ジャックス
歌と司会:眞理ヨシコ
合 唱:府中少年少女合唱団、うたのあるまち調布 ほか
会場:府中の森芸術劇場 ふるさとホール
日時:2011年3月13日(日) 午後2時
中田喜直(1923年―2000年)は、東京都出身の作曲家。1943年、東京音楽学校(現東京藝術大学)を卒業。1979年~2000年、日本童謡協会会長を務める。1986年、紫綬褒章受章。1995年、NHK放送文化賞受賞。中田喜直は戦地にも赴き、特攻隊員でもあったという。当初、ジャズピアニストを目指し、のち作曲家に転向する。1953年にはフェリス女学院短期大学音楽科講師に就任し、その後40年にわって教職に就いたが、その間、女声合唱曲を多く作曲し、今日にも残る名曲が生み出された。夏の思い出、雪の降るまちを、心の窓にともし灯を、めだかの学校、ちいさい秋みつけた、など現在でも愛唱されている名曲の数々を作曲したことで、中田喜直はこれからも日本人の心に生き続けるに違いない。