★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-07-24 09:53:10 | コンサート情報



<コンサート情報>



~アントニオ・パッパーノ指揮ロンドン交響楽団とユジャ・ワン 2024年来日公演~

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第1番 嬰へ短調 op.1
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」

指揮:アントニオ・パッパーノ

ピアノ:ユジャ・ワン

会場:アクロス福岡

日時:2024年9月24日(火) 午後7時

 22年にもわたり英国ロイヤル・オペラハウスの音楽監督を務め、英国女王よりナイトの称号も受けている指揮者のアントニオ・パッパーノは、シンフォニーの分野でもベルリン・フィルをはじめとする世界第一線のオーケストラを指揮するなど多方面で活躍。一方、ドイツ・グラモフォンとの独占契約で名盤も多く、クラシック界のスター・ピアニストのユジャ・ワンは、圧巻の技巧と彼女にしか表現できない世界観をもって魅了してやまない。

 指揮のアントニオ・パッパーノ(1959年生まれ)は、イタリア出身。アメリカに渡りピアノや作曲を学んだ後、各地の歌劇場で研鑽を積む。1987年にノルウェー歌劇場にデビューし、1990年からは音楽監督に就任。1992年ベルギー・ブリュッセルにあるベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督に就任。1999年バイロイト音楽祭に楽劇「ローエングリン」を振ってデビュー。2002年からイギリスのロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督、さらに2005年からはイタリアのローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めている。そして、2023年サイモン・ラトルの後任としてロンドン交響楽団 (LSO) の首席指揮者に就任。イタリア共和国功労勲章を受章。エリザベス女王よりナイトに叙せられている。

 ピアノのユジャ・ワン (1987年生れ) は、中国、北京出身。北京の中央音楽学院で学ぶ。2003年ヨーロッパデビューに続き、2005年アメリカでズーカーマン指揮オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団とメジャー・コンサート・デビューを果たす。以後”スター誕生”と注目され、2006年最も有望な21歳以下のピアニストに与えられる「ギルモア・ヤング・アーティスト賞」受賞。以降、シカゴ響、ニューヨーク・フィル、ボストン響、サンフランシスコ響、サンクトペテルブルク・フィル等の一流オーケストラへの客演およびリサイタルなどで高い評価を受けている。2024年第66回「グラミー賞」(最優秀クラシック器楽ソロ部門)受賞。


【アントニオ・パッパーノ指揮ロンドン交響楽団とユジャ・ワン 2024年来日公演】

福岡公演:2024年9月24日(火) アクロス福岡
大阪公演:2024年9月25日(水) ザ・シンフォニーホール
東京公演:2024年9月26日(木) サントリーホール
東京公演:2024年9月27日(金) サントリーホール
札幌公演:2024年9月29日(日) 札幌コンサートホールkitara
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