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クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-06-10 09:48:24 | コンサート情報



<コンサート情報>



~今、注目の若手指揮者 ペトル・ポペルカ指揮プラハ放送交響楽団演奏会~

スメタナ:連作交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」 op.95

指揮:ペトル・ポペルカ(プラハ放送交響楽団首席指揮者・音楽監督)

チェロ:佐藤晴真

管弦楽:プラハ放送交響楽団

会場:ザ・シンフォニーホール

日時:2024年7月6日(土) 午後2時

 チェロの佐藤晴真(1998年生まれ)は、名古屋市出身。第83回「日本音楽コンクール」チェロ部門第1位および徳永 賞・黒柳賞、第13回「ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール」第1位、2018年「ルトスワフスキ国際チェロ・コンクー ル」第1位および特別賞を受賞。そして、2019年、長い伝統と権威を誇る「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集める。2018年ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。2019年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。2020年名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる「The Senses~ブラームス作品集~」をリリース。2019年度第18回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」、2020年第30回「出光音楽賞」、第32回「日本製鉄音楽賞」を受賞。21年度文化庁長官表彰(国際芸術部門)。現在、ベルリン在住。

 指揮のペトル・ポペルカ(1986年生まれ)は、チェコ、プラハ出身。プラハとドイツのフライブルク音楽院でコントラバスを学んだ後、2010年にドレスデン・シュターツカペレ(ザクセン州立歌劇場管弦楽団)に入団し、コントラバス副首席奏者として活動。同オーケストラを2019年で退団。その後、パーヴォ・ヤルヴィ、ヤープ・ファン・ズヴェーデンらに師事して指揮者に転身。2020/2021シーズンからノルウェー放送管弦楽団首席指揮者、2021/2022シーズンからチェコのオストラヴァを本拠地とするヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、2022/2023シーズンからプラハ放送交響楽団首席指揮者・音楽監督に就任。また、2024/2025シーズンからはウィーン交響楽団首席指揮者に就任する。

 プラハ放送交響楽団は、プラハを本拠に活動するチェコのオーケストラ。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団と共に「チェコ三大オーケストラ」の一つとして数えられている。チェコスロバキア国営放送が開局してから3年経過した1926年に同放送の専属オーケストラとして発足。自国の作品を初めとして次第にレパートリーを広げ、1930年代にプラハで開催された国際現代音楽祭にヘルマン・シェルヘンの指揮の下で出演したことで一躍脚光を浴びた。これまでにシャルル・ミュンシュ、フランツ・コンヴィチュニー、ヴァーツラフ・ターリヒ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー等の著名な指揮者を客演のため迎え入れ、またプロコフィエフ、レスピーギ、オネゲル、ハチャトゥリアン、ペンデレツキ等といった著名な作曲家が自ら同楽団を指揮して自作の演奏を行ってきた。1998年には初のアメリカ・ツアーを実施。このほか日本、韓国、スイス、ドイツ、オーストリア、クロアチア、ギリシャ、イタリア、フランス、イギリス等で公演を行っている。2022年からペトル・ポペルカが首席指揮者・音楽監督を務めている。




<ペトル・ポペルカ指揮プラハ放送交響楽団 2024年 来日公演>

大阪公演:2024年7月6日(土) ザ・シンフォニーホール
福岡公演:2024年7月7日(日) アクロス福岡
群馬公演:2024年7月9日(火) 高崎芸術劇場
東京公演:2024年7月11日(木) サントリーホール
東京公演:2024年7月13日(土) 東京オペラシティ・コンサートホール
名古屋公演:2024年7月14日(日) 愛知県芸術劇場・コンサートホール
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