<コンサート情報>
~堀米ゆず子、佐藤晴真と柴田真郁指揮大阪交響楽団の共演(ばらのまち福山 国際音楽祭2024)~
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 Op.102 ほか
ヴァイオリン:堀米ゆず子
チェロ:佐藤晴真
指揮者:柴田真郁
管弦楽:大阪交響楽団
会場:ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ(広島県福山市)
日時:2024年5月12日(日) 午後2時
ヴァイオリンの堀米ゆず子は、東京都出身。5歳からヴァイオリンを久保田良作氏のもとで始め、1975年より江藤俊哉氏に師事。桐朋学園大学音楽学部を卒業後、1980年、日本人として初めて「エリザベート王妃国際コンクール」で優勝。以後ベルギーを本拠としてベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねる。世界中の音楽祭に数多く招かれ、その中にはアメリカのマールボロ音楽祭、クレーメルの主宰するロッケンハウス音楽祭、ルガーノアルゲリッチ音楽祭(スイス)、フランダース音楽祭(ベルギー)などがある。室内楽にも熱心に取り組んでおり、これまでにルドルフ・ゼルキン、アルゲリッチ、ルイサダ、クレーメル、マイスキー、今井信子、メネセス、ナイディックなどと共演。1981年「芸術選奨新人賞」受賞。多くの国際コンクールの審査員にも招かれており、2016年仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門審査員長に就任。2015年7月には、春秋社より著書「ヴァイオリニストの領分」を刊行。現在、ベルギー、ブリュッセルに在住し、ブリュッセル王立音楽院客員教授を務める。著書「モルト・カンタービレ ブリュッセルの森の戸口から」(NTT出版)、「ヴァイオリニストの領分」(春秋社)。
チェロの佐藤晴真(1998年生まれ)は、名古屋市出身。第83回「日本音楽コンクール」チェロ部門第1位および徳永 賞・黒柳賞、第13回「ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール」第1位、2018年「ルトスワフスキ国際チェロ・コンクー ル」第1位および特別賞を受賞。そして、2019年、長い伝統と権威を誇る「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集める。2018年ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。2019年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。2020年名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる「The Senses~ブラームス作品集~」をリリース。2019年度第18回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」、2020年第30回「出光音楽賞」、第32回「日本製鉄音楽賞」を受賞。21年度文化庁長官表彰(国際芸術部門)。現在、ベルリン在住。
指揮の柴田真郁(1978年生まれ)は、神奈川県出身・東京都世田谷区在住。国立音楽大学声楽科卒業。平成15年に渡欧しドイツ各地の劇場、シンフォニーオーケストラで研鑽を積む傍ら、平成16年にはウィーン国立音楽大学マスターコースにてディプロムを取得。年末には、ドイツのハノーファージルベスターコンサートにてプラハ室内管弦楽団を客演指揮。好評を博し、翌年はベルリン室内管弦楽団に客演し、2年連続ジルベスターコンサートを指揮して大成功を収める。平成17年スペイン、バルセロナのリセウ大歌劇場アシスタント指揮者オーディションに合格。平成21年4月、ジ・インペリアルオペラ藤原歌劇団公演、ロッシーニ作曲「La Cenerentola」を指揮し、10月には、ミラマーレオペラにてペルゴレージ作曲「奥様女中」、プッチーニ作曲「ジャンニ・スキッキ」2本立て8回公演を指揮し、好評を博した。平成22年度「五島記念文化賞」受賞。東京二期会オペラ研修所講師。
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 Op.102 ほか
ヴァイオリン:堀米ゆず子
チェロ:佐藤晴真
指揮者:柴田真郁
管弦楽:大阪交響楽団
会場:ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ(広島県福山市)
日時:2024年5月12日(日) 午後2時
ヴァイオリンの堀米ゆず子は、東京都出身。5歳からヴァイオリンを久保田良作氏のもとで始め、1975年より江藤俊哉氏に師事。桐朋学園大学音楽学部を卒業後、1980年、日本人として初めて「エリザベート王妃国際コンクール」で優勝。以後ベルギーを本拠としてベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねる。世界中の音楽祭に数多く招かれ、その中にはアメリカのマールボロ音楽祭、クレーメルの主宰するロッケンハウス音楽祭、ルガーノアルゲリッチ音楽祭(スイス)、フランダース音楽祭(ベルギー)などがある。室内楽にも熱心に取り組んでおり、これまでにルドルフ・ゼルキン、アルゲリッチ、ルイサダ、クレーメル、マイスキー、今井信子、メネセス、ナイディックなどと共演。1981年「芸術選奨新人賞」受賞。多くの国際コンクールの審査員にも招かれており、2016年仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門審査員長に就任。2015年7月には、春秋社より著書「ヴァイオリニストの領分」を刊行。現在、ベルギー、ブリュッセルに在住し、ブリュッセル王立音楽院客員教授を務める。著書「モルト・カンタービレ ブリュッセルの森の戸口から」(NTT出版)、「ヴァイオリニストの領分」(春秋社)。
チェロの佐藤晴真(1998年生まれ)は、名古屋市出身。第83回「日本音楽コンクール」チェロ部門第1位および徳永 賞・黒柳賞、第13回「ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール」第1位、2018年「ルトスワフスキ国際チェロ・コンクー ル」第1位および特別賞を受賞。そして、2019年、長い伝統と権威を誇る「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集める。2018年ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。2019年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。2020年名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる「The Senses~ブラームス作品集~」をリリース。2019年度第18回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」、2020年第30回「出光音楽賞」、第32回「日本製鉄音楽賞」を受賞。21年度文化庁長官表彰(国際芸術部門)。現在、ベルリン在住。
指揮の柴田真郁(1978年生まれ)は、神奈川県出身・東京都世田谷区在住。国立音楽大学声楽科卒業。平成15年に渡欧しドイツ各地の劇場、シンフォニーオーケストラで研鑽を積む傍ら、平成16年にはウィーン国立音楽大学マスターコースにてディプロムを取得。年末には、ドイツのハノーファージルベスターコンサートにてプラハ室内管弦楽団を客演指揮。好評を博し、翌年はベルリン室内管弦楽団に客演し、2年連続ジルベスターコンサートを指揮して大成功を収める。平成17年スペイン、バルセロナのリセウ大歌劇場アシスタント指揮者オーディションに合格。平成21年4月、ジ・インペリアルオペラ藤原歌劇団公演、ロッシーニ作曲「La Cenerentola」を指揮し、10月には、ミラマーレオペラにてペルゴレージ作曲「奥様女中」、プッチーニ作曲「ジャンニ・スキッキ」2本立て8回公演を指揮し、好評を博した。平成22年度「五島記念文化賞」受賞。東京二期会オペラ研修所講師。