降りそうで降らなくて

2009年09月18日 | Weblog


 曇りがちだったのですが、お昼過ぎから降り出しました。降り出したことはふりだしたのですが、降るようで降るでなし、かといって止んでいるかというとそうでもないのですけど、どうしよう。家にいるべきか、はたまた畑に出るべきか。ハムレットを超えられるほど悩む午後でした。

 石灰と草木灰を畑に振ったのですが、トラクターで耕すかどうか迷ってしまいました。降ってから耕すか、その前がいいか。考えた末にやめました。耕してからだと、土が柔らかくなっているところに、ドサッと降ったりすると土が水分で重くなり、土中に含まれる粘土分が糊のような働きをして土がよけい硬くなります。それこそ、踏みしめた土のようになります。

 そうしたら、もう一度耕さなければならないし、石灰も下の方に沈んでしまいます。なにせ台風ですから、かなり降ると考えたほうが良さそうです。

 
 

 しそなんですが、いよいよ夏物は冬がやってくる気配を感じているのかなと思っているんですが、私の勝手な判断でしょうか。今年も種を取って塩漬けにするかどうか迷っています。もし取るなら硬くなる一歩手前です。しそんじないように。


 

 一方、まだ花をつけて頑張ろうというものもありますね。しそは葉物の部類ですから、実をつけるのは季節が変わるという兆候ですけど、こちらは言わば実ものですから、最初から花が咲いて実がなるものです。


 

 で、今年もいつものようにオクラを大きくしてしまいました。いっそのこと、玄関脇にでも鉢植えにしておかないと、ついつい見落としてしまい、このように今年も種をたくさん作っ種。


 

 このテレビは廃棄にしようとおもっているんですが。なんでこんな所がいいんでしょうかねー。気が知れない。聞いても答えず。理由なんか無い? とにかく私ゃ寝子です。はい、いえ、文句はないです。


 


  一日一村

   葛の葉のうらみ皃(かお)なる細雨哉(こさめかな)

  排 句

   葛の葉と聞いただけでがっくり来       
   葛の葉やどうしてそんなに元気良い
   その元気少しは分けてもらいたし
   葛の葉を煎じて飲んだら元気でる?
   葛の葉や林を全部枯らす気か
   葛
の葉をうらみの夏は行き過ぎぬ
   葛の葉を踏みしだけ蔓を切れ
   葛の葉に言ってやりたいクズ野郎
   葛の葉に新型インフル移したい
   葛の葉を溶かしてほしい細雨哉
   葛の葉と竹が日本蹂躙す
   小雨降る街の小さな喫茶店
   小雨降る秋はしだいに深まりつ
   小雨降る遠くの窓の小さな灯
   小雨降る学校帰りの小さな子
   小雨降るピッチピッチチャップチャップランランラン
   もみ殻の色を濃くして小雨哉
   降る降らないまるで今の私哉
   小雨降る長塚節の萱の屋根
   小雨降る女郎花の滴かな