秋の景色は、ほかの季節と比べるとけっこう写真に撮りたい場面が多いです。
空を見上げても雲がまた独特で、同時にちょっぴり雲に乗って・・・と夢もわいてきます。
いま、庭にはコオロギの声が多くなってきています。霜がおりるころまで鳴いていますが、それ以後は極端にすくなくなり、やがて一匹だけ鳴いていることがあり、なんとなく哀れと寂しさをさそいます。
子どもの頃に聞いていたコオロギの、そのずっとずっとあとの子孫であることには違いありません。何十代か後の子孫ですね。
虫は親を知りません。子も知りません。親が居たことを知らないし、子がやがて生まれて鳴くことも知りません。ただ、ひたすら生きて鳴いているのです。哀れです。いや、むしろ彼らにとっては知らないほうが良いのかも知りませんね。
テレビから。秀吉の手紙文の一部だそうですが、それをまねて書く方法。これを臨書(りんしょ)と言うのだそうですが、そうとう癖があって、この番組の書家(石川九楊)は法則通りに崩していないので、それを理解するのに時間がかかっていました。この画像は番組上では生徒である羽田美智子さんです。
この左手に持った秀吉の書から見ると、そうとう押しの強い性格が読み取れるのだそうです。
この文は 「 このあひだハは(このあいだは) 」 と書いてあるのですが、「ハ」 と言う文字が 「〃」 のように書いてあり、下の部分が広がっていないというので、とても書き写しづらいのだそうです。 「だ」 と言うもじは 「多」 をくずりたもので、 「は」 は 「盤」 のくずし字(変体仮名)のようです。
「 趣味どきっ! 女と男の素顔の書―石川九楊の臨書入門 」 NHK
寒くなってきたので、膝の上が恋しいのニャ。
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茨城の紅葉は、大子の方に行っていないのでよくわかりませんが、まだちょっと早いような気がします。
我家では、紅葉はまだまだ青いですね。