人参とわさび

2009年03月02日 | Weblog

 イギリス人でなくったって、朝の挨拶・昼の挨拶は天気のことから始まることは多いと思います。天気の話は罪がない。ぼやいたり喜んだりくらいはあたりまえ。これで、食べ物の話になると、好きな人もいますが、いやしいと思われるかも知れませんし、体調の悪い人など見るのも嫌だという人もいますから、たいていは大丈夫だとしても、天気ほどは受け入れられませんね。

                     

 「おはようございます。いいてんきですね~。」
 「そうですね。昨日は曇っていやな日だったんですけどね。今日のような良い日があると、忘れてしまいますよ。」

 てな調子で話が進みますが、これで

 「おはようございます。今日は良いステーキ日和ですね。ハンバーグでもいいですかね。」
 「 え? ・・・・・・・・」 

 とまあ、何だろうこの人はということになっちゃいますね。私なら、すぐに気を取り直して

 「あ、いいですね。誰と? 一人じゃさびしいでしょう。私もご一緒しましょうか。」

 なんちゃって。因みに私はどちらも好きですが、ごく良いものでない限りは、ハンバーグの方が好きですね。たぶん私の舌は安くできているんでしょうね。

                    
 

          

 隣からニンジンを沢山もらいました。自分でも作ったことがありますが、いつももらえるし、作りやすいものだと分かったので、敢えて作らなくても良いかなと思ってこのごろは作りません。

 これだけもらうと馬になってしまいそう。このニンジン馬いね、なんて言いそうですね。そうは人参料理ばかりも大変ですから、ジュースで飲むことも多いです。よけい馬になりそう。鼻息荒く、馬力が出て良いですね。


 

 ワサビをもらいました。清流に育っていたものです。先日、大子に行ったときにもらったものです。大子はワサビの産地です。まだ食べていませんが、葉も刻んで醤油に浸けてたべるとおいしいそうです。詳しくは分かりませんので、調べてから試してみたいと思っています。醤油につけると言っても、浸けるだけなのか、それとも漬けるのか。

                  

 今は、畑の話題はほとんどありません。悪しからず。昨年の秋から冬にかけては、事情により新たに種まきなどはしませんでした。

 野良仕事は、山仕事の方にとりかかっています。とりあえず大木を伐採してもらったので、その後始末ばかりやっています。

 一日一茶

  寒月に立つや仁王のからっ臑(すね)

 廃 句

  寒月を見上げて我が身哀れみぬ
  寒月を取ってくれろと泣く子かな
  寒月をはがして食べたし空きッ腹
  寒月は一月の季語と教えられ
  寒月や季語とは窮屈なものじゃわい
  寒月や思っただけで寒気かな
  寒月の背を照らしてや帰り道 
  寒月や菜のない畑に霜おりて