外に出してやる

2008年02月21日 | Weblog


 電子レンジを使うということを、「 チンする 」 とよく言います。「 チンする 」は、まだ辞書には載らないですが、市民権を得たのと同然の言葉になりつつあるような気がします。音が語になる、一つの例ですね。擬音語といいましたっけ。

 しかし、わが家の電子レンジは 「 チン 」 とは鳴りません。「ピーピー」となります。でも、言葉としては 「 チンする 」 と言ってしまいます。「 ピーする  」とは言いませんね。皆さんの家のレンジは「チン」と鳴りますか? 

                    

 材木屋さんから電話がかかってきて、「端材があるよ。」というので、ドライブをしながらもらってきました。 

         

 この軽トラで田舎道をドライブするのは快適です。どこに行っても怪しまれないですね。乗用車ですと、「どこの怪しい人間が来たんだっぺが。」とばかり、じっと見られます。軽トラだと、それが無いんですよ。仲間だと思うんでしょうね。田舎に軽トラという風景は最高の組み合わせです。

 端材は、こんなにもらえます。きちんとまとめておいてくれて、フォークリフトで積んで、ロープで縛ってくれるという丁寧さ。中にはとても良い板があります。それは保存しておいて、後で何かに使います。

       

 寒いので、たき火をしながら荷台から下ろしました。このたき火の中には黒こげで、よく分かりませんが、大きな木の幹が入っています。端材は、とても良いつけ木になります。量がたくさんあるので、どんどん燃やしていくと、やがて太い木も燃え出します。

       

 せっかく鶏小屋の近くで作業をしているのですから、烏骨鶏を外に出してやりました。コーコー鳴きながら、あっちこっちでかき散らかして何かを食べていました。ときどき「コケコッコーときたもんだ」と盛んに鳴くときがあります。どういう時に鳴きたくなるのか、今度聞いてみようと思います。たぶん「ケッコウな気分の時にやるんだよ。」と言うような気がします。

       

 生ゴミを火にいれる前に、土の上にぶちまけて水を切っていたら、それを見つけて食べに来ました。かなり量が減りましたね。水が切れたので火にいれてしまいました。生ゴミは、いつも火にくべるか土に埋めるかどっちかで、ゴミには出しません。

       

 この鶏は、いつも一人でいます。誰にもいじめられもしないで居ます。餌を食べるときにも、他のは一斉に餌箱に飛びついていきますが、これは離れたところにボーっとしていつまでも居て、なかなか食べに来ません。なんとなく気になる鶏です。かわいいですよ。鶏だから、一人じゃなくって、ひ鶏です。「ひ」は「ひーふーみー」の「ひ」です。

                      

 ちょっとしたことなんですが、それでも何かをすると楽しいです。端材をもらいに行くには、国道をずっと走るわけですが、大きなトラックに後に付かれてしまうと、もうはあ大変。でもお互いさまですからね。彼等もあおったりはしません。

 海の見える大きな橋を渡ったり、100円ショップを横目でみながら通り過ぎたり、鉄道の高架をくぐったり、たんぼ道を走ったり、「 でえたらぼっち 」 の大きな像の下をチョロQのように走ったり、マクドナルドの臭いだけを無料で楽しんだり、乾燥芋干し場を過ぎて行ったりと、ホントに楽しいですよ。


  一日一茶

     かくれ家(が)や 歯のない口で 福は内