初心者のクラシック

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アルフレート・ブレンデル「世界文化賞」受賞

2009年11月09日 | その他
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は ―アルフレート・ブレンデル「世界文化賞」受賞おめでとう!― です。

まずはニュース記事から・・・

【第21回世界文化賞 5氏に決定 高松宮殿下記念】

優れた芸術の世界的な創造者たちを顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第21回受賞者が決まり、24日、発表された。絵画部門には写真家の杉本博司氏が選ばれた。日本人の受賞は10人目、写真家の受賞は初めてとなる。

 今回の受賞者は、絵画部門=杉本博司(61)〈日本〉▽彫刻部門=リチャード・ロング(64)〈イギリス〉▽建築部門=ザハ・ハディド(58)〈イギリス〉▽音楽部門=アルフレート・ブレンデル(78)〈オーストリア〉▽演劇・映像部門=トム・ストッパード(72)〈イギリス〉-の5部門5氏。

 発表は海外5都市でも行われ、ベルリンの日本大使公邸での発表記者会見には常陸宮ご夫妻が臨席された。

 次代を担う若手芸術家を育成する「若手芸術家奨励制度」の第13回対象団体にはバルト3国(ラトビア、リトアニア、エストニア)の室内管弦楽団「クレメラータ・バルティカ」が選ばれ、ベルリンでの発表の席で楽団創始者のバイオリン奏者、ギドン・クレーメル氏に日本美術協会の日枝久会長から表彰状と奨励金500万円が贈られた。

 また空席となっていた同賞のイギリスの国際顧問に、オックスフォード大学総長のクリストファー・パッテン氏(65)が就任したことも発表された。

 授賞式は10月22日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。

 【音楽】  ◆アルフレート・ブレンデル氏  Alfred Brendel

 知的で正統的な解釈による演奏で知られるピアニスト。ベートーベンのピアノ曲の全曲録音で国際的な名声を築き、日本でも熱烈なファンをもつ。昨年引退した後も詩の創作など精力的な活動を続ける。

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ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」
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そんな訳で、去年からブログでも紹介していた「世界文化賞」ですが、昨年の記事はこちら


せっかく日本が主催で世界的な賞を表彰しているにもかかわらず、何故か日本ではテレビ他、報道関係では扱いが悪いこの賞。
去年は、テレビのニュースになったのを、たまたま見かけたので、書いてみましたが、今年に至っては個人的にはニュースで見た記憶がない。(たぶんやってたんでしょうが、見てないだけだと思う。)

更に、昨年のニュース記事を読み返すと、昨年は「音楽部門」のメータ氏に関する記事が中心になっていましたが、今年はニュース記事のタイトルからして5氏に決定。とあり、特段音楽部門にスポットが当たることは無かった様子。

かく言う自分も、一応、今年も覚えてましたが、名前が「世界文化賞」なだけに、「文化の日」あたりに授賞式をやるのかな?と勝手に誤解していて、紹介がさらに遅れて今頃になってしまいました。
あんまり他人の事言えなかったりして。



去年の記事にも書いてましたが、せっかく日本でやってるのに、何故か脚光を浴びないこの賞。5氏はブレンデルを含めてその道では優秀な人材のハズですから、今更感があるのかもしれませんが、
それにしても、ねぇ。何なんでしょうね?

なにはともあれ、アルフレート・ブレンデル受賞おめでとう!


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