チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

集中協議決裂、知事は一刻も早く埋立承認の取消しを!---辺野古総合大学では目取真俊さんが講演

2015年09月07日 | 沖縄日記・辺野古

 9月7日(月)。今日の海上行動は雷のために中止になったという連絡が入った。昼過ぎにシュワブ基地前の座りこみ現場へ。今日の辺野古総合大学はカヌー隊の一員として連日頑張っておられる目取真俊さんの講演だ。多くの人たちが目取真さんの話を聞こうと集まってきた。

 目取真さんは、昨年の夏からの海上での厳しい阻止行動の様子を詳しく説明された。カヌー隊の多くのメンバーが、フロートを超えて少しでも海上ボーリング調査のスパッド台船に近づこうと頑張ってきた。それは、単なる抗議行動や監視行動ではない、あくまでもボーリング調査を阻止するための行動なのだ。海保との厳しい攻防を生々しく語る目取真さんの話に、何度も大きな拍手が湧き上がった。

              (辺野古総合大学で講演される目取真俊さん)

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 今日は政府と県との集中協議の最終回。帰宅してニュースを見るとやはり決裂したようだ。最初から予想されていたとおりだ。協議の最後に菅義偉官房長官は、県が行っているシュワブ沖の潜水調査が終了後、工事を再開することを表明した。これに対して翁長知事は安倍首相らに対し「(辺野古の埋め立て工事を)あらゆる手段を使って阻止する」と述べたという。

 ただ、知事はまだ、埋立承認を取消すとは明言していない。記者会見で「埋め立て承認を取り消す考えですか」という質問が出されたが、知事は、「みんなすぐそれを聞くが、間違いなく私は沖縄県民の意思を体して、いろんな第三者委員会、最大限尊重するということで今日まできていますので、あらゆる手段を使って阻止をさせていただきます、ということでご理解いただきたいと思います。」(沖縄タイムスWEB版より)と答えている。

 知事は、このような事態になっても、何故、埋立承認の取消しを明言しないのだろうか。協議が決裂したのだから、明日にでもただちに埋立承認の取消しを宣言し、防衛局への聴聞等の作業を開始すべきであろう。

 

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