チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

13日、和解に伴う「工事中止」について院内集会と防衛省交渉(全記録の映像あり)

2016年04月14日 | 沖縄日記・辺野古

 4月12日夕刻、普天間飛行場の返還合意から20年を迎えたことを受け、普天間の全面閉鎖・撤去と辺野古新基地建設断念を求める県民集会が県庁前で開催された。この集会に顔を出した後、大急ぎで空港に行き、東京に向かった。

 13日(水)には、衆議院議員会館で辺野古新基地建設の撤回を求める院内集会と和解に伴う「工事中止」について防衛省交渉が行われた。防衛省からは提供施設計画官ら9名が出席。辺野古リレーや環境団体FoE Japanのメンバーら50名ほどが参加し、赤嶺政賢、玉城デニー衆議院議員、福島瑞穂参議院議員らも顔を見せていただいた。

   (13日の防衛省交渉。防衛省からは9名の担当者が出席した。)

 交渉に先立つ院内集会では、私のほうから和解後の辺野古の状況について写真を見せながら説明。そして、事前に防衛省に提出している各質問事項について、今日の交渉で追求したい点などを解説した。

 その後の防衛省との交渉は1時間半に及んだ。ほとんどの質問事項について、防衛省の担当者は「和解の時点で全て作業を中止している。現場は和解日当日の状況のまま。(撤去等)今後の具体的な進め方については、和解の当事者である沖縄県の認識と違いがでないよう適切に対応していく。」という回答に終始した。特に、臨時制限区域の解除の問題や、現地に放置したままとなっている海上ボーリング調査のガイドパイプや台船、そしてフロートの撤去等について、防衛省の煮え切らない回答に参加者の怒りが集中した。いくつかの点について、防衛省は答えることが出来ず、再度、文書で質問書を提出するということとなった。

 この週末から月曜日にかけて、うるま市島ぐるみ会議(16日)、八重瀬町島ぐるみ会議(17日)の学習会、土砂搬出反対全国連絡協議の学習交流会(18日)等での講演・報告が相次いでいるので、防衛省交渉のテープ起こしと再質問書の作成はそれ以後となる。交渉の詳細はその後に報告したい。

 なお、交渉の映像は下記を参照されたい。

http://twitcasting.tv/humansystem/movie/261419674

 

 

             (交渉に先立つ院内集会)

 当日、参加された国会議員の皆さん

 赤嶺政賢衆議院議員

 玉城デニー衆議院議員

 福島瑞穂参議院議員

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