チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

やられた! 午前2時半、40台のトレーラーで海上ブイの資材が搬入された!

2014年07月20日 | 沖縄日記・辺野古

  20日(日)午前2時45分、シュワブ前のAさんから電話が入った。「大変! 大型のトレーラーがどんどん基地に入っていく! 止められない!」  トレーラーは、延べ40台ほどにもなったという。

  

 とうとう海上ブイの資材がシュワブに搬入されてしまった。深夜ということもあって、現地にはほんの少しの人たちが監視しているだけで、阻止することはできなかった。安倍首相が、防衛省幹部を呼びつけ、「なぜ作業が遅れている。急いでやれ」などと声を荒げて叱責、机をたたくなどしてまくしたてた直後に(琉球新報 7.19)、防衛局は強行搬入に踏み切ったのだ。

 すぐに関係者らに電話を入れ、午前6時に辺野古に向かった。あるいは一気にブイ設置までやられるかもしれないので、船を出し、海上からの監視行動に入る。特に海上保安庁等の動きはない。

 シュワブの浜の上部の丘のあたりに大型のクレーンが4機ほど動いていた。時折、黄色いフロートのようなものが吊り上げられている。緑のカバーをつけたトレーラーも見えた。深夜に搬入した資材をクレーンでトレーラーから降ろしているようだ。

 基地内では、クレーンで海上ブイのオレンジ色のフロートが吊り上げられていた。左のクレーンが吊っている緑のシートは、トレーラーの荷台にかけられていたカバー。(撮影:豊里友行氏)

  

 正面、黄色い重機の後ろの建物が、アスベストを含む問題の建物。ドアが開けられて何かの作業が始まっているようだ。解体が始まれば、大気汚染防止法違反工事だ。     

  (基地内部に積まれた海上ブイの資材(QABニュースより)

 (辺野古の浜では、カヌー隊が本番にそなえて練習に余念がない。)

 それにしても、深夜、徹夜でゲート前に立ち続け、資材の搬入を阻止しようとした人たちには心からの敬意を表したい。搬入はされてしまったが、こうした人々の努力が、やがて県民の共感を呼び、埋立を阻止する大きな力になっていくにちがいない。

 次の問題は、何時、これらの海上ブイが設置されるかということだ。その前に、浮桟橋を設置しなければならないが、浮桟橋の資材は、あるいはまだシュワブ内に入っていないのかもしれない。今後も24時間の監視態勢が必要になる。 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 辺野古、カヌー隊めざして米... | トップ | 辺野古新基地建設、とうとう... »
最新の画像もっと見る

沖縄日記・辺野古」カテゴリの最新記事