7月1日のブログでも説明したが、防衛局は本部港(塩川地区)から辺野古への土砂海上搬送に際して、県や本部町の再三の指導を無視し、許可範囲外で大勢の警備員たちがネットを持って立ち並び、一般の人たちが通行できないよう規制している。全くの違法行為だ。
(防衛局による本部港(塩川地区)の無許可の交通規制)
(沖縄県北部土木事務所、本部町の職員らが、ネットによる規制を止めるよう注意するが、防衛局職員(左端)は全く無視し続けている。(7月1日撮影))
これほど沖縄県や本部町を馬鹿にしたやり方はないが、何故、県や本部町は毅然とした対応を取らないのだろうか?
今年の5月から、沖縄県と本部町は連名で港湾使用許可申請者に対して次のような文書を渡している。そこには次のように書かれている。
「安全な港湾の使用に著しい支障が出ていると管理者が判断した場合は、条例に基づき施設の使用を禁止し、又は制限することがある。」
ここまで何度も県や本部町の指導が無視されている現在、県や本部町はこの留意事項に基づき、すでに出した辺野古への土砂搬送のための港湾使用許可をただちに取り消さなければならない。これ以上、防衛局の違法行為を黙認してはならない。