8月4日(土)、原稿の目処もようやく立ったので、朝から辺野古へ。午前中は毎月第1土曜日の「土曜県民大行動」に参加。多くの人が集まることを見越したのか、工事車両の進入はない。
工事用ゲートからメインゲート前に移り、事前集会が開かれた。指名されてマイクを握り、現在の工事の状況と今後の問題点について説明をする。
正午から集会が始まったが、途中で、辺野古漁港に降りる。Kさんと交代し、「勝丸」に乗船。久しぶりの海だ。今日は朝から「土砂投入を許さない 海上大行動」が取り組まれている。カヌー43艇、抗議船8隻の大きな行動となった。
浜で集会をした後、43艇のカヌ一が一斉に海に出た。K4護岸の工事現場まで海上パレードが続く。
海上パレードの映像:https://youtu.be/oKnXMOj2_lQ
K4護岸前のフロート付近にはたくさんの海保のボートが待ち構えている。数えるとなんと18艇。1艇に5人が乗っているのでそれだけで90名の保安官。護岸の上にも大勢待機しているので合計百数十名にもなる。さらに沖合には2隻の巡視船。なんという馬鹿げた態勢をとっているのか。
K4護岸の最終仕切の工事現場の前で、カヌーメンバーらは一斉に中に突入、工事への強い抗議行動を始めた。
海保のボートが、カヌーを追いかけ、保安官が海に飛び込み、次々とカヌーを拘束していく。拘束されてもカヌーの上に立ち上がり、抗議のアピールを続けるメンバーもいる。
映像:カヌーメンバーらの抗議行動 https://youtu.be/kgIgv6ia_94
すぐ近くではアジサシが舞い、海には時々、ウミガメが確認された。 生き物たちも、この喧噪に驚いているに違いない。今年はアジサシの姿も少ない。ウミガメがよく確認されるのも、毎年産卵を続けていた浜が工事でなくなり、行き場を失ってウロウロしているのかもしれない。
昼のゲート前大行動。600人ほどの人たちが集まった。挨拶しているのは稲嶺前名護市長。