4月5日(日)、菅官房長官が翁長知事と初めて会談するというので抗議行動が取り組まれた。午前8時半に県民広場に集合、会談場所のハーバービューホテルに向かった。ホテル前の道路は大勢の人で埋め尽くされた。主催者発表で1500人。やがて、歓声がして翁長知事が乗った車がやってきた。「知事、頑張れ!」という声援と拍手が湧き上がる。
このホテルでは今まで再三、仲井真前知事と政府首脳との会談が繰り返されてきた。その度に抗議行動が取り組まれてきたが、今回のように知事への声援の拍手が湧き上がったのは初めてだ。
知事と官房長官が従来の主張をくり返し、議論は平行線に終わった。それでも、双方は「話し合いの第1歩になった」と評価しているという。しかし、防衛局の作業がストップしているのならともかく、今日の会談が「ガス抜き」にされ、知事が毅然とした対応を取ることができなくなってはならない。
私は、昨日のブログで知事への「4項目の緊急提言」をした。当面、知事はこれらの措置を急いで講じ、防衛局の作業を止めなければならない。以下、再録する。
1.埋立本体部分の岩礁破砕許可の取消
2.防衛局に対して、「『仮設岸壁』工事は、『設計概要の変更申請』を行わないと着手してはならない」と強く指示すること
3.仲井真前知事が任期切れ直前に承認した「工事用仮設道路」の承認を取り消すこと
4.県議会と協力し、県外からの埋立土砂の搬入を制限する条例を制定すること
(県民広場での事前の決起集会)