チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

とうとう大浦湾に、県の中止指示も無視してコンクリートブロックが投下された!---投下方法も環境監視等委員会の指摘違反

2017年02月07日 | 沖縄日記・辺野古

 明日(8日・水)は、住民らが訴えた辺野古訴訟の現地進行協議が辺野古・大浦湾で行われる。裁判所、国、原告代理人らが現地に集まり、問題点を検証する。私も、「工事の概要」について説明することになったので、7日(火)は、その準備に追われた。

 ところが、午前中、防衛局が大浦湾に汚濁防止膜を固定するためのコンクリートブロックを投下したという知らせが入ったため、腹が立って仕事にならなくなってしまった。沖縄県が、岩礁破砕許可との関連で「汚濁防止膜敷設計画自体にも疑念がある」(2月6日の知事の防衛局宛文書)として、防衛局に詳細の報告を求め、「その内容が確認できるまでは投下しないように」と再三、指示していたにもかかわらず、それを全く無視し、投下を強行したのだ。

  

                                  (7日昼のNHKテレビニュース)

 上図が汚濁防止膜の設置箇所。太い赤線の部分が浮沈式(垂下型)汚濁防止膜で、海底にアンカーとしてコンクリートブロックが投下される。今回は、11~14トンのものが合計228ヶも投下される。このコンクリートブロック投下と汚濁防止膜設置だけで約3ヶ月を要するという。


 問題は、このコンクリートブロック投下が漁業調整規則に基づく岩礁破砕許可の手続きを経ていないということだけではない。投下方法も許せないのだ。

 防衛局が大浦湾にコンクリートブロックを投下したのは今回が初めてではない。防衛局は2年前にも、臨時制限区域に沿って最大45トンのコンクリートブロックを大量に投下した。海底でサンゴ礁が破壊されている写真が公開され大きな問題となった。

 その際、防衛局が設置した環境監視等委員会も次のように批判した(2015年4月9日 第4回環境監視等委員会)。

「今回の事件では、防衛省のやり方に問題があったのではないだろうか。---アンカーを設置する際には、下で潜水士が見ていて、サンゴがない所に落とすことができなかったのか」、「この委員会で検討した結果や助言した内容が適正に履行されるということが担保されなければ、同じようなことが繰り返されるのではないか」

 ところが、今日のコンクリートブロック投下は、クレーンで吊り上げただけで簡単に海に投下している。潜水士などはいっさい使っていないだろう。環境監視等委員会の指摘を全く無視した今回の投下方法では、またサンゴ類が無惨に破壊されてしまう。

 今日のコンクリートブロック投下に対して、カヌー隊がフロートを超えて中に入り、強い抗議の意志を示した。「ひやみかち」の仲間たちのゴムボートも中に突入したという。海保の海猿たちによって拘束されたが、防衛局の違法な工事強行を許さないという県民の思いをぶつけてくれたのだ。

 

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