チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

明らかになったシュワブの巨大軍事基地計画。辺野古埋立もその一環だった

2014年07月14日 | 沖縄日記・辺野古

 12日、共同通信が、辺野古の新基地は、海岸部の埋立だけではなく、内陸部にも30棟以上の米軍兵舎などが建設されることをスクープした。普天間飛行場の「代替施設」というようなものではない、巨大な軍事基地が建設されようとしているのだ。

 防衛局の環境影響評価でも、シュワブの辺野古ダム周辺は、埋立用の土砂採取地とされてきた。そしてその跡地については、「周辺の生態系への影響を低減することを目的に区域内及び林縁部において、土砂採取後に緑化を実施する計画です。---改変区域内に多く生育する在来種を活用し緑化を行う計画です。」としていた。また、県に提出した埋立承認願書でも、全く同様の記載がされていた。その一帯に30棟以上もの米軍兵舎を建設するという計画が以前からあったのだから、環境影響評価も埋立承認願書も全く虚偽のものだったこととなる。沖縄の「負担軽減」どころではない、知事の埋立承認の前提はもう崩れてしまったといえる。 

                           (2014.7.12  沖縄タイムス)

 今日(14日・月)も、早朝から辺野古のキャンプ・シュワブに向った。海上ブイや海底ボーリング調査のための資材の搬入を監視し、阻止するための行動だ。従来の第1ゲートだけではなく、その少し前に新しく作られたゲートが今日から運用されはじめたので、抗議行動も2ケ所に分散して行われた。焦げ付くような日差しのもとでの行動は辛かったが、多くの人たちがゲート前での抗議デモなどを続けた。

              (新しいゲート前での抗議行動)

 

 北部訓練場でも工事が強行される恐れがあるので、昼前から、高江に向かった。今年度のN1地区のヘリパッド工事に向けて、防衛局・業者はもう準備作業を始めた。住民らは、近く始まる本格着工を阻止するため、24時間、現地に泊まり込んでの監視行動を続けている。

 

 

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