6日 莫高窟の観光が終わり、ホテルに帰る。
昼食はホテルの1階レストランで摂る積りが 店内は貸切り状態で大宴会
の開催中で 止む得ず 近くのレストランを探すが適当な店が無く 小吃店
にて炒面を食べて昼食とする。
昼寝の後
16:00 運転手が迎えに来る。
午後の観光は 白馬塔から始める、市内の西南にあるが車だと6,7分
程度で着く。
16:10 白馬塔観光門票 15元 (老人割引なし)
解説; 伝説によれば、前秦の384年 西域で有名な経翻訳の大家クモロスは長安で経を講ずる為に
白馬に乗って山を越え 川を渡り、多くの苦難を経て沙州(今の敦煌)に来た。
クモロスは沙州に着くと普光寺に泊まった。この白馬は天馬であったが病死した。クモロスは心を痛め
、白馬の為に祭壇を設けて9日間祀った、また経を講じて資金を集め、普光寺の境内にこの白馬塔を
建てた。塔は9階に分かれ、そよ風が吹くと塔の頂上の鈴の音が悠揚と伝わってくる。
この音がクモロスが残した呟きの余韻であると人々は語っている。
現在は普光寺は無く 隠壁とこの塔しか残ってない。
観光客は私達二人だけであった。
これだけなので 15分で観光が終わる。
ここから鳴沙山は市内の南、15分も掛らず 到着する。
入口の案内板;
16:30 学割で120元が半額の60元になる。 二人だと120元安くなる
これは有難い。
入場すると直ぐに靴カバーの貸し出しが目に入り砂漠の中を歩くつもりで
借りる。 15元
準備万端で園内に入る。
早速 駱駝に乗る観光客が目の前を通る。
砂漠の中の駱駝! 月の砂漠状態である。
私達は 歩いて砂漠に入っていく。
細かい砂で埋まりながら歩く!
稜線に沿って登り始める、見た感じ 大した角度では無いのだか、実際登り
始めると 結構急な登りである。
既に 登ってる人々が先を行く、 我々はゆっくり砂漠を楽しみながら登る。
17:00 少し高度が上がると 稜線に私達の陰が伸びる。
砂の粒子が細かいので稜線から流れ出す。
30分程登ると 砂漠の中のオアシス 月牙泉が見えてくる。
砂漠の中に泉が湧く、どうしてだ! この目で事実を見る。
振り返ると入口、遠方に敦煌の街並が見える。
私達の後にも続いて登ってくる。 ん?裸足になってる、砂が焼けてるのにーー
写真では解り辛いが両側は結構急坂で 足を滑らすと下まで落ちて行き
そうなのである。
隣の山は侵入禁止地区で稜線が奇麗に保たれている。
17:30 百歩ずつ数えながら やっとピークに着きました。
月牙泉を踏んでます。足の弱い家内は良く頑張って登って来ました。
これから更に 稜線が伸びており 次のピークに繋がってる。
歩いた後が奇麗に残って居る。流れるように細かい砂である。
私達が登ってきた所を一団が列をなして登ってくる。
次のピークは諦めて 途中から月牙泉目指して一気に下る。
家内は立っては下れず腰を下ろし滑るように降りてくる。
18:10 月牙泉では太陽が山に吸い込まれるような景色である。
月牙泉超しの鳴月閣
問題86の解答 この時期夕焼けは20:00頃で4時に出発すると
夕焼けが見れるまで時間が掛る。
19:10 鳴月閣で大休止、時間調整する、やっと 夕陽が沈み始める、
残念ながら 雲一つない晴天で夕焼けが出ない。
東側では西陽に照らされた稜線の上に 13夜 8日が仲秋の月である。
なかなか沈まない夕陽を後に ホテルに帰る。
夕食は昼食べ損ねたレストランで
糖酢脊里
青椒肉丝
トマトサラダ
早朝敦煌に着いてからの観光で昼寝着きだったが些か疲れ
シャワー後爆睡でした。
今、夫と二人で、素晴らしい写真を見せていただきました。
自然が大好きな夫は、とても感激しています。
是非、行きたいなぁ。。。。。と。
元気なうちに、行かないと。
中国語も頑張らないとダメですね。
人間のよくとか命こう考えると儚いものです。
喜多郎等で日本人には馴染みの観光地です。
以前は日本からの観光客も多かったそうですが、最近はめっきり減少したそうです。
西域が騒がしくなってきてますので 行けるうちに機会が有ればおすすめです。
莫高窟は自由に見学出来ないのが難点でしたが鳴沙山は十分楽しめました。
ここの砂漠は きめの細かい流砂で出来ており
風があると一晩で足跡も綺麗になくなり自然の姿に戻ります。
水の様に流れて行きます、これでは石窟が埋没するはずです。
こんな環境でも 街の周辺では葡萄 トウモロコシなど栽培して自然と共存してます。
市内を流れる川に水が流れているのは意外でした。