干しだこです。(北海道物産フェアーで買ったのかな?・・・・・ん~忘れた)
こうして小さな干しだこを並べてみると、なんかユーモラス。
ずっと見てると宇宙人の干物だ。ワレワレハ オイシイウチュウジンデアル
柔らかくて食べ易そう。さっと炙って日本酒のつまみに合うが、それだけではもったいないから蛸飯にしよう!
といたお米に酒、薄口醤油を同量で味付けし、
漬物は、前日漬けておいた蕪の香り漬け。
煮切った酒と醤油同量におろしニンニクと唐辛子少量の中に厚めに切った蕪を入れて置きます。
蕪のおいしい時期です。こりゃ~いくらでも食べられそうだわ。
話は変わって。
だいたいのスーパーでは「お客様の声」という掲示板を設けていますね。
大部分が苦情なのですが、たま~にお褒めの言葉もいただきます。(その時はすごく嬉しいよ)
その他にもお客様の声は、インターネットや電話や直接売り場でもいただきます。これらは今お客様が何を要求されてるかを知る上で大切な情報源なんです。
その中のよくあるひとつに、「野菜に虫がついている」があります。
下ごしらえしようと開けてみたら、葉っぱに丸々とした青虫が!なんて虫嫌いじゃなくても嫌ですよね。
そんな虫の付いた野菜を売るなんて。と言われないよう出来る限り選別してはいるのですが、なかなか完全にはね~・・・・・
野菜は土に生えてるもの。そこには虫や泥や雨風に晒されます。そう自然なものの証拠なんです。
そこで店のパートのオバちゃんらはどう思うのか聞いてみました。
①「虫は絶対にイヤ!」農薬を使うのはやむをえないが虫がいない野菜を選ぶ。
②「虫は取れば平気。取りきれなくても気が付かなければしょうがない」虫が食べないような薬を使った野菜のほうが怖い。
①を選ぶ人は難しい選択。農薬と虫を計りにかけて虫の方が重かったんですね。気のせいか声が小さい。
②を選ぶ人は対象的に堂々と答えます。体のことを考えれば小さな虫の一つや二つ怖くないぞ!と力が入ります。
・・・・・で、結果は半々なんですね。
私は②なんですが、先日入荷してきたカリフラワーを見たらチト考えてしまったのでした。
箱からカリフラワーを取り出したらポトポトポトと大量に落ちた物、それは丸々と太った青虫だったんですね~。どれを取り出してもポトポトポトです。よく見ると花の裏側の奥で只今食事中のもいます。
もちろんこのカリフラワーは全部廃棄してしまいましたから売り場には一切ありませんよ。
さて、あなたは何番ですか?
それに、そういう野菜は安いことが多いので、
虫食いの野菜は大歓迎です(笑)
キャベツでも一番外側をはぎ取って売られてるけど、
ああいうのも勿体ないですよねぇ。
外側が一番美味しいから、捨てるのだったら、
タダで欲しいと思ってしまいます(笑
虫が付いたのをタダ同然の値段で売ったら買ってくれるでしょうか?まず売れないでしょうね。
時々、売り場に地元の農家の人が野菜を見に来ます。
値段や質が気になるんでしょう。
お客さんはわがまま!ほんの少しでもキズや変色があると絶対に買いません。
生産者と消費者のギャップは思いのほか大きいのでした
でも、青虫が食べた葉っぱは、そこんとこだけ捨てちゃうかな? 曲がったキュウリも、二股に割れた大根もOK!
でも、そういうのって、たいていはご近所からの頂きものですねえ。(お店には出ていないもの。)
今日も、お客さんがブロッコリーに蜂がいたからと取替えに来ました。
もうここまで来ると脅迫観念では、と思ってしまいます。日本人は潔癖性すぎますよ。まったく