昨日の続きです。
都電荒川線の庚申塚駅のホームには、あの手作りおはぎで有名な「いっぷく亭」があります。
チンチン電車を降りたらすぐ目の前でお出迎えなので、少々腹がいっぱいでもつい足が向いてしまう、そんな雰囲気です。
頼んだのは大きめなおはぎと抹茶味のところてんのセットです。
感じの良いオネェさんたちが中で作ってるおはぎは甘さ控えめで豆の味がして、うん!ご馳走さまでした。
雨が降っていなければもっと途中下車の旅を楽しめたが、それでもいくつかの駅で降り下町を散策できたし、なにより都電に乗る人々をウォッチングできたしと満足でした。
意外だったのは、乗ってくる人の大半がお年寄りなのになぜかシルバーシートを素通りしていく。
皆さん普通の席から座っていく。そして最後に残ったシルバーシートを「ここは年寄りの席だから」と言って座らないのがどう見ても70近い人なのだ。「い~や、あなた十分ですよ」と腹の中で思うのだった。