本物の富士山には遠くて登れないから、登ったつもりになれる地元のエセ富士山って、けっこうありませんか？
私が住む近くにも「八代富士浅間神社」の後ろがエセ富士山でして、5分もしないで富士登山ができてしまうのです。春に登ってるけど今日また登ってみますか？オジさんや。
「あんたたち、もの好きだね」
「暗くて怖いよ」
「転ばないようにな」「ふ～ん・・・」
ここが登山口。
暗～くて、どんぐりが一面に落ちている急な階段を登ります。こころなしか春の時より息苦しいのは、太ったせいか。
そんなこと感じながら目を上げると、ほら！頂上。
本物の富士山のように、一応火口らしき物があり、真ん中に奉ってあります。
なんか怖い雰囲気ですね・・・・・・
もう帰ろうと思い、ふと小屋のような中を見ると、黒のデカイ犬のぬいぐるみが２つ。ヒエ～！これってなんなのよ～
そんなオバちゃんを置いて、非情にもオジさんは一足先に降りてます。
私が焦って転んだら、オジさんも巻き添え食らわして一緒に落としてやるわ～←と春の時にも同じこと言った覚えがある
ハイ！もう下界。所要時間は15分。
神社の境内には、のほほんと切干大根と洗濯物が干してありました。
今年は大根が豊作だもんね。