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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

ギリシャが倒産する?スト?って・・・・・・やっぱりと思う私

2010年02月26日 07時40分51秒 | 時事問題(こムツカシイ話題)
2012年にギリシャが財政破たんするという記事を読んだ・・・。
ついでに、ストライキに突入だって。

私にはギリシャ人の親友(コンスタンディナ)がいて、
彼女の実家アテネで、夏の4週間を過ごしたことがある。
夫と結婚する前の1990年頃だ。
滞在の後半は、北部のテサロニキ(サロニカ)や、港町カヴァラにも滞在し、
ついでにディナが仲人をつとめた結婚式にまで、出席させてもらった。(東洋人が一人で浮きまくり)

私が出会った、ギリシャの20代の男女はこんな感じ(20年前だけどね)

学生は、夏休みなのに、誰もアルバイトをしない。
「何で休暇に働くの?」という態度である。
お小遣いは親からもらうので、それで楽しむのだそうだ。(それで済むのなら、誰だってそうしたい)

更には「日本には、カローシ(過労死)って言葉あるんだってね。何で?アハハ」
万事がこんな様子である。

↓私のギリシャの思い出の風景を、ささっと描いてみた。

夏の地中海は最高!働く気が失せる。

日本と経済構造が異なり、観光やオリーブ生産が主で、目立った企業がないとは感じていた。
ディナの親戚も、学校の先生、弁護士、私塾の経営者、化粧品店の経営とバラエティに富んでいたけど、
「会社員」がいなかったのは、今考えると不思議である。

毎年6月になるとディナから、「ギリシャ人は夏休みのことを考えています」と葉書が来る。

誰も働かない。(所得税なし)
産業もない。(法人税少ない)
豊富な観光資源(遺跡)に「あぐら」をかいている。(これはイタリアも同じだけど)

こんな国だから、外国人は(旧通貨のドラクマには)誰も投資しない。
国家がどう成り立っているのか、首をかしげたくなる国だったけど、やっぱり・・・。

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