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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

世の中は平等ではない、と悟った時その1

2010年02月11日 07時47分11秒 | 国公立からニューリッチ(お受験・教育)
私は学生時代、様々な家庭に入って、子弟を教えてきたことは書いた。
担当した家庭は、裕福な家庭(実業家、開業医、自営業)か、貧困家庭に分かれていた。

前者は、「先生が来てくださるなら、高いお金を払ってでも、是非!」という強いスカウト。
後者は、生活保護家庭やひとり親家庭。将来は教師を目指していたので、言葉は悪いが、その実態を知りたいという好奇心からであった。

その中で、私の印象に残っている、内気な女の子(中3)。
市営住宅(所得制限あり)住まいで、私立高校に行かせるお金が無いので、「何とか公立に」と親は言う。

教え始めて驚いた。5教科の合計が150点。つまり1教科30点しか取れてないのである。これを1年未満で300点近くまで上げるなんて無理かも、と尻込みをした。

まず、漢字の読み書きが出来ない。
数学は、小学校4~5年レベルのことが分かってない。
英語は国語の基礎が出来てないので、外国語を学ぶ素養が整っていない。
(だから文科省でも、外国語の習得は中1からで良い、と決めていたんじゃなかったっけ)

続きます。

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庭の木に腐ったリンゴを刺したら、ヒヨドリが来た。
コメント (3)
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