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行政の動向~障害者の就労促進に向けて~

2016-06-30 22:39:51 | 社会

障害者の積極的な就労促進に向けた取組について

 障害者雇用をめぐっては、現状では首都圏域を含め全国規模においても、民間企業の実雇用率は法定雇用率を下回っている現状にある。また、福祉的就労における月額工賃は全国平均で1万4千円程度であり、依然として低い水準にとどまっていることから、今後、障害者が働くことのできる環境と経済的に自立できる社会を創り上げていくため、障害者の就労促進に向けた取組を一層進めていく必要がある。
 こうした課題のもと、九都県市首脳会議では、昨年5月に「障害者の積極的な就労促進検討会」を立ち上げ、障害者の「働く」を応援する共同リレーキャンペーンを実施してきたほか、法定雇用率の算定基礎への精神障害者の追加に向けた対策、中小企業での障害者雇用促進策、就労継続支援B型事業を中心とする工賃向上促進策の検討を行ってきた。
 この検討において、新たな雇用管理・職場定着プログラムや中小企業での障害者雇用促進策など、自治体で広域展開することにより、効果を発揮するものは、独自の新しい取組を進めていくこととしたところである。
 また、工賃向上においても、現行の制度設計では、報酬体系上においても各事業所の主体性を引き出しにくいとの共通認識に至ったものである。
 一方、国においても、社会保障審議会障害者部会において、障害者総合支援法施行3年後の見直しについての報告がまとめられ、障害者の就労定着に向けた支援を行う新たなサービス(就労定着支援)の創設などが盛り込まれた障害者総合支援法等の一部改正法が本年6月3日付けで公布されたところである。
 以上を踏まえ、障害者がその適性に応じて能力を十分に発揮し、自立した生活を実現することができるよう、次のとおり要望する。

1 法改正等の動向をふまえ、精神障害や発達障害に特化した、自治体独自の新しい取組を支援するために、補助事業の創設など具体的な支援策を検討すること。

2 工賃向上や企業就労の促進に向けて、就労継続支援事業等の主体的な取組を引き出すことのできる制度のあり方について検討を進めること。

 平成28年6月30日

 厚生労働大臣 塩崎恭久 様

九都県市首脳会議
座長 横浜市長 林文子
埼玉県知事 上田清司
東京都知事代理 副知事 安藤立美
千葉県知事 森田健作
神奈川県知事 黒岩祐治
川崎市長 福田紀彦
千葉市長 熊谷俊人
さいたま市長 清水勇人
相模原市長 加山俊夫


次なるステージへ~ハードワーク!~

2016-06-29 21:41:37 | 教育

今日で1学期の期末テストが終わりました。そして明日からはこれまでの振り返りをしっかりと行って、1年生は「林間学校」、2年生は「各部活の本格化」、3年生は「進路決定」に向けての取り組みの開始です 特に3年生は油断することなく、自分自身の特性をしっかりと生かした志望校決定が大切になります。常にハードワークで後悔をしないように取り組んでくださいね


今からワクワク~アメリカドリームチーム~ 

2016-06-28 22:25:14 | basketball

<米バスケット>五輪代表発表 「NBA」の顔たちで構成

毎日新聞 6月28日(火)10時44分配信

 【ニューヨーク田中義郎】米国バスケットボール協会は27日、3連覇を目指すリオデジャネイロ五輪の男子代表12人を発表した。米プロバスケットボール、NBAの2013~14年シーズンで最優秀選手(MVP)に輝き、五輪は2大会連続出場となるケビン・デュラント(サンダー)、4大会続けて代表入りのカーメロ・アンソニー(ニックス)、NBA決勝で初優勝したキャバリアーズのカイリー・アービングらを選出。メンバー全員がNBA選手で構成された。

 デュラントはツイッターで「代表の一員となり光栄」と意欲を表現。アービングは米メディアに対し「12人の選手は献身的な人ばかりで、何をやらせてもうまい。もし金メダルを獲得できなければ期待を裏切ることになる」とコメントした。

 昨季から2シーズン連続MVPのステフィン・カリー(ウォリアーズ)、NBA決勝でMVPを受賞したレブロン・ジェームズ(キャバリアーズ)はともに故障などを理由に代表を辞退していた。


スポーツマンシップ

2016-06-26 21:17:54 | 人生

広島・松山、阪神配慮し決めぜりふ自粛 俊介が負傷「ああいう形でけがをしたので」

デイリースポーツ 6月26日(日)17時7分配信

 「広島4-3阪神」(26日、マツダスタジアム)

 チームに18年ぶりの9連勝となるサヨナラ勝利をもたらした広島・松山竜平(30)が、お立ち台での決めぜりふを自粛した。

【写真】虎は悪夢 俊介(68)と中谷(60)がサヨナラ激突

 2-3で迎えた九回。会沢の適時打で同点としてから、なおも2死満塁の場面で起用された松山は、左中間へ飛球を放った。ここで打球を追った阪神の左翼・俊介と中堅・中谷が交錯。打球が落ち三走が生還したが、俊介が担架で搬出される事態となった。記録は中谷の失策となり、松山に打点はつかなかった。

 お立ち台に呼ばれた松山は、通例ならば、「オレ、やったよ!」と叫ぶのが定番となっているが、この日は「ああいう形で阪神の選手もけがをしたので、今日はちょっと勘弁してください」と自粛。「ただ、応援してくれていた人が見に来てくれて、お立ち台に上がれたのはうれしく思っています。次からもしっかりと打で貢献できるように頑張っていきたいと思います」とファンに感謝した。

 打球が落ちた瞬間については「やってしまった(打ち取られてしまった)と思ったんですけど…。ああいう形で阪神の選手が一生懸命追った中で、ああいう形になったので、僕は本当に良かったと思います」と言葉を選びながらも、勝利を喜んだ。


気になる記事~自閉症について~

2016-06-25 22:10:39 | 社会

誰もがその特性を持っている?「大人の発達障害」で注目された「自閉症」の基礎知識

スペクトラム(連続体)―自閉症と健常者に明確な境目はない(提供:アフロ)

つい先日ですが、「発達障害者支援法」が10年ぶりに改正され、発達障害がある人への教育・就労の支援の充実、社会的障壁を取り除くことが法律でも強調されました。しかし、理解や支援といっても、実際のところ、発達障害ってどんな人たちなの?という方が多いのではないでしょうか。

「大人の発達障害」という言葉は、みなさんも一度は見聞きしたことがありませんか?Amazonで「大人の発達障害」と検索すれば、実に200冊の書籍がヒットし、クローズアップ現代やNHKスペシャルなどでも取り上げられたテーマです。複雑なコミュニケーションが求められる社会になるなか、困り感を抱える当事者へのサポートや強みを生かす支援、職場など周囲の理解の重要性が指摘されています。

大人の発達障害は生まれつき

生きづらさを抱えながらも診断されないまま大人になり、社会に出てから「発達障害」という診断に至るケースが増えているようです。これが「大人の発達障害」です。「発達」という語感から子どもの障害であるイメージが強いかもしれませんが、先天的な脳の機能障害です。成長とともに緩和するケースはありますが、治ることはありません。発達障害がある子どもは大人になってもその特性を持ち続けることになります。大人の発達障害が増えた要因は、診断基準の整備や高度なコミュニケーションを求められる社会の変化と考えられますが、これは子ども世界においても同じです。文部科学省が2012年に実施した調査では、発達障害の可能性のある児童が6.5%の割合で通常学級に在籍することが示されました(文部科学省「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援の必要な児童生徒に関する調査」)。医師が診断した数ではなく、教職員などが評価したデータである点は留意が必要ですが、1クラスに2人程度いる計算になります。みなさんの職場にも、通勤電車の中にも、お子さんの学校のクラスにも、決して少なくない数の発達障害の人がいるということです。

本記事ではもう少し踏み込んで、みなさんも多かれ少なかれ、わずかであっても、その特性を持っているという話をしたいと思います。

自閉症と健常者に明確な境目はない

発達障害は、大きく「自閉症スペクトラム」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」「学習障害(LD)」に分けられます。注意力や衝動性に障害があるADHDや、読み書きや計算に特異的に困難を示すLDに比べて、自閉症スペクトラムの人は、言葉の遅れや、他者の感情が分からない、パターン化した行動など障害特徴のあり方が複雑です。実際に接した感覚としても、一番特徴的に感じるかも知れません。

この「自閉症スペクトラム」について詳しく見ながら、「境目がない」ということの意味を紹介しましょう。「自閉症スペクトラム」というのは聞きなれない言葉だと思います。「スペクトラム」は「連続体」という意味で、いわばグラデーションのようなものです。「自閉症の人」と「自閉症ではない人」(=多くの読者のみなさん)の間に明確な境界線があるわけではないのです。健常者や軽度の自閉症傾向の人から、重度の自閉症の人まで、連続的につながっているという考え方が、この障害名の前提にあります。特性の強さや現れ方に程度の差こそあれ、誰もがその特性を持っているということです。

誰もが特性を持っているのなら、自分はこのスペクトラムのどの辺りに位置するか気になりませんか?位置を把握するための参考指標として、「自閉症スペクトラム指数(AQ)」という評価尺度があります。もともと海外で開発されたもので、若林ら(2004)により日本語版に翻訳・標準化されています。web上で簡単に自閉症傾向をチェック、自動計算されるサイトもあるようです。

自閉症スペクトラム指数(AQ)

全50問の簡単な質問に当てはまる度合いを4択で答えることで、自閉症スペクトラム指数を割り出すことができます。上記論文によると健常者の成人(社会人)の平均値は18.5で、33点以上が自閉症スペクトラム障害の可能性が高くなります。これは知的障害のない成人向けの臨床的診断ツールの一つですが、健常者における自閉症傾向の個人差の測定ツールとしての有効性も示唆されています。

(※上記サイトや論文にも記載がありますが、このチェックで33点以上だった場合に直ちに「自閉症スペクトラム障害」と診断されるわけではなく、診断は専門医にしかできません。)

上記チェック項目には、

「同じやりかたを何度もくりかえし用いることが好きだ」

「ほかの人は気づかないような細かいことに、すぐ気づくことが多い」

「パーティーなどよりも、図書館に行く方が好きだ」

などの項目があり、誰もが少しは当てはまるのではないでしょうか。

ちなみに私もチェックしてみたところ、12点で、平均よりも低い得点となりました。私の所属する組織の男性スタッフは16点だったそうです。性差もあり、女性よりも男性のほうが得点が高い(自閉症傾向が強い)といわれます。

繰り返しますが、私たちのように健常成人といわれる人と自閉症の人たちとの間に明確な境目があるわけではありません。あくまで程度の問題として、社会適応が難しいレベルに特性が強い場合、自閉症スペクトラムという診断につながるということなのです。

適切な支援で症状が改善

自閉症スペクトラムは、「心の病気」や「引きこもり」ではなく、先天的な脳の機能障害です。外界の認知に偏りがあり、社会的コミュニケーションが苦手であったり、特定の物事に強い拘りを示します。その原因は解明されていませんが、何らかの遺伝的要因によるという考え方が主流です。「愛情不足」や「育て方」のせいであるという誤った認識から、当事者家族がつらい思いをするケースも未だに多いのですが、それは断じて違います。私が出会ってきた何百人もの自閉症があるお子さんの保護者の方たちは、とても愛情深く子育てに前向きです。

また、この障害は基本的には治るということはありませんが、本人の特性に合わせた環境(仕事内容や周囲からの関わり方)の設定によって生きやすくなります。持ち味をいい形で発揮できるようになるわけです。さらに、適切な方法に基づきトレーニングを行うことで、社会性や知能も向上する可能性があることも分かっています。

具体的なトレーニングについてご興味がおありの方はこちらをご参照ください。

効果のある療育支援について

最後に

まずは発達障害を今より身近に感じてみてください。皆さんも多かれ少なかれ持っている特性が、たまたま極端に強いために、環境によっては適応が難しい障害なのです。理解と共感がゆるやかな支援となり、その先に初めて積極的な支援が行き渡る社会の実現があるのではないでしょうか。

<引用文献>

若林明雄・東條吉邦・Baron-Cohen, S., Wheelwright, S. : 自閉症スペクトラム指数(AQ)日本語版の標準化―高機能臨床群と健常成人による検討―.The Japanese Journal of Psychology, Vol. 75(1), 78-84, 2004.


夢の実現に向けて~男子日本代表~

2016-06-23 21:06:46 | basketball

【バスケ】男子代表12人発表、田臥「厳しい大会だが12人で五輪切符を」

スポーツ報知 6月23日(木)16時43分配信

 バスケットボール男子日本代表が23日、リオデジャネイロ五輪世界最終予選(7月4日~9日、セルビア・ベオグラード)に臨む登録選手12人を発表した。

 キャプテンの田臥勇太(35)、NCAA(全米大学体育協会)1部ジョージ・ワシントン大2年の渡辺雄太(21)らが選出された。この日は都内の味の素トレセンで記者会見と公開練習を行った。

 長谷川健志ヘッドコーチ(55)はチームのモットーに「超ハードワーク」を掲げ、「(他国に)個人技で上回るのは難しいが、日本の得意の組織力や個々人の強みを生かして、一戦一戦、勝ちに行きたい」と意気込んだ。チーム最年長の田臥は「厳しい大会だと分かっているが、12人で五輪の切符をつかみたい」と決意を明かした。

 選出メンバーは以下の通り。

田臥勇太(35)=フリー=辻直人(26)=川崎=比江島慎(25)=三河=太田敦也(32)=三遠=竹内公輔(31)=フリー=橋本竜馬(28)=三河=渡辺雄太(21)=米ジョージ・ワシントン大=竹内譲次(31)=フリー=松井啓十郎(30)=東京=古川孝敏(28)=栃木=小野龍猛(28)=千葉=広瀬健太(30)=渋谷=


新チーム真夏の修行が始まります

2016-06-21 22:10:06 | basketball

明日から期末テスト前の部活休止期間に入るので、今月いっぱいは練習はオフになります。そしてテスト明けの7月から新チームの修行の旅がスタートです。その第1弾として狭山工業高校さんとの練習試合が決定しました。日時は7月16日(土)午前中でアウェイコートとなります。狭山工業高校さんは、わがチームのOBでありアシスタントコーチであるルカの所属しているチームです。高校生相手にどんなプレーができるのか 今から楽しみです。


大学でも支援が広がっているケース 

2016-06-20 21:38:29 | 特別支援

「発達障がい学生」 広がる支援の輪 早稲田大学ができること

発達障がいを抱える学生の悩みはさまざま。個々に応じた支援が必要です

「こだわりが強く、対人コミュニケーションがうまく行かない」「同時に複数のことを行おうとすると混乱してしまう」「記憶力は優れているのに、物事を相対的に理解するまで時間がかかる」。こうした悩みを抱えている学生は、本人の怠慢や努力不足、家庭の養育の問題が原因と捉えられる傾向にありますが、生まれつき、またはごく早期から持っている「発達障がい」の可能性があります。このような障がいを抱える学生は近年、増加傾向にあります。本特集では「身体障がい」よりも周囲の理解を得られにくい「発達障がい」について、不安を抱える本人や周囲の友人など学生の皆さんがどこへ相談すればよいのか、どのような支援を受けることができるのかをご紹介します。

他の学生と同等の学習環境を得られるように

 

相互的な対人関係やコミュニケーションのつまずき、また興味や行動力の偏り(こだわり)を特徴とする「自閉症スペクトラム障害(ASD)」、年齢に見合わない多動・衝動性や、状況への不注意を特徴とする「注意欠如・多動性障害(AD/HD)」、読字困難・書字困難・算数困難などを伴う「限局性学習障害(SLD)」など、さまざまな症状がある発達障がい。日本学生支援機構の2014年度調査では、発達障がいを抱える学生は、全国の大学、短期大学および高等専門学校に2,722名在籍しており、5年前の約4.8倍になるなど急増しています。早稲田大学では従来、発達障がい学生の修学支援は「保健センター学生相談室」を中心に行っていましたが、障がい学生支援室に発達障がい学生支援部門が設置された2014年6月以降は、障がい学生支援室が中心となって発達障がい学生を支援する体制になりました。

そして、障害者差別解消法の施行(2016年4月)に伴い、早稲田大学は「早稲田大学障がい学生支援に関する基本方針」を策定・施行しました。そこでは、広く社会に開かれた学問の府として、本学の構成員(=学生・教職員)ならびに構成員となることを志す者に対して、障がいの有無に由来する差別を行わないとともに、障がいの有無を問わず、構成員の多様性が教育研究において重要であることを深く認識し、これを能動的に維持・増進させることを目的としています。そして、学生を「早稲田大学の学生ならびに、高等学院、高等学院中学部、本庄高等学院の生徒および芸術学校の学生」と広く定義し、早稲田大学や高等学院、高等学院中学部、本庄高等学院、芸術学校への入学志願者も対象としています。詳細は、早稲田大学障がい学生支援室Webサイトを参照してください。

学生が所属する各学部や研究科、学校にはそれぞれ学生の相談窓口があり、大学全体を見渡すと、保健センター学生相談室やこころの診療室(医療部門)、キャリアセンターなど、学生の相談窓口や支援機関が豊富に用意されています。障がい学生支援室ではこうしたセクションと連携しながら、発達障がいのある学生が他の学生と同等の学習環境を得られるよう、全学的な支援環境の整備に努めています。

障がい学生支援室 発達障がい学生支援部門

発達障がいの診断のある学生については、修学上の困り事を聞き取りながら、合理的配慮が必要なことについては関係箇所と調整するとともに、自分自身でできる対処方法も学生と一緒に検討していきます。

発達障がいの診断のない学生については、相談内容に応じた適切なセクションを紹介しています。

修学上の困り事や悩み事があって相談先を探している場合は、まずはお気軽に「障がい学生支援室 発達障がい学生支援部門」までお問い合わせください。また、発達障がいに関する広報活動や啓発活動、研修も実施しています。

Tel:03-3208-0587
E-mail:shien02@list.waseda.jp

障がい学生支援室Webサイト

学生相談室

学業や進路、対人関係や心理的な問題に至るまで、学生生活上のどんな悩みにも応じる“よろず相談室”です。臨床心理士によるカウンセリングだけでなく、弁護士による法律相談も行っています。

発達障がいの診断のない学生の修学・学生生活支援はここで行っています。また、発達障がい学生(またはその傾向を自覚している学生)を対象としたグループカウンセリングも実施しています。障がい学生支援室を利用している学生も利用可能で、対人関係や生活面などの相談を受けています。

Tel:03-3203-4449

学生相談室Webサイト

こころの診療室

「こころの診療室」を含む保健センターは、学生が生涯を通じて心身の健康を自己管理できる力を身に付けられるよう支援しています。こころの診療室では、保健師が窓口となって心の相談に応じ、併せて精神科医(精神保健指定医・男女)が診療にあたっています。また、保険診療で処方も行います。

「やる気が出ない」「授業に出席できない」などの内容で相談に来る学生の中には、発達障がいがあると診断される場合もあり、AD/HDについては必要な場合、適応薬の処方も行っています。

また昨年度より、成人の発達障がい専門外来を持つ晴和病院(東京都新宿区弁天町)との連携を開始しました。具体的なソーシャルスキルを身に付けるための発達障害専門の集団療法プログラム(デイケア)への紹介も行っています。

Tel:03-5286-8743

こころの診療室Webサイト

発達障がい学生が抱える修学上の困り事

集中できることは長所でもあるのですが、過度な場合は悪影響も

過集中で心身共に疲れ切ってしまう

「集中できることはいいことではないか?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、普通の集中状態とは違い、体や心の健康を保てないことがあります。「3日も寝ずに取り組み、気が付いたら気を失っていた」「こだわりが強く、日常生活など他のことには無頓着になってしまう」など、過集中によって体力や気力を消耗してしまう人がいます。集中できることは長所でもあるのですが、授業への出席や健康面に悪影響を及ぼすため注意が必要です。

情報を整理して適切に判断することが苦手

必要な情報に自らアクセスすることが苦手であるため、レポート課題や補講があることを先生や友達に指摘されるまで気付かなかったり、情報を適切に取捨選択することが難しいために、偏った情報に振り回されたり独り善がりに陥ってしまうことがあります。

困り事や悩み事があるときはどのように支援を求めればいいですか?

修学面あるいは学生生活面で悩みや不安がある場合は、教員や学部・研究科・学校の事務所に相談してください。学生が相談できる身近な存在として、各学部にはクラス担任あるいは学年担任、学生担当教務主任の教員がいて、充実した学生生活を送るためのアドバイスを行い、修学上の問題を抱える学生の早期発見に努めて適切な対応を行っています。また、各学部・研究科・学校の事務所でも相談に応じています。困った事があったときは一人で悩まず、身近な教員や学部事務所に相談してみてください。きっと良い方策を一緒に考えてくれるでしょう。

障がい学生支援室においても、修学上の悩み事の相談を受け付けています。

学生はどのような支援が受けられるのでしょうか?

サングラスや耳栓の使用許可も合理的配慮の一例です

早稲田大学は、障がいのある学生が他の学生と同等の教育・研究に参加できる機会を確保するために、合理的配慮を検討し実施しています。合理的配慮とは、大学にとって実施に伴う負担が過重ではなく、教育や評価の基準を変えない範囲において必要かつ適当な変更・調整を指します。また、課題や評価の要求レベルを変えることなく方法や手段を変更・調整して支援することであり、障がい学生支援の大きな柱となっています。

合理的配慮は個々の学生の状態や特性などに応じて提供するもので、多様かつ個別性が高いため、全ての内容を網羅して示すことは困難ですが、一例としては次のようなものがあります。

自閉症スペクトラム障害があり、感覚過敏が顕著で授業中に集中力を保つことが困難な場合

⇒ すぐに移動できるような座席の配慮、耳栓やサングラスの使用が認められることがあります。

限局性学習障害があり、読み書きの困難が顕著で時間内の課題遂行が困難な場合

⇒ 講義の録音許可、講義資料の提供、試験の問題用紙や解答用紙の拡大、試験時間の延長が認められることがあります。

合理的配慮は、障がい学生支援室によるアセスメントや本人の要望に基づいて、本人が所属する学部・研究科や学校との調整によって提供され、一人一人の障がいの状態やその時々の教育的ニーズに応じて適時、見直しを行うことになります。

発達障がい学生支援部門を利用している学生の声

「分からないことを友人や先生に聞くことができず授業についていけなくて困っていましたが、支援室では遠慮せずに相談することができ、基礎的なことからレポートの作成の仕方など、分かるまで個人に合わせてきめ細かく対応してもらえて助かっています」

「他人とコミュニケーションを取るのが苦手で、先生に質問や相談ができないのですが、いろいろな方法で先生とのやりとりを仲介してもらい、疑問点を解決することができました」

「支援室とのつながりは、自分の苦手なところを和らげるのに役立っています。支援室でのサポートは日常の中にごく自然に溶け込んでいるため、私には「支援されている」という特別な感覚はありません」

「勉強に行き詰まって、一時期は退学することも考えていましたが、支援室で困り事を調整し、環境を整えてもらったおかげで解決の方向に向かい、今は順調に学業を続けられています」

「支援室の面談を通して、自分がどこでつまずいているかが分かりました。今では勉強へのモチベーションが高まっています」


繋がり~ありがとう OB~

2016-06-19 19:54:46 | basketball

富士見中男バスの伝統が2016~17年チームになっても続いています。それは、現役チームの練習にいろいろな年代のOBたちが駆けつけてくれ相手をしてくれることです。新チームになって初の土日練習でしたが両日とも多くのOBが 1・2年生にとっては練習試合以上の収穫があったように思います。こうした繋がりは富士見中男バスの宝物ですね。昨日の7名そして今日の5名の先輩たちありがとう これからもよろしく