海外遠征が決定!男女日本代表、制裁の影響からくも回避/バスケ
サンケイスポーツ 6月30日(火)17時52分配信
日本バスケットボール協会(JBA)は30日、来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指す男女の日本代表が7月下旬から8月にかけて海外遠征すると発表した。
女子は7月24日から豪州とニュージーランドへ遠征。世界ランク4位の豪州代表や、ニュージーランド代表と練習試合を行い、8月9日に帰国する。男子は7月24日から中国、チェコ、オーストリアを回り、8月13日に帰国。各国代表などと試合する方向で交渉している。
JBAは男子国内2リーグの併存問題などで国際連盟(FIBA)から資格停止処分を受け、国外チームとの練習試合はもちろん、その交渉もできない状態だったが、今月19日の常務理事会で処分解除の方針が決定。海外チームとの交流ができるようになった。女子U-19世界選手権に出場できないなどはあったが、フル代表に関しては影響が最低限に抑えられた。
女子代表の内海知秀監督は「もともと、この時期に海外遠征をしたいと考えており、計画通りできるようになった。制裁解除に努力してくれた川淵(三郎JBA会長)さんらに感謝している」と話した。
処分の全面解除は8月上旬のFIBA理事会(東京)で正式に決まる見通し。リオデジャネイロ五輪出場権がかかるアジア選手権は、女子が8月29日~9月5日に中国・武漢で。男子は9月23日~10月3日に同・長沙で行われ、それぞれ優勝チームが五輪出場権を獲得する。
最終更新:6月30日(火)17時54分