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2017-10-17 21:39:23 | basketball

高1で205センチ、日本バスケ界期待の男 静岡学園・市川真人

10/17(火) 6:03配信

スポーツ報知

 全国高校バスケットボール選手権大会静岡県予選が21日に開幕する。男子では静岡学園の205センチセンター・市川真人(1年)に注目だ。県内日本人最長身で、U―16日本代表候補にも選ばれた逸材。日本バスケ界期待の男が、県4強超えを目指す。女子では、先発メンバーに2組のツインズをそろえる磐田農が、走るバスケで2勝以上を目標に掲げた。男女V校が12月23日に開幕する全国大会(東京体育館)に出場する。

 将来の日の丸候補が、リング下で存在感を見せつける。静岡学園の1年生センター・市川が、制空権を奪う。「3年生の最後の大会。絶対に勝ちたい」。県内だけでなく、国内の高校生でも数少ない2メートル超えのビッグマンが、チームを目標の4強以上に導く。

 小さい頃から人一倍ビッグだった。生まれた時は、3800グラム。中学入学時は、すでに185センチあった。中1から1年間で10センチも伸びた。「背の順では、一番後ろを譲ったことはありません」。足のサイズも、なんと31センチ。「ちょっと幅がきつくなってきたので、次は32センチを買いたい」と、真顔で話した。

 バスケの伸びしろも十分だ。いすゞ自動車などでプレー経験のある近野修監督(46)は「成長期でケガの怖さはあるし、スタミナ面もまだまだ」と課題を挙げるが、「シュートはうまいし、器用さもある」と、評価。指揮官の意向で、全員がガードのできる選手を育てる方針のもと、外回りのプレーも勉強中。「どんどん試合に出しながら伸ばしていきたい」と、積極的に起用する方針を示した。

 直前で外れたが、途中まで国体の県選抜に帯同した。練習では、セネガル人留学生の2メートル超えのセンター・サンブー(沼津中央3年)らとマッチアップ。「当たりの強さやスピードの違いを感じた。いい経験になった」。全国区の選手の中でもまれたのは、大きな財産になっている。

 将来の夢はプロ。「Bリーグで活躍して、NBAに呼ばれるような選手になりたい」。ビッグな夢を持つ規格外な男が、県内バスケをわかせる。(塩沢 武士)

 ◆市川 真人(いちかわ・まさと)2001年9月20日、磐田市生まれ。16歳。磐田南部中に入学してから本格的に競技を始めた。中2の時にジュニアオールスターの県選抜で全国大会に出場。205センチ、93キロ。家族は両親と姉。血液型A。