「長唄清和会」
今藤長十郎(3世)には娘が3人おり、姉の綾子、その娘文子と、
身内には女性が多い。
綾子は父(2世長十郎)に手ほどきを受け、
14歳から父の代稽古をするほどの才女。
5歳上の稀音家幸と相通じる境遇だ。
幸が一門の「稀音会」を主催し、演奏家としても活躍するのとは裏腹に、
綾子は古来の常として、弟子の稽古を専らとする。
長十郎は伊十郎と相談し、超党派の女流長唄演奏会を発案。
今藤からは綾子の娘文子が、芳村からは門弟の伊四邦が参加。
昭和29年(1954)、6名の会員による「長唄清和会」が発足した。
各派混合の女流演奏会などというのは、前代未聞だ。
〓 〓 〓
tea break
photo by 和尚

今藤長十郎(3世)には娘が3人おり、姉の綾子、その娘文子と、
身内には女性が多い。
綾子は父(2世長十郎)に手ほどきを受け、
14歳から父の代稽古をするほどの才女。
5歳上の稀音家幸と相通じる境遇だ。
幸が一門の「稀音会」を主催し、演奏家としても活躍するのとは裏腹に、
綾子は古来の常として、弟子の稽古を専らとする。
長十郎は伊十郎と相談し、超党派の女流長唄演奏会を発案。
今藤からは綾子の娘文子が、芳村からは門弟の伊四邦が参加。
昭和29年(1954)、6名の会員による「長唄清和会」が発足した。
各派混合の女流演奏会などというのは、前代未聞だ。
〓 〓 〓
tea break
photo by 和尚
