歌川国芳の猫の浮世絵をもう少し見てみよう。
これは「おぼろ月猫の盛」という題で、吉原遊女屋の見世先を描いたものです。
格子の中に並ぶ遊女を品定めする男ども。
左のほうに長い煙管を差し出している遊女がいますね。
吸い口が客の方にむいています。
これは「吸い付け煙草」といい、
遊女が気に入った客に差し出す煙管です。
いわばお誘いですね。
だいたいが贔屓にする行為ですが、
客もその女が気に入れば煙管を受けます。
これで商談は成立し、客は二階へ上がり、お繁りとなる訳です。
基本的に大門内は医者以外、乗り物御法度でして、駕篭に乗っているのは医者でしょうかね。
これは「おぼろ月猫の盛」という題で、吉原遊女屋の見世先を描いたものです。
格子の中に並ぶ遊女を品定めする男ども。
左のほうに長い煙管を差し出している遊女がいますね。
吸い口が客の方にむいています。
これは「吸い付け煙草」といい、
遊女が気に入った客に差し出す煙管です。
いわばお誘いですね。
だいたいが贔屓にする行為ですが、
客もその女が気に入れば煙管を受けます。
これで商談は成立し、客は二階へ上がり、お繁りとなる訳です。
基本的に大門内は医者以外、乗り物御法度でして、駕篭に乗っているのは医者でしょうかね。
