goo blog サービス終了のお知らせ 

西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

陰間茶屋

2018-06-09 | 浮世絵
これは歌川豊重(享和2〜天保6・1802〜35年)の浮世絵だ。
制作年は天保6(1835)年、タイトルは「陰間と御殿女中」とある。

普通の遊廓のように2階で遊ぶシステムのようだ。
振袖を着ている娘風のが陰間。つまりは少年の売色だ。

御殿女中がこういう所で陰間買いをして遊んでいたのだ。

男色が禁止されて、色子が小姓姿から娘の姿になったのは
かなり前の時代なのだけれど、ずっとこういう娘姿の陰間茶屋もあったのだ。

   

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。