西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

しのびね

2009-02-23 | ユーミック宣伝 
ユーミックの一押し商品です。
音量は通常の70%カットですので、夜遅くても気兼ねなく練習ができます。
なぜ黒いかといいますと、ウーンと初期の三味線を真似てみたからです。
日本の三味線の原型は琉球の三線なのですから、
初期の三味線は銅や棹まで漆で黒く塗られていたに違いありません。
現存する最古の三味線「淀」(豊臣秀吉が愛妾淀に贈った三味線・1597年作)も、
胴は黒漆に金蒔絵、棹は紛失したのか、後代に作り替えられたものだが、
胴とのつなぎ目あたりに金蒔絵が施されている。

そもそも日本の楽器は美術品としての価値も尊重されたので、
琵琶や鼓にみられるように、蒔絵、螺鈿の細工を施すのはしごく当然のことだったのです。

ですから”しのびね”はまっ黒なのですが、なんの違和感もなく、
むしろ今となってはモダンな感覚の楽器として皆様にご好評いただいております。
詳しくは、ユーミックのホームページをご覧下さい(http://www.youmic.com)。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
質問です^^; (邦楽部)
2010-03-14 22:44:47
しのびねって長唄三味線なんですか?
返信する
お返事 (ユーミック)
2010-03-15 00:05:41
基本的には、細棹の長唄用です。
返信する
何度もすいません^^; (邦楽部)
2010-04-10 03:19:23
しのびねをつなぐアンプはどのようなモノがいいでしょうか?エレキギター用などですか?

あと弦は切れたら市販のビニール弦などで張り替えても機能しますか?
返信する
お答え (ユーミック)
2010-04-10 11:50:48
もちろんエレキギター用は大歓迎です。
どのようなアンプでも使えますし、
アンプの性能がよいほど音色が忠実に再現されることはいうまでもありません。

糸は絹でも、ナイロン弦でも問題はありません。

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。