これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。
タイトルは不詳だが、隅田川沿いの料理茶屋での宴会の図だろう。
しかし、花魁が胡弓・箏・三味線を弾いているし、禿が二人見える。
吉原にはこんな場所はないので、火災による仮宅営業の時の図だろう。
制作年は文政13(1830)年とあるが、この年に仮宅営業の記録はない。
文政7(1824)年の4月に廓中焼亡、仮宅営業という記録があるから
この時の図かもしれない。

タイトルは不詳だが、隅田川沿いの料理茶屋での宴会の図だろう。
しかし、花魁が胡弓・箏・三味線を弾いているし、禿が二人見える。
吉原にはこんな場所はないので、火災による仮宅営業の時の図だろう。
制作年は文政13(1830)年とあるが、この年に仮宅営業の記録はない。
文政7(1824)年の4月に廓中焼亡、仮宅営業という記録があるから
この時の図かもしれない。
