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西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

浮世絵

2013-10-10 | よもやま話 (c)yuri saionji
歌川豊国の役者絵「けいせい市川伝蔵」。
描かれたのは1797~1800年(寛政9~12)。
長唄「廓道成寺」というのが面白い。

座頭が三味線を弾いているのは、伝蔵が扮しているのか、
しかし題名からすると、けいせい役のはずだが…

詳細がないのでよくわからない。
この絵も胴掛けがある。また記録変更だ。
      

浮世絵

2013-10-09 | よもやま話 (c)yuri saionji
これは歌川豊国の役者絵「八百屋お七」だ。
制作年は1818年(文化15)または1825年(文政8)。

これまで見てきた中で、胴掛けをしている最も早い絵だ。
まだ全部を網羅しているわけではないので、行きあたりばったりの範疇です。
いずれはっきりする時が来ると思います。
それまでは気長にお付き合い下さい。
               

    

浮世絵

2013-10-06 | よもやま話 (c)yuri saionji
これは1863年(文久3)、歌川国貞作の「みやじま船中遊」。
きよ女という芸者か、盃をさしている美人は。
しかしこれが舟の中とは、床の間も備えた立派なお座敷だ。

この三味線には胴掛けがない。
個人の好みだろうか。それともあまり弾けない芸者か。