親友

ヴァイオリンの先生がヨーロッパに演奏旅行に行っているため、少しだけゆっくり過ごしています。とはいえ帰ってきた時のレッスンでボロボロになるわけにいかないのでそれなりに練習はしっかりしています。

チイ子は今日現地校の仲良しのお友達の家にお泊まりお誕生日会に行っています。英語が不自由なく話せるようになって、随分友達付き合いが幅広くなってきたような気がします。でも補習校の友達のようないわゆる「親友」はなかなか作るのは難しいとたまに嘆いています。この年頃の女子は親友という言葉が好きですね。ミドルスクールでは全教科クラスメイトが変わるので、仲良しの友達がいない科目もある訳で、そんな時は孤独を感じるのだそうです。

今回お泊まりお誕生日会に誘ってくれたSちゃんはドイツの子で、チイ子と同じように３、４年生までアメリカには居たけどカリフォルニアの方でドイツ人小学校に通っていたので、それほど英語が上手くなかったそうです。そんな状況もあってか、夏には近所のプールに一緒に通ったりしてすごく仲良くなったのだそう。
他に２名お泊まりメンバーがいるそうですが、

「Sが言うには、その子達は近所というだけでたいして友達でもないのだけど、ご近所付き合いの関係で呼びなさいとお母さんに言われたんだって。だから本当の友達はチイ子だけなんだよって。」

その子も社交的だけど本当に気の許せる友達を作るのが難しいというチイ子の状況にそっくりなんだと思います。やはりネイティヴの話す英語とは少し違うだけで、敏感なお年頃の女子には大きな壁になるのでしょう。

チイ子は補習校など日本人の環境では友達に困らないタイプです。親友？も二人いて、その子達とは頻繁に遊んだりお泊まりしたり。来週もクリスマス会をウチで開催予定です。
現地校でも、一緒にトリックorトリート行った後お泊まり会したりと、それなりに仲良しさんはいるのですが、やはり日本人の友達にはかなわないようです。

ちなみに、そのお友達は何人？と聞くと
「ママっていつも何人って聞くよね。何人でもよくない？」
と言われてしまってるのであまり聞けないけど、多国籍に及んで仲良くしてるようです。私みたいなド日本人には興味深い話題でもチイ子は面倒くさそう。
多分、どことどこのハーフとか答えるのが難しいのかもしれません。ハーフどころかクォーターもたくさん居そうなので、住んでる地域がユニークなのかも。場所によっては白人しか居ないとか、アジア人、日本人が多いとかあるので、たまたま学校の目の前だから選んだこの家がある地域は当たりだったのかなと思います。