チイ子の日記

今日も元気に頑張ります!

ポジティブシンキング

2010-12-20 09:38:54 | Weblog
先日のレッスンで、何気なく楽器の話になりました。
今チイ子は四分の一サイズのヴァイオリンを使っています。

今までお下がりお下がりできているのですが、次の楽器はどうしたらいいでしょうかと
おそるおそるお尋ねすると

「ピンからキリまでいろいろあるから予算に合わせて選べばいいのよ。無理する必要なんて
全然ないから。」

と大変嬉しいお言葉を頂きました。涙。
今からいい楽器をそろえると後が大変ですよね、と言うと

「大丈夫、うまくなれば貸してもらえるようになるわよ」

またまたありがたいお言葉。。涙涙

大学とかもし本人が音大なんて行きたいと言いだしたら(実はもう言ってるけど‥‥)

「奨学金、とっていきましょうよ!私の生徒、全額もらってる子いるわよ。
なんなら海外に出てもいいわけだし。」

おお~~全てがポジティブシンキング。
先生のお言葉を聞いているとなんでもない事のように聞こえるのが不思議です。

ヴァイオリンのレッスンについて

2010-12-03 08:26:45 | Weblog
ヴァイオリンのレッスンについても書いておきます。主に苦悩について。笑

現在教本が三冊。週二回先生に見てもらっています。
セブシック、カイザー、小野アンナ。
日に日にレッスン内容が濃くなっていて、毎日の練習で、ない頭をフル回転してます。
次のレッスンまでになんとか仕上げなければ、と毎日焦ってます。

チイ子のヴァイオリンに対する考えを知って前の先生が教室を変える事を勧めてくださった時には
本当に悩みましたが、今は移って良かったと思っています。
試験を受けたときの事を先生は後にこう言ってくださいました。

「耳はいい、歌心はある。すごく上手だったわね。でも小指の関節が死んでた。笑」

それまではただ楽しくヴァイオリンを弾いてきただけだったので、関節の事なんか
考えたこともなかったわけです。
それから基礎をたくさん教えて頂きました。
近頃では、そろそろ曲をやらなきゃね‥‥と言われています。もちろん
スケールなども並行して習っていくのですが。
先生にまず最初に何の曲を弾くのかお聞きしたところ

「考え中です。一番いいのを考えてるから」

何だろうね、とチイ子と楽しみにしています。

ただ、練習が大変すぎて、チイ母がギブアップしそうです。
チイ子は頭が柔らかいのでなんとかついていってますが、最近はもう
チイ子頼りの事が多すぎて‥‥(恥)

先生
「で、これが上がって、そしてチスになる訳です。お母さん。」

不安げな表情でチイ母
「はい。」

先生
「チス、わかる?」

チイ母
「全くわかりません。」

先生
「あっはっは」

最初からこんな感じでした。
まず全ての音名がドイツ語。チスとはドの半音上がる。つまりドシャープです。
ドイツ語が音楽の世界での共通言語みたいです。
今まではイタリア語(ドレミファソラシド)と日本語(ハニホヘトイロハ)だけだったので四苦八苦です。
早速音符カードで暗記。。

先生は私が素人なのをご存知なのでだいぶ手加減してくださっているようですが
お人柄がとてもサバサバ、あっけらかんとした方で助かります。年齢は母と同世代くらいかな。
だから子供と孫を相手にするようにレッスンしてくださってます。

「じゃ、ママもお子さんと一緒にお勉強してきてね。弦をやってない人は解りづらくてちょっと苦労するかもしれないけど
、ここで脱落するのは早すぎますよ」

なんて事をちょこちょこ言われます。脱落早過ぎって。笑

それでもなんとか脱落しないで頑張っているのは、この音楽の世界にしがみついていきたいと
チイ母自身も思っているから。
チイ子がヴァイオリニストになりたいのはわかっているけれど、そんなに甘い世界じゃない事も
チイ母にはわかります。

でもいろんな楽曲に触れて、プロの演奏を聴いて、素晴らしい音楽を知れば知る程
やめられなくなってきました。
簡単に言うとチイ母もはまっちゃったのです。笑

一緒にコンサートに行ったり、DVDやyoutubeでプロの演奏を一緒に見たりした後に
いつかあの曲とあの曲弾いてね、いつかあのヴァイオリン協奏曲弾いてね。
いつかオーケストラをバックにあの協奏曲を聴かせてね‥‥と言うと

「うん。いいよ~ママならチケット代は永遠にタダだよ。」

なんて簡単にチイ子は言います。笑
そういう話してるだけでなんだか楽しいです。
別にプロのヴァイオリニストになんてなれなくてもいいから(って本人の前では絶対言えませんが)
チイ子とこういう音楽の話をずっとしていけたらな、と思っています。


夢への第一歩?

2010-12-01 10:48:18 | Weblog
最近朝が寒くて起きるのが辛いです。
学校に遅刻させる訳にはいかないので頑張ってますが。。

チイ子のヴァイオリニスト以外の直近の夢‥‥それは
ミュージカルに出る事。
毎週演技や歌のクラスに通っています。

もともとはバレエを習っていた頃に、ついでといったら失礼なのですが
同じ場所で歌も習えると知って少し歌の個人レッスンを受けていた先生から勧められたスクールでした。

チイ子は歌が好きなので大乗り気。
私的には演技のレッスンもどういうものなのか興味もあったし
きっとヴァイオリンを弾く上でもプラスになる予感がしたので「行きたい!」というチイ子を
連れていったのでした。

そのスクールのクラスメイトは(といっても全員年上ですが)
子供向け、大人向けのミュージカルに出た事がある、もしくは現在も出ている子が
結構います。

その中にいつもいると感覚がどうもマヒしてくるようで、チイ子は
自分もいつかは出られる、と思っているようです。

可愛いようなちょっと可哀相なような‥‥複雑な気持ちで応援していました。
ところが先日チイ子憧れのミュージカルの審査に行ってきたところ、なんと
最後の最後まで残ってきました。
毎週のスクール通いの成果が出たのでしょう。
惜しくも最後で通りませんでしたが。。

チイ子、だめだった瞬間、号泣。
予想はついていましたが(笑)
やはり泣かれると辛いものですね。

とはいえ、立ち直りも早い、早すぎるチイ子です。
帰り道にはすっかり笑顔で審査中のいろんな話をしてくれました。(親は全員シャットアウトなので見られません)

ずっと風邪気味だったチイ子に「のどを暖めるといいんだよ」と優しく教えてくれたお姉ちゃん。
その子はチイ子の大好きなスクールの先輩で、いつもいつもしつこく付きまとう(?)チイ子の
相手をしてくれる優しい女の子です。審査中の待ち時間も演技の話をしてくれたり、いろんな面倒を見てくれたようです。
その子が念願のタイトルロールをつかみました。本当に嬉しい。。チイ子の事より嬉しいかも。笑

そしてチイ子はチイ子なりに敗因がわかったようです。
「私多分あの時、歌でここの部分が失敗したかも」というような事も
いろいろ教えてくれました。

そしてその直後に群馬のおじいちゃんおばあちゃんの所に泊まりに行ったのですが
その時「すっごく楽しかった!」と話していたようです。
ただ残念、悔しいという気持ち以上に「楽しかった!またやりたい!」
という思いが強く残ったのはとても嬉しいことでした。

一つチイ子に可哀相なのは、チイ子は背が高すぎるということ。
役につき身長の目安があるのですが、チイ子は一回り以上高いので
年齢で言うと1~2歳年上のお友達と競わないといけないのです。
随分不利ですがそういう世界のようなので仕方ないです。

その中で最後まで頑張ってきたのは本当に誇りに思っていいことなんだと
いろんな先輩ママから聞きました。

そしてチイ子はまた来年のためにバレエを再開しました。
審査を受ける書類に通るためにはダンス歴は必須と聞き、チイ子の
夢を応援するために、一番近所の、発表会のない(これが嬉しい)バレエ教室にしました。

とりあえず、いつまでやるのか‥‥チイ子に一度聞いてみました。
チイ母的には、本当は、時間的にも金銭的にも(笑)ヴァイオリンに専念してもらいたいところなので。。

「一応毎年受けたい。でも、私きりのいいところでやめるよ。」

と意外な言葉が返ってきました。
きりのいいところって、どこ?と聞くと

「◯◯役まで(これが主役)」

つまり5年生くらいってこと。。そしてそれからどうするの?と聞くと

「もちろんヴァイオリンを頑張るよ」

予想通りの答えが返ってきました。
チイ子、頑張れ。