練習が嫌

最近ヴァイオリンに力が入らないチイ子。
本当にやる気がないのです。

練習が嫌だそうで、いつも逃げ回っています。
先生からは「毎日せめて２時間はやらないと。しかもダラダラした２時間じゃなくて集中した２時間ね」
と言われているにもかかわらず、出来ても１時間半くらい。そして休憩が多い。。

これまでヴァイオリンに関しては冷静に対処してきたお父さんもそろそろ思う所があるようで、今週はレッスン行くのやめなさい、と先日チイ子に言いました。
練習してないのに、見せるものがないのに先生の所に行っても仕方ない、という理由です。
チイ子は抵抗しましたが、結局レッスンはキャンセル。
週二回通う程練習してないのだから当たり前です。
でもだからといって練習量を自ずから増やすようなことはしないチイ子。

絶対やめない、やめたくないと言いながらも練習から逃げるのはなんでなのでしょう。
両親揃って頭を抱えています。

そして、練習してない学校から帰って来てからの膨大な時間、何をしているかというと本を読むかゲームするか。
iPadに入れたゲーム、楽しいのはわかるし絶対だめとは言いたくないけれど、自分でも制限が出来ないみたいで時間制限してもこっそりとどこかに籠って遊んでたりします。それで言い合いになったり。
チイ母もお父さんも多分小さい頃は好きな事を結構自由にやれた環境だったので、それが全く出来ないのはかわいそうだし取り上げる事はしませんが‥‥
本当に難しいお年頃になったものです。
しかもiPadで通信機能を使って、知らないユーザーとやり取り（といってもサンリオのキティちゃんとか出てくる可愛いやつですが）してるのを知ったときはちょっと驚き、かなり口酸っぱく言いました。ネットからつながる犯罪に巻き込まれる危険性などもよく言って聞かせて、それはさすがにやめさせましたが‥。
何にでも興味がある年頃なのは重々承知ですが、インターネットとの付き合いもよく考えないといけないと思いました。

せっかく今はツィゴイネルワイゼンという大曲に取りかかっているのに、なかなか前進しないのできっと本人も面白くないんだと思います。
あとはバッハパルティータ３番。これにも相当飽きてしまっているようです。すごく素敵な曲なのに、まだ年齢が浅いせいか、曲の深みが理解出来ないのは仕方ないとして、もっともっと突き詰めて曲と向き合ってもいいんじゃないかな、と大人の目線から見てしまいます。
改善点は多々あるんですけど、本人あまり気にしないで弾いてるのが本当に気になる。。

まだ１０歳。あまり先を急がずゆっくりさせてあげたいような気もしますが複雑です。
長い夏休み、どうしたらいいものか。
今年は前半は学校が推薦している英語のお勉強系サマースクールに通わせて、後半はスポーツ系の習い事をしたいと言っているのでただいま考え中。
ヴァイオリンの事はあまり考えていないように見えます。
でもシカゴにはラヴィニア音楽祭があるので、こちらのコンサートはたくさん行こうと思っています。
チイ子も聴く方は好きなので、今からたくさんチケットを取ろうと思っています。
パールマン、五嶋みどりさん、ジョシュアベルなどなど大物がたくさん来るようなので、とても楽しみです。
芝生席だと１０ドルで聴けるので、これ！というのはちゃんと席をとって（こちらはちょっとお高い）それ以外は芝生でゴザでもひいてのんびり聴くのもいいかなと思っています。