チイ子の日記

今日も元気に頑張ります!

その後

2017-10-06 23:27:37 | Weblog
前回の日記ではヴァイオリンの先生とのレッスンの直前でした。結果からいくと…
そのレッスンはまあ上手くいきました。そしてコンクール、コケました。
結局は尾瀬に行った事が影響したのかどうか定かではありませんが、練習では上手くいっていた箇所が(苦手なのはわかっていたので、かなりさらったのですが)コンクールの本番でこれまでになく失敗してしまいました。

終了直後に伴奏の先生といつもお礼と反省会のような時間があるのですが、チイ子は泣いてしまい、母も先生もどうしてよいやら困ってしまいました。旅行に行った手前挽回しようと努力していたのも知っているだけにかける言葉は難しかったです。

「努力しても、上手くいかないじゃん!」
しばらくはふてくされてそんな言葉を吐いていました。
「練習してない時の方が上手く弾けるのはなんで?」
ドリカムの歌で、「10000回ダメでへとへとになっても、10001回目は何か変わるかもしれない〜」
という曲がこんな時は大嫌いなチイ子です…

「10001回目もどうせ失敗するんだよ」
10000回も練習してないくせに…怒

そしてそんなふてくされ期間が三日間ほど続き、少し気を取り直して練習し出したものの、音楽教室の試験では全体的にはまあまあ良く弾けたもののまたもや普段しないような失敗をしてしまい、なんだかんだ踏んだり蹴ったりな本番を三回ほど経験しました。やはり直前に三日間ヴァイオリンに触らないというのは本当にダイレクトに結果に出ました。
そして、今季最後のもう1つのコンクールの二次予選。こちらは通るのが難しいと思っていたのですがなんと通過しました。年末には全国大会に出る事に。
これまでのエルンストとはさようなら、次の曲はパガニーニのコンチェルト1番です。正味二ヶ月半ですが、全力で取り組む事になりました。

「エルンストをこのまま弾き続けたら勝ち目はあるかもだけど、そんなのチイ子ちゃんには無理でしょう」
飽き性な性格をお見通しです…さらに二ヶ月半同じ曲を練習し続けるのはチイ子にとってもはや地獄。それでも大きなコンクールなどで入賞するのは例えば春に発表された課題曲を春夏秋冬とずーっと練習し続ける事が出来る、忍耐力を持ち合わせた一握りの子達なのですが。
そもそも先生はコンクールでそこまでして勝たせる事に意味を持たないというお考えなのです。
コンクールに残ってくる子達は皆同じ曲を弾き(学生音コンの課題曲)、とても完成度が高いです。その中でチイ子はチイ子なりに、自分を相手に闘うことになります。でもその方が絶対合ってると思うので、このスタイルで頑張っていけたらと思います。