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ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

少年ジャンプな日々~暗殺教室その2

2016年07月11日 06時30分21秒 | コミック・アニメ
改めてまずこの絵から話を始めます。


松井優征先生原作 もう連載もアニメも実写版映画も終了しました。
コミックスも全巻発売終わりました。
鮮やかにもメディアミックスの終了時期をすべてほぼ同時に持って来た。
連載終了直後実写版映画を上映、アニメもほぼほぼ原作通りに進行して終了、
その直後にコミックス最終巻を発売。
・・・スケジューリングは全くお見事でした。
連載開始直後から各方面と話をつけ、すり合わせ、
通常話が逸れて全くの別物になる同時進行型メディアミックスを
ぶれることなく終わらせた。
オマケにこの秋総集編アニメ劇場版を上映するんですってぇ??
しかも公式スピンオフ傑作「殺せんせーQ(クエスト)」も同時上映ですってぇ??


・・・・・やるね✧

その「暗殺教室」連載第一話の扉絵兼コマであったこの見開き。


松井先生曰くに、ふとこの絵が浮かんだ・・・と。
生徒が朝の挨拶に先生に向かって一斉射撃をする。

この絵を描きたくて、ここからスタートしてこの物語を考えたのだそうです。
そう、連載第一回の、2・3ページ目で、すでにすべて目的達成したという・・・。
このシーンを描くにはどんな設定が必要か、
そして、この絵を描いて、すぐ後のほんの数ページを描いた瞬間、
このマンガのラストは哀しい物語になると理解した・・・と。

そうですねえ・・・確かに。

初めは何を目的に始まったのか、何を目指すのか
ぶっちゃけ、このマンガのジャンルはいったいなんやねん!!と疑問だらけでしたし
前作「魔人探偵脳噛ネウロ」ファンとしては
「あの松井先生のマンガやからきっとまた容赦ないスゴイ作品やろう」と思いつつも
「やっぱなんじゃこれァァァ・・・・・!!」とも思ったものでした。



けど、ギャグ系コメディ系のスタイルを纏った
実は中身は結構真面目な学園ものであり人の生き方を教える物語であり
最後は・・・・たとえはヘンですが
「手塩にかけて育てた家畜を自らして喰らう農業科の実習生」のような
命の授業を描く物なのだ、と
やはり松井先生は読者に容赦ない作品をぶつけてきたな、と思いました。

そしてそれはその通りでしたね。

ここまでネタバレはまずいかな、と思って記事にせずにきましたが
ようやく書いていいかと思ったので・・・書きます、
この作品、名言はいっぱいありますが、
その中でも最もショックを受けた”名言”を・・・。



びっくりしました、ドキッとしました。
このひとことを連載本誌で見た時「殺られた!!」と心底思いましたとも・・・

少年マンガの王道とは、主人公やその仲間がいろんな試練を乗り越えて「強くなる」物語です。
その少年マンガにあって「弱くなりたい」なんて・・・・普通ありえない。

強くて頭脳明晰でイケメンすぎる殺せんせーの”前身”・天才暗殺者「死神」が
自身が強すぎたがために一番大切にしたかったものを守れなかったという
深い後悔の念から絞り出した言葉。

読み込めば読み込むほどにこの短い一言が突き刺さるようです。

「死神」だった頃、おそらくただ一度だけ幸せを感じたであろうこの瞬間

これを自らの手で壊してしまった、一生悔やんでも悔やみきれない思い、
「弱くなる」ことで手に入れたそれからの一年365日、

アニメの最終回のエンドカードがまた泣かせます。


欲を言えば、あの世とやらでの殺せんせーとあぐり先生のやり取りや、
「また二人で勉強しましょう」と約束した
二代目「死神」との勉強の日々を見てみたいものです。
二代目「死神」の最期の”微笑み”もよかった・・・


それにしても・・・・

これが!


これになるとかありえないだろ!www


あと、結構多くのみなさんがお気づきでしょうけど

二代目「死神」のコスチューム


ワールドトリガーのA級1位 太刀川隊のコスチュームとクリソツやんか~!www



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